ハヤト×クラレット



クラレットは動かない肢体を必死に動かして、青ざめた顔で涙を流していた。
「や・・・ハヤト、やめ・・・」
召喚獣を憑依させられて、躯が自由に動かないようにされた。
たわわに実った乳房をもみくちゃにされ、服を剥がれていく。
力のこもった大きな掌で潰されるような感覚。
痛くて痛くて、いつもの優しい彼がどこにもいなくて、
さらにクラレットの目から涙が出てきていた。
「いや・・・痛い、痛・・」
顔に痣が浮かんだハヤトは、苦痛に苦しむクラレットの顔を見てにやりと笑う。
手はクラレットの大きな乳房を握っており、その柔らかい感覚を楽しんでいる。
「嘘だね。そんなことを言って・・・本当は気持ちいいんだろう?」
言って、少しだけ手に入れていた力をゆるめる。
ゆるめて、和姦をするように、いとおしそうに乳房を揉んでいく。
「気持ちよくなんか・・な・・・っあ、は」
必死の形相でハヤトを睨み付けるクラレット。否定の言葉を呟くように言うが、語尾には明らかな快楽の色が混じっていた。
「ふぅん・・・じゃあこれは何だ」
双球の頂点で色づく乳首。ハヤトは両方を同時にきゅっとつまんで、クラレットの背中がくっと浮くのを見て、笑った。
「うっ・・あ」
痛みの中に快楽の混じる声を聞きながら、ハヤトは乳首をくにくにと指で摺り合わせたり、親指で潰して反応を見ていた。
「ハッ・・・レイプされて悦んでんのか・・とんだ淫乱だな」
「そんなんじゃ・・アあっ」
真っ赤になったクラレットをせせら笑うハヤトは、いったん乳房から手を放して、右の乳首に吸い付いた。
左手はクラレットの首筋に這わせて、右手は長いクラレットの髪を一束つかむ。
これから何をしようというのか。
不意に、髪の毛をあいている乳首に触れさせた。
触れるか触れないかの愛撫と痛いほどの愛撫で、クラレットからは生理的な涙が溢れてきていた。
しばらくハヤトはそれをつづけていたが、同じ反応しか返ってこないことに苛立ち、口と手を肌から離した。

はあはあと肩で息をするクラレット。
噛まれた乳首は赤く起きあがって、だらしなく開かれ、縛られた足の間からは蜜があふれてきていた。
ハヤトはそこをまじまじと見つめ、おもむろに一本、指をつっこんだ。
「きゃあ!」
突然のことで、躯がびくんと撥ねてしまう。
ハヤトはなかをかき回すと、すぐに指を抜き取ってしまった。
「あ・・・」
非難のような声を出してしまい、クラレットは唇を噛んだ。
ハヤトはそれに、今日何度めかの笑いを零し、指を膣の後ろに持っていく。
そして、むりやり菊門に濡れた指をつっこんだ。
入り口は狭くて、指に痛みさえ覚えるようだった。
ほぐすように指を動かして、内壁が柔らかくなるのを待つ。
やがてとろとろとからみつくようになってきた壁の具合を感じ取って、ハヤトは指に旋回運動を加え始めた。
そしてあいているもう一本の手をピースするような形にして、クラレットの膣に宛った。
二つの穴を同時に責める。お互いの壁がこすれるように触って、何度も喘がせた。

「そろそろ、いくかな・・」
ハヤトは猛った自分を見て、呟いた。
そしておもむろに服を脱ぎ始める。その姿に、クラレットは恐怖を覚えた。
「や・・・来ないでっ・・いや、いや」
どんなに哀願しても、ハヤトは聞かずにクラレットの中へ入っていく。
つぷ、とある程度の所まで入ったときに、ハヤトを邪魔するものがクラレットの中であたった。
処女膜だった。
「まだしたことなかったんだ・・てっきりそうじゃないかと思った」
言ってハヤトは腰を進めた。
膜が裂ける音がして、痛みがクラレットを襲う。
濡れていたために、血はそこまで出ることはなかった。
全部収まりきると、すぐにハヤトは腰を動かし始めた。
苦痛に喘ぐクラレットの乳房は、動かされるたびにたぷたぷ揺れ、大きさを物語っている。
けっこうな時間が経った頃、射精感が高まってきた。
一層奥まで打ち付けられる杭にクラレットは気づき、震えた声を出す。
「いや・・・中にしないで・・外に、外にだしてっ・・・」
「嫌だね」
言って、ハヤトはクラレットの最奥に白濁を放った。

それから。
何度となくクラレットは犯されつづけ、躯が真っ白になるまで離してもらえなかったという。


おわり

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