ハサハ×バルレル



「じゃあ、ラウル師匠の所に挨拶に行ってくるから、二人で仲良く留守番しててね。
特にバルレル!ハサハの事、いじめちゃだめだからね!」

そう言い残して、トリスはギブソン・ミモザ邸の門を出ていった。
その後ろ姿を、二階から見送った悪魔の目が、妖しく光る

「ケケケ♪ようやく出てったか」

バルレルの口元に笑みが浮かぶ。
後ろを向くと、ハサハがベッドでスースーと寝息をたてていた。

「おい!おい、起きろ!キツネ!」

ハサハの近くに行き、ピシピシと頬を叩く。

「んっ・・・あ、おはよう・・・バルレルお兄ちゃん・・・」
「ったく。おはようじゃねえよ。もう昼になっちまってんだよ」

バルレルは少し苛ついた様子で、ハサハを一蹴する

「あれ・・・?お姉ちゃんは・・・?」

いつも隣に寝てるはずの、トリスの姿が無いのに気付き、不安そうな顔でハサハは近くにいる悪魔に尋ねる。

「あぁ、アイツならメガネ達と、どっかに出掛けたぜ。つまり、今、この家に居るのはオレとオマエだけだ。わかるか?この意味?」

バルレルは、悪魔らしい嘲笑を浮かべて、ハサハを見やった。
しかし、ハサハはバルレルの言葉の意味が分からず、小首を傾げた状態でバルレルを見つめ返す
ハサハのその表情に、またも苛立ちを覚えた悪魔は声を荒げる。

「いつものヤレって言ってんだよ!」

バルレルの怒声に、ハサハの小さな体はビクッと震える。

「なんだぁ?まさか、嫌だ、なんて言わねぇだろうな?」

バルレルは脅しをかけるように、自身の指をポキポキと鳴らして、ハサハを睨んだ。

「や、やるから・・・乱暴・・・しないで・・・」

ハサハは、か細い声で答えると、バルレルのズボンをゆっくりと降ろし、サオを小さな手で掴んで、ピンク色の舌でピチャピチャと舐め始めた。

「ケケ♪わかりゃいーんだよ♪だがな・・・」

そう言って、バルレルは、先端だけを舐めているハサハの頭に手を乗せる。

「いっつも言ってんだろ?もっと深く銜え込めってよ!!」

ハサハの頭を押さえ込み、口の奥まで肉棒を突き入れる。

「ムッ!モガッ!ン!フアッ!」

ハサハは口を塞がれ、酸素が行き届かなくなった脳で、それでも、言われるがままに舌を使って必死に奉仕する。

「ヒャハハ♪やりゃあ出来るじゃねぇか!?この調子ならすぐ出ちまうな!最ッッ高に気持ちいいゼ!!」

バルレルの腰の動きと共に、ハサハの口内が掻き混ぜられる音が室内に響く。

ジャプッ ジャプッ ジャプッ ジュプッ 

「ムッ!プァッ!バルッ、ぉ兄、ゥムッ!ちゃ!モガッ!」

ハサハの苦しげな声が、突き込まれる異音の合間に吐き出される。
その時、バルレルの体全体が絶頂を伝えるべく大きく震えた。

「くっ!出すゼ!全部飲めよ!ヒャハハハハ♪」

ドピュッ ドプッ ビュクッ 

「Σ!!? プァッ!ハッ!ゲホッ!ゲホッ!」

吹き出された精液の量の多さに、ハサハはゴホゴホと咳き込んだ。

「あ〜ぁ・・・全部飲めって言っただろ?こりゃ、お仕置きが必要だな、ケケケ♪」

バルレルは言うが早いか、ハサハの着物の帯に手をかけ、スルスルと脱がせ始めた。

「あっ・・・や、やだよぅ・・・バルレルお兄ちゃん・・・」
「やだよぅ、じゃねぇーんだよ!それに・・・」

バルレルは、ハサハのまだ幼さの残る秘部に手を伸ばす。

チュクッ・・・

「ふあぁ!!」
「ここは、もう濡れてんじゃねぇーか。口ん中犯されて感じてたのか?ヒャハハハ♪」
「ち、違っ、ふあぁ!はぅ!」

バルレルは、ハサハの陰唇に口を近づけ、わざとピチャピチャと音を立てて舐め始めた。

「何が違うんだか・・・もうこんなにトロトロじゃねーか?とんだエロギツネだな。ヒャハハハ♪」

室内に卑猥な水音と、小さな狐の喘ぎ声が響く。

チュピッ チュブチュブッ チャプ チュブブッ!

「ふぁ!やはっ!ふみゅっ!や、やめてよ・・・はふっ!」
「口じゃあ、嫌がってても、下の口は欲しい欲しいって言ってるぜ?ケケケ♪今挿れてやるからな」

バルレルの下半身から突き出たモノは、凶嵐の魔公子の名に相応しい大きさと、長さを持つまでに膨張していた。
バルレルは、それをハサハの割れ目に当て、いきなり中に突き入れた。

「ひぁぁぁぅぁぅぅっ!!」

突然の衝撃に、ハサハの口から涎と悲痛な叫びがこぼれる。

「ヒャハハ♪わりぃわりぃ。いきなり挿れちまったら痛ぇよなー。だがな・・・これは、お仕置きだから仕方無ぇーんだよ!」

その言葉と同時に、バルレルは勢い良く腰をピストンし始めた。
ハサハの尻とバルレルの腰が打ち付けられる音が響く。

パン!パン!ズパン!ズパァン!ズパァン!

「はゎっ!ふぁ!や!はんっ!」

突き込まれる度に、狐の耳がピクンと脈動する。

「くっ!相変わらずスゲー締め付けだな・・・こんなに狭くちゃ、すぐ奥に当たっちまう・・・」

バルレルは射精するのを我慢するように顔をしかめていたが、しばらくして、何かを思いついたように、ニヤリと笑った。

「そういや・・・オマエのこっちの方は、まだ試したこと無かったよな?」

そう言って、バルレルはハサハの尻の方に手を伸ばしていく。

「や!お、お尻は・・・だめ、ふあぁ!」

チュブ チュブブッ 

「ケケケ♪なかなか感度いいじゃねーか?こりゃ楽しめそうだ♪」

そう言うと、バルレルの尻尾が、シュルシュルとハサハの尻に伸びていく。
その尻尾は、いつの間にか毒々しい男性器の形を形成していた。

「ふぇっ!な、なんで・・・」
「オレは悪魔だからな。少し本気を出せば、こんくらい訳無ぇーんだよ」

尻尾の先端が排泄をするための穴に当たる。

「や、やだ・・・やめて・・・そんなの・・・入らないよぅ・・・」
「そうかもな・・・ま、試してみりゃ分かるか」

ズププゥッ!!

「ひあ゛あ゛ぁ゛ぅ!!」

ハサハの懇願は聞き届けられず、淫乱な挿入音と、高周波に近い叫びが、空気を振動させる。

「ヒャハハハハ♪こりゃ、とんでもねぇ名器だぜ!中の肉がオレの尻尾を擦りあげるように動き回ってやがる!」

バルレルの尻尾と腰が動く度に、相乗された水音が、部屋全体を支配する。

チュボッ ジュプッ クヂュッ ジャプッ ジャプ

「ふぁう!ひゃ、ひゃめて・・・ぁふっ!ふゃぁ!ハ、ハサハ・・・おか、しく、なっちゃうぅぅぅぅ!!」

ハサハの目からは涙が溢れていた。
口からは舌がこぼれ、涎が辺りに撒き散らされている。
それでも、バルレルはストロークの勢いを弱めようとはしなかった。

「くっ!もう出ちまう・・・中に出すからな!」

バルレルは自身を絶頂に導くため、突き込みをより一層激しくする。

「や、中は・・・ひゃあ!やめてぇ!」

ビュク ビュク ドピュッ

「ふぁはぁぁ!熱いぃ!熱いのたくさん、中に出ちゃってるようぅぅぅぅ!」

ハサハの陰唇から、ゴポゴポと音を出して、精液が流れ出る。
バルレルはサオと尻尾を抜き、その場に力無く座り込んだ。

「ふぅ〜。気持ちは良いんだが、尻尾も変化させて、射精もしたから、体力も魔力も随分無くなっちまったぜ・・・こりゃ、しばらく動けねぇな・・・」

座り込んでいるバルレルに、ハサハがトコトコと歩み寄る。

「バルレルお兄ちゃん・・・」
「なんだよ?オレはもう動けねぇんだよ・・・」

怪訝そうな表情で悪魔は仙狐の顔を見る。

しかし・・・どういう訳か仙狐は満面の笑みを浮かべ、悪魔を見返す。
その表情にいささかの不安を抱いたバルレルだったが、その不安はすぐに確たるものになった。

「あのね・・・ハサハ、まだイッてないよ?だから・・・早く、続きやろう・・・?」

今度は悪魔の叫び声が、聖王都中に響き渡った・・・


おわり

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