悪魔王の統べる世界で〜ミニス編



「ひぐっ…あっぐ…うっ……」
目に涙を溜めながらミニスは泣き叫ぶのをかろうじて堪えていた。わずかに膨らみの生じた胸。陰毛も生え揃わぬ秘部。まだ幼さの残る少女の肢体が剥き出しに晒されていた。己の裸身に突き刺さる視線。その羞恥に打ち震えながらミニスは顔を染める。
「キャハハハハ♪ナニいっちょまえに恥ずかしがってんのよ。ガキのクセに。キャハハ♪」
「う…うぅぅ………」
甲高いビーニャの嘲笑にミニスは顔を伏せ堪える。眼前にいる悪魔の玩具奴隷。それが今のミニスの境遇である。まだ幼いミニスには過酷ともいえる処遇。だがそれを甘んじて受け入れるしかない。それが現実なのだから。
「んふふ♪今日は何をして遊んであげようかしらねぇ♪」
「あ…あぁ…うぅ…ひぃぃぃっ!ひやっ!!」
ほんのりと赤みを帯びたミニスの乳頭をビーニャはつねる。クリクリと指先で弄り回しながらどのようにして嬲ろうかと思考を巡らす。何分この娘に対してはできることは今のところ制限されている。膣およびアナルへの肉棒及びそれに類するものの挿入行為。ミニスの肉体を著しく損傷させるような行為はとりあえず厳禁とされた。そうなると流石にできる行為も限られてくる。
(まあレイム様の命令だから仕方ないんだけどね。)
嘆息しながらひとりごちる。用は後の楽しみは取っておけということだ。しかるべき時までにこの娘を適当に調教する。それが自分の仕事だと理解している。
「それじゃあ今日もしっかり奉仕するのよ♪キャハハハハハ♪」
「う…うぐぅ…あっ…は…いぃ……」
涙目交じりで鼻をすすりながらミニスはビーニャの言葉にうなずく。

「むっ…はむぅ…んっ…っ……」
赤みを帯びながらそそり立つ肉の竿。それは明らかに剛健でそれを所持するものの類稀なる精力を誇示するものであった。雄の力の象徴ともいえる剛直。それに可愛らしい小さな舌ベロがチロチロと這う。唾液を刷り込むようにして少女は亀頭のカリ首を舌先で一心不乱に奉仕し続ける。
「キャハハハハ♪何よ!唾つけているだけじゃない!そんなんじゃいつまでたったって終わらないんだからね。」
嘲りながらビーニャは急かす。この場には数十を数える魔獣がひしめいていた。その全てにフェラチオで奉仕する。それがビーニャにペットにされた日からミニスの日課となっていた。口腔を支配する肉の棒。口の中にひろがる精液臭と苦味に耐えながら奉仕し続ける。
吐き出されるスペルマも飲むことを強要されていた。もはやそれが食事代わりとさえ言わんばかりに。
(うぇ…苦い…不味いよう…うっ…ぐっ……)
肉棒を頬張りながらミニスは涙ぐむ。ケダモノのペニスなんかに自分の口をつける。そのことだけでも恥辱の極みと言うのに。それを飲めというのだ。それも一度や二度ではすまない数を。幼いミニスの精神をすり減らすには十分である。
「いいのかなあ〜そんなグズグズしてて。まっ、アンタが処理できなかった分はアンタの大事なお母様が代わりをしてくれるからいいんだけどね。」
「……っ!!」
途端、ミニスの顔が青ざめる。数瞬ほど身体をわなななかせてミニスは意を決したかのようにがむしゃらに魔獣のペニスにかぶりついて舌をはしらせはじめた。
「んっ…んむぅ…ん…むっ…はむっ…んちゅ…んっ…」
肉棒を陰茎まで咥え込む。筋に沿うようにして激しく舌を這わせると同時に睾丸を手で転がすように弄び始めた。尿道の中身まで吸い取るかのように強い吸着。顎を何度も懸命に動かして自分の喉でペニスをしごいく。激しさを増すフェラチオに答えるかのようにして魔獣のペニスも硬く勃起し熱い液汁をほとばしらせる。
「んっ!?んぐぅぅぅ!!んぅ…ぅ…ぷはっ!…げほっ…うげぇ…ぇ…」
胃に直接流し込まれるスペルマを喉に詰まらせてミニスはむせる。口を離した表紙に飛び散った白濁がミニスの顔にへばりつく。ミニスのぷにぷにした弾力のある頬がべっとりと付着した精液で白く染まる。
「キャハハハ♪やれば出来るじゃないの。その調子で頑張んなさいよ。キャハ♪」
高らかに響くビーニャの笑い声。喉に詰まる精液の苦味と悪臭。顔に吐き出されて滴る白濁の洗礼。この上ない恥辱を与えられ泣き出しそうになる。だがその衝動をミニスは必死の想いで堪えた。ミニスの脳裏に焼きついた悪夢そのものの光景。それが余りにもリアルにミニスの脳内で再生をはじめたからだ。
(わたしが…わたしが…頑張らないと…お母様が…お母様がぁっ!!)
自分を庇って肉奴隷に身を落とし輪姦され続ける母ファミィの姿。そのあまりにも無惨な光景は幼いミニスの心を蝕み続けていた。
「だいぶ慣れてきたじゃない。昨日よりも早く終わったわよ。キャハハハハ♪」
「ん…ぁ…ぅ………」
どれだけの時間が経過したのかそれさえ定かでない。一通りの奉仕を終えて顔ばかりか全身を白濁に染めたミニスがその場に転がっていた。どれだけの精液をすすらされたのだろうか。思い返すだけで胃から逆流してきそうになる。あれだけの数の獣達の欲情を抑えるには到底ミニスの口だけではおぼつかなかった。手や素股、足。髪の毛さえもペニスをしごく道具として使われた。押さえつけられた身体を這いずり回る無数の肉棒。熱を伴った肉塊が熱い情欲をミニスの身体にぶつけた。肌も髪も吐き出された精液でグチョグチョに汚されている。両手で握らされて素股で擦らされている間にも数本のペニスが口元に差し出された。次々と代わる代わる口を犯すペニスの群れ。むせ返る暇さえなく髪を掴まれ口をこじ開けられて奉仕させられる。無限に続くかとさえ思えた肉棒の乱舞。それが終わる頃にはミニスは心身ともにズタボロになる。まともに言葉を発することさえ叶わぬほどに。
(うぅぅ…もう嫌ぁ…こんなこと…ずっと…うぇ…うぇぇ……)
ひくひくと嗚咽する。性処理器具として酷使される苦痛。ミニスはそれを心の底から思い知らされた。それがどれほど辛く苦しいものなのかを。気が狂いはてできうるならばもう死んでしまいたいとさえ思う。こんな恥辱を苦しみを味わい続けるぐらいならばと。
(でも…でも…お母様はもっと…酷い目に…お母様…お母様ぁぁ!!)
だがファミィのことが頭にちらつく。ファミィはこの比ではない陵辱を甘んじて受け続けているのだ。ミニスを守るために。そのことに思い至る。だから耐えなくてはいけない。どんなに苦しくても。どんなに辛かろうと。
「うっ…ぐっ…うぇっ…お…母…様…ご…なさい…うぅ…めんな…い…うぅ…」
しゃくり上げながらブツブツとミニスは呟く。母に対する呵責に苛まれながら。自分のために母が陵辱されている事実。それは辛い奴隷生活とあいまってミニスを苦しめ続ける。

「あっ…はぁぁっ…う…くふぅぅぅ…ひっ…いっ…」
成熟した女性のみがもつ妖艶を備えた秘肉。それを掻き分けるようにして男根は打ち込まれていた。激しく腰を打ち付ける。肉ひだの感触をより深く味わいつくすために。膣肉を掻き毟られるような震動にファミィの口からはたまらず喘ぎが洩れだす。
「ひひひひ。ファミィさん。貴女の方も具合がよろしくなっているのではないですか。私のモノが痛いぐらいにキュウキュウ締め付けられていますよ。ひゃはははは。」
「そ…そんなことは…あっ…ひいやぁぁっ…ふぁぁ…あふぅぅ…」
否定しかけるが押し寄せる悦楽がそれを阻んだ。粘膜同士の摩擦が織り成す甘美な快楽。甘く心がとろけそうになる淫靡な快感がファミィの脳に押し寄せる。気づくと自分から腰を振っている。肉棒に貫かれる感触に溺れようと。
「たいしたものですよ。貴女ほどの名器にはそうそうお目にはかかれませんよ。だからでしょうか。今日の私は疲れというものを知りません。まだまだいきますよ。」
「あっ…あぁぁっ…ふっ…くっ…はぁぁぁっ…駄目ぇっ…はっ…あんっ…くふぅん」
吸い付くような膣肉の触感に気分をよくしてレイムは更に激しくファミィを犯す。ファミィの子宮に届くかのようにさえ思えるほど深く抉る。力強いピストンが繰り返される。逞しく太い男根が挿入を繰り返すたびに飛び跳ねるような刺激が伝わってファミィの脳を焼く。真っ白に燃え尽きてしまうほどに。神経を走る快楽の信号に抗いえない。堕ちてしまうというのだろうか。このまま。
(ミニスちゃん…こんな姿…貴女には…)
肉欲に溺れてよがり狂う。こんな醜態は愛するミニスにとても見せられるものではない。犯されてよがる淫らな母の姿など。金の派閥の議長としての矜持も人間としての尊厳も何もかもが消えうせた。ここにあるのはただ淫らな雌がただ一人。
(でも…貴女だけは…こんな目には……)
それでも残されたのは母としての想いだ。娘の無事を祈る母としての想い。この悪魔が人間との約定を守るなどありえない。ミニスも辛い目にあわされているのだろう。あるいは今のファミィ自身のように。それでもミニスのために為すことがあるのならば。それを為すしかないのだ。自分を犯す肉棒。その禍々しい狂気はミニスにも向けられるやも知れぬ。
それならば自分の身体で一本でも多く受け入れよう。吐き出される白濁。自分の身体で受け止めよう。少しでも愛する娘を汚すものの数を減らせるのならば。たとえ淫らな雌に身を堕とそうとしても。悪魔達の慰み者の肉便器にされようとも。
「あ…はぅぅぅぅ…ふぁぁぁぁっ」
刹那、膣内射精の衝撃に仰け反る。豊かな乳肉を震わせながら。ドクドクと液汁が子宮へと流れ込んでくるのを感じる。子宮から溢れてしまいそうに成るほどに。
「すごいですねえ貴女の身体は。ファミィさん。これだけ射精したというのに私のモノはまだまだピンピンしていますよ。いくらでも射精できそうです。」
液汁を注いだばかりというのにレイムの肉棒は硬度を落さない。ファミィの身体を貪り足りないと言わんげである。
「はぁ…はぁ…もっと…まだ…足りないんです…だから……」
息を切らす。既に肉体は限界を超えていた。それでもねだるようにファミィは言葉を紡ぐ。
「もっと…してください…私の身体で…できれば…もっと大勢で……」
もう足腰立たなくなるほどに犯され続けたというのにファミィはより犯されることを求める。少しでも多くの肉棒を白濁を己で引き受けるために。それが愛するミニスを守るためにファミィができる唯一のことだから。
「ふふふ。そうですね。一人占めはいけませんねえ。ひゃはは。」
にんまりと笑みを浮かべながらレイムは目配せする。その先には配下の悪魔達が多数控えていた。そのどれもが主から肉奴隷を下げ渡される時を待ちながら情欲を滾らせている。
目配せに気づいてかわらわらと多数が押し寄せる。ファミィの肉を求めて。
「良かったですねえファミィさん。今日も私ども大勢で愛してもらえますよ。肉奴隷としてはこの上ない栄誉ですよ。」
「は…い…ありがとう…ござい…ます…」
息も絶え絶えに答えるファミィの余力は乏しい。後ろから近づく悪魔の眷族の足音を聞こえる。意識を失う暇すらファミィには与えられない。次に彼女の口から発せられたものはアナルファックの衝撃に悶えた喘ぎ声であった。レイムと繋がったまま手始めに二本挿しで犯される。肉壁越しに二本の肉棒がこすれ合ってファミィの膣を腸を責め立てる。何度経験してもこうしてペニスで身体を挟まれるのは慣れないものだ。たまらずに悶えて喘ぎ何度もオルガズムを与えられる。腸と子宮に同時に逆流してくる液汁。しかもそれで終わりではない。順番を待ちかねて控える眷属は多数。かくしてファミィは今日も過酷な輪姦を受ける。愛するミニスのためその身を生贄にして。

「んあぁぁっ!!んぁぁぁぁっ!ひぃぃぃぃっ!!あひゃぅぅぅぅ!!」
少女の悲鳴は部屋の壁を激しく叩きつけて反響する。過酷な陵辱に身も心も憔悴しきったミニス。そんな彼女に課される調教はまだまだ終わりを見せない。白濁にまみれたミニスの身体。その上をゲル状の物体が舐めるように這いずり回っていた。
「キャーッハッハハ♪。あれで終わりだとでもおもってたのぉ?甘い甘い。キャハ♪」
嬲られるミニスを見つめながらビーニャは悦に浸る。泣け。叫べ。喚け。そしてアタシをもっと楽しませろ。そう念を込めながら見入る。ビーニャの念を受けたのかは知らないがミニスの身体を這いずるスライムはまだ幼い蕾のようなミニスの性感帯部をぬめった表面を這いまわして責めつづけている。
「らめぇ…おかひくなっひゃふぅぅ…んひぃぃぃ!!くひぃぃぃぃ!!」
呂律すら回らずにミニスは喘ぎよがる。スライムはピンク色をしたミニスの乳頭を、まだ男根の洗礼を受けていない未熟な女性器をそのぬめぬめした表皮で嬲りつくす。敏感な箇所をスライムでこすりつけられてミニスの意識に白い火花が飛ぶ。押し寄せる快楽信号が頭の中を漂白していくのだ。真っ白に。
(わたし…駄目…変になっちゃう…お母様…お母様ぁぁぁっ!!)
終わりなく与えられ続ける責めにミニスの心は折れそうになる。たまらずにこの場に居ない母に助けを求める。無駄と知りつつも。
「んふぅぅぅ!!んひぃぃぃ!!んひゃぁぁぁっ!!」
延々と続くスライム責めの刺激。脳内を焼く悦楽の嵐にミニスは悶える。白濁液に濡れた彼女の身体は今度は自分の秘所から噴出する淫水にまみれることとなった。
(キャハハ♪ホント馬鹿よね。どのみち母娘仲良く一生あたしらの玩具だってのに。)
嘲りながらひとりごちる。娘のために身を捧げるファミィも母のために調教に耐えるミニスも悪魔達にとっては滑稽な道化にすぎない。ほんの余興のための。
(レイム様こいつのことどうするつもりかしらん。んふふ母親の目の前でこいつの処女を散らしてやったらさぞや愉快でしょうねえ。)
思い浮かべるだけで楽しくなる。自分が肉便器に身を堕としてまで守ろうとした娘。その娘が眼前で陵辱されたときの母の絶望はいかに美味だろうか。愛する母ともども肉便器にされて未来を閉ざされる娘。その娘が見続ける悪夢はどれほどの滋味か。想像するだけで涎が垂れそうになる。
「まあどっちにしろそのときまでにアンタをこのビーニャちゃんがみっちり調教してあげるんだからね。キャハハハ♪楽しいぃぃぃぃぃ!!キャハハハハハ♪」
ビーニャの高笑いは響く。スライムに嬲られ続けるミニスを尻目に。こうして悪魔の玩具とされた哀れな母娘の一日は過ぎてゆく。無情なことに。


つづく

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