トリス×レシィ



「ふみぅ・・・ん、んん〜〜、あ、あれここは」
「大丈夫ですか、御主人さまぁ・・・」
半泣きだったレシィはベットの上で大きく伸びをするトリスに言った。
「レシィ・・・私、なんでこんなところで寝てるの?」
そこはミモザの家だった。時刻はまだ昼を過ぎたばかり。
窓から差し込む日の光が暖かい。
「御主人さま覚えてないんですか?平原で外道召還使と戦ってたんですよ」
「え、・・・そう、・・・なの?」

トリスはついさっきまで大平原で召還使退治をしていた。
しかし、戦いの最中、持ち前のSっぷりを発揮したトリスは逃げ出した敵を追って一人駆けだしたのだ。それだけなら良かったのだが、彼女はついでに持ち前のドジっぷりまで発揮してしまった。
走り出したと思った瞬間、足を取られてそのまま地面に真っ逆さま。
「ゴン!」と元気のいい音をたてて気絶してしまったのだ。

「御主人さまぁ!今度からはもうちょっと周りを見てから行動して下さいね!」
普段はおとなしいレシィも自分の主人の命がかかっている問題である。
いつもより語調は強かった。
「はぁ〜い、もうしませ〜ん・・・」
トリスが不服そうな返事をした。
「・・・でも、・・でも良かったです、御主人さまが無事で、ほんとに心配したんですからぁ」
レシィがトリスが起きてから初めての笑顔を見せた。

それからしばしの沈黙の後、
「レシィ・・・」
トリスは口を開くと同時にレシィの白い腕をぐっと掴んだ。
「ちょ、・・・御主人さま!なにを・・!!」
言うが早いか、トリスはレシィの体を自分の寝ていたベットに押し倒した。
「なにするんですか?!御主人さま!まだ安静にしてなくちゃ・・・」
まだ言い終わっていないレシィの口をもう一つの口が塞いだ。
「ん、んん〜!!」
必死に抵抗するレシィだったがまさか主人を突き飛ばす訳にもいかない。
そんなレシィを構いもせずトリスは舌を入れた。
訳も分からないまま頬を真っ赤にし、レシィは行為が終わるのを待った。
「っは、ぷはっ・・・・」
長い口づけが終わった。
レシィには言いたいことが山ほどあった。
しかし頭が混乱してなにも出てこない、口をパクパクさせて
「あのっ!・・・そのっ!・・・えっと!・・・」
と言葉になっていなかった。
「レシィは私の事きらい?」
「えっ・・・」
先に言葉を発したのはトリスだった。
「私はレシィが好きだよ、いつも一生懸命なレシィのことが大好きだよ」
そう言ったトリスの声は震えていた。
「ご、御主人さま・・・」
「・・・レシィ、いいよね?」
レシィは無言の返事をした。
「・・・ん、んふぅ、・・ぷはっ・・・んちゅ」
「・・・あ、あう、御主人さまぁ・・・」
レシィはベットの上に仰向けになったままで、トリスはレシィの足の間に顔を埋めている。
トリスはレシィのそれを愛おしそうに頬張っていた。
白く、綺麗な指が優しく包み込み、温かい舌がまんべんなく絡みついた。
「ねぇ、レシィ、気持ちいい?気持ちいいなら、そう言ってよ・・・」
「そ、そんなぁ・・・」
護衛獣として主人にそんなこと言えるはずがない。
レシィはますます頬を赤らめ困っていた。
「ふふっ、レシィってば可愛い・・」
そう言うとトリスは顔を上げた。
「もう大丈夫だよね。ねぇ、レシィって、女の人初めて?」
「は、はい・・・」
どこか申し訳なさそうにレシィは答えた。
「そうなんだ、じゃあお互い様だね、私も初めてだよ・・・」
トリスはレシィの上に跨った。
いわゆる騎乗位の形である。
「・・・いくよ」
「は、はい御主人さま・・・」
レシィのを舐めていたトリスも興奮していては濡れていた。
「く、・・・あ!んぐっ!・・・あっ、んんん〜!!」
しかしどれだけ濡れているからといって、そこは初めて男を受け入れるのだ。
声にならない声を苦しそうにあげるトリス。
「大丈夫ですかっ!?御主人さま!」
「ふふっ、レシィってばホントに優しいんだ。こんな時に相手の心配なんかして・・・」
トリス笑って見せたがその顔から苦痛の色は消えていなかった。
「うう、くっ!・・・ぁぐ!あっ!んはぁ!・・・」
ずぶりと何かが弾けたような感じがした。
トリスの体がガクンと落ち、レシィの全てを飲み込んだ。
そこには紛れもない、そのことを象徴する赤い液体があった。
トリスは前につんのめりそうになった。
「あっ、御主人さま!」
トリスの二の腕をレシィはがしっと掴んで支えた。
「レシィ、動いて・・・いいよ・・・」
レシィに支えられながらもトリスはそう言った。
彼女の眼には虚ろであったが意識はあった、そして先ほどと違う何かがあった。
まだまだ苦しそうではあるものの、明らかにその表情は違ったのだ。
トリスの手がレシィの首の後ろにまわした。
レシィは沈黙したまま腰を動かした。
「ふあっ!・・・はっ!、んんっ!」
徐々に腰の動きは早くなっていった。
その動きにあわせてトリスもレシィの上で動いた。
「はっ!・・くっ!ぅ、あうっ!ふうぅん!」
さっきまでとは声が明らかに違っていた。
自らも快感に身をよじらせて、絶妙な動きをしてみせた。
「あっ!・・・レシィ、来て!」
二人はお互いの舌と舌、指と指を絡ませた。
レシィがトリスを持ち上げるように激しく突き上げスパートをかけた。
「ん、んふっ!・・あ、や!レシィ、イク、イッちゃうよぉ」
「はっ!・・・あ!・・・御主人さま、御主人さまぁ〜!!」
トリスのお腹がレシィの精で満たされていった。
そしてそのまま二人は倒れ込み、優しく抱き合った。


おわり

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