選択形式でロッカのエロSSを書いてみる



「んっ………うんっ……むっ……」
 固く結び付けられた僕たちの唇。その中で僕たちは互いの舌をねっとりと絡ませあっていました。
 唾液で濡れる舌と舌がこすれあって、それがえも知れぬ快感を生み出しています。
 口付けを交わしながら感じるのは互いの鼓動。それはとくんとくんと僕たちがどちらも相手にときめいていることを告げます。
「……はっ……あっ……ぷはっ……」
 息を吐きながら顔を離します。口元が涎と涎で繋がっていてなんだか奇妙な感じです。
 顔を見合わせながらちょっと照れくさく僕は顔を染めます。
「ん……ロッカ……」
 そう頬を赤らめながら呟くトリスさんの顔は他の何よりも僕の心を揺さぶります。
 辛く長かった戦い。それを終えて念願の平和を手にした僕らは今、こうして甘く睦みあう一時を迎えています。

「おかしなものですね。僕がトリスさんとこういう関係になるだなんて」
 苦笑しながら頭を掻きます。元来、僕はこの手のことには奥手でした。
 ですが僕たちの大切な妹のアメル。あの娘のために親身になってくれたトリスさん。
 旅のご自身も辛い立場にたたされながらも強くあり続けた彼女に僕の心はいつしか奪われてしまったのです。
「ううん。ロッカやみんなのおかげだよ。あたしがこうしていられるのも」
 眩しい笑顔でトリスさんは言います。戦いの合間の夜に、僕は幾度かトリスさんと逢瀬する幸運に恵まれました。
 正直僕はアグラお爺さんのように取り立てて力があるわけでもない。ネスティさんほど賢くもない。
 そんな僕をトリスさんは選んでくれました。自分でも信じられないことですが。
「そんな風に思っちゃだめだよ。もっと自信を持っていいよ。あたしがロッカを選んだんだからさ」
 人懐っこい笑顔でそう言うトリスさん。反則です。可愛すぎます。ああ、ぼくの分身が言うことを訊かなくなってしまいます。
 どうしたらいいんでしょう。するとクスクス笑いながらトリスさんはこういいます。
「どうして欲しいか言って。あたし頑張るからさ」
 ああ、僕はなんて幸せものなんでしょう。

A とりあえずお口でお願いします
B 手でこすってください。
C たまには足なんかもいいですかね
D トリスさんの可愛いおっぱいをいじりたいです
D 「その……トリスさんのおっぱいをいじらせてください。お願いします!」
 一気に僕は吐き出しました。ああ、言っちゃいました。変態ですよね。
 普通こんなの女の人に幻滅されちゃいそうです。でもトリスさんは少し恥ずかしそうにしながらも
「うん……いいよ……」
 OKしてくれました。いやっほう。ようこそ僕のパラダイス。

「あんまりジロジロ見られると恥ずかしいな。あたしおっぱいちっちゃいし」
 そう御自身の可愛らしい胸にコンプレックスを抱くトリスさん。
 でもいいんです。僕にとってはそれが最高なんです。ああどこまでも起伏の少ない平原。
 そこに花咲く小さな蕾。なんとも愛らしい。あまりの愛らしさに虜となる。
「あんまり褒められてる気しないんだけど」
 ジト目で僕を見ながらトリスさんは呟きます。
「そうだね。ロッカってロリコンだもんね。ミニスやユエルにはいつも優しいもんね」
 口を尖らせるトリスさん。ああ、誤解ですよう。そりゃあの娘達のまだ青い蕾特有の芳香に
 (*´Д`)ハァハァしたのは認めますけれど僕が愛しているのはトリスさんだけです。
 トリスさんだけなんですから。
「信じてあげる……一応……」
 疑わしげに一応は納得してくれたようです。しかし疑われるのは心外です。
 だってあの娘たちいつかは育っちゃいますし。ミニスなんかファミィさんを見る限りそれなりには。
「何か言った?」
 いえいえ。何も言いませんよ。何も。

 なだらかな面にかすかに生じた膨らみ。指で触れるとそこは柔らかで暖かい。
 ささやかなこの感触。たまりません。このために僕の人生はある。
「また何か失礼なこと考えていない?」
 そんなことはありませんよ。トリスさんの胸は素敵だと思っているだけです。
「まあ、気に入ってもらえるのは嬉しいけど」
 呟きながらもトリスさんの顔は赤く染まっています。可愛い。
 さて現れた僕の花園。それをどのように愛でましょうか。

A 揉んでみる
B 吸ってみる
C ペニスをこすり付けてみる
A 「ふみゅっ!んぅっ……」
 ふよんと指先でなぞった途端にトリスさんがビクッと反応します。
 思いのほかに敏感です。もっとトリスさんを感じさせてみたい。
 僕の中でそんな欲望が膨らんでいきます。
「やぁ……もう少し……優しく…ひゃぅぅぅ!」
 ちょんと乳首の先っちょについた僕の指先。それが乳頭を軽くつまみます。
 指の腹で優しくコリコリとほぐすように。
「やぁだ……ちょっと……」
 抗議を示すトリスさんですがダメです。許しません。続いて手の指全部を駆使して
 トリスさんのほのかな乳脂肪を揉みしだきます。ああ、ほんのちょっこりとだけ
 指先でこね回す柔らかな感触。これだ。これが僕の求めていたものなんだ。
「ひやっ……あぅ…意地悪っ……馬鹿ぁ……」
 涙目になりながらも甘い声で可愛く鳴くトリスさん。やっぱり小さい方が感度が高いって本当なんですね。
 このままいつまでもこのささやかな感触を楽しんでいたい。そう思いながら器用な手つきで胸を弄り続けます。
 ああ、最高ですよ。ぼかぁなんて幸せなんだ
「っ……ぐすっ……んっ……」
 おっといけません。いくら自分が楽しくてもトリスさんがよくなかったら何にもなりません。
 単調な刺激ばかりでは飽きるでしょう。トリスさんをもっと満足させてあげないと。

A クンニする
B あそこを指でいじってみる
C 今度はトリスさんに好きにさせてみる


つづく

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