トウヤ×カシス



「ん……はぁ……」
 疲れの色を湛えた息を吐き、彼は自室のベッドにゆっくりと身体を投げ出した。
 柔らかな布地が彼を受け止める。
 薄手の上着に細身のパンツを穿いて、黄色い木で組み上げられた部屋のベッドで目を閉じる。
 漆黒の長髪に切れ長の瞳。細面の精悍な顔をした少年だ。
「久し振りだなぁ……こっちの世界も……」
 目を閉じたままんーっと伸びをする。
 そして力を抜き、ゆっくりとまどろみの中へ落ちていった……

 どのくらいたったろうか、なんだか、体が重い。
 それに、何もかけていなかったはずなのに、暑い。
 その重いものが何かを確かめるため、彼は首を持ち上げ、瞳を開いた。
「……カシス……」
「トウヤ……もう眠るの?」
 ベッドで横になっている彼の上には、一人の少女が同様に身体を横たえていた。
 栗色の髪、大きな瞳、小柄だがしなやかな肢体。
 彼女は甘えるように彼、トウヤの身体の上でうつぶせになり、おもむろに首に手を回す。
「カシス、向こうからそうだけど、毎日こうしてない?」
「だって、私の居場所は君の傍にしかないんだもん」
 カシスはトウヤの胸元に頬を当て、愛おしそうにすりついた。彼女の頭頂部で何故かハネている髪の毛が、彼の首筋をくすぐる。
「ん……カシス……」
 それがくすぐったいからか、はたまた別に意図があるのか、トウヤはカシスの両肩を両腕で持ち上げ、上体を起こす。
「トウヤ?」
「カシス、こういうことは……」
「何?」
 そう言って、悪戯っぽく目を細める。まるで切れ長の瞳の奥にある本心を読み取っているかのように。
「私には分かるよ……トウヤが……本当は女を……私を求めてくれてるって」
 そう言って再び彼の身体に抱きつき、首筋にキスをする。
「…………」
 トウヤは彼女から目をそらした。その姿を見て、彼女はにこりと笑う。
「だって……君は私の声に呼ばれて来たんだもんね。必ず、私たちは惹かれてるんだよ。何かが必ず……ね」
 強引に唇を重ね、少女は自重で彼を押し倒した。
「んっ……」
「トウヤ……」
 首に回した腕の力を緩めず、彼女は激しくキスを続ける。
 息継ぎまでして、激しく舌を絡めあう。
「カシス……」
 彼は遊んでいた両腕を彼女の背中に回し、小さく小柄な少女を抱きしめた。
 激しいキスを続けながら、彼女は笑う。
「うふふ……トウヤ……やっぱり……んっ……ん……」
 互いの唾液が絡み合い、部屋の明かりを反射して煌く。
 激しいキスは数分続いた。
 その間二人は、互いにしっかりと抱き合い、その存在を確認するかのように唇を重ね続けた。
 互いの世界が違うことを、忘れようとするかのように。

「はぁ……はぁ……トウヤぁ……」
「カシス……」
 カシスは彼の上に乗ったまま身体を持ち上げ、丁度騎上位の体勢になる。
 そのまま自らの服を脱ぎ始めた。
 ミニのワンピースを脱ぎ、自らの細い体と、豊満な胸をさらけ出した。
 淡い青の下着があつらえた様に似合っている。
「それ……」
「ふふ……向こうでトウヤが買ってくれた下着……大切にしてるんだよ」
「また、小さくなった?」
 よく見ればハーフカップのブラから、その柔らかい胸がはみ出してきている。
「うん……気に入ってるのになぁ……」
「結構大きいの買ったつもりだったんだけどね」
 そう言いながら彼は上体を起こし、少女の顔を見つめる。
「まぁ毎日……トウヤに可愛がってもらってるから……いいんだけどね」
 彼女は手を後ろに回し、ホックを外す。
 腕をストラップから抜き、その乳房が露になった。
「ほら、触って」
 彼女は彼の手を握り、自らの乳房へと誘う。
 彼の手でも隠れないほどのサイズの胸は、はち切れんばかりの弾力で彼の手を押し返し、自らの形を保とうとする。
「あ……ヤバ……もう気持ちいい……」
「するの?」
「……うん……もっとして……」
 頬を赤らめながら、呟くような小さな声で彼女は求めた。
 彼はその両手で少女の乳房をつかんだ。
「ひっ……」
 その感覚に思わず身をよじる少女。
「やっぱり、少し大きくなってるよ」
 両手で揉みしだきながら彼は言った。
「あっ……や、っぱり……? あっ……あ……」
 彼の手の中で、その大きな果実は一秒ごとに形を変えていった。
 彼の体温が掌から少女の胸に伝わり、その伝わり方の変化でさえ、彼女を興奮させていく。
「いっ……あっ……いい、よ……トウヤぁ……気持ちいい……」
 乳房の先が立ちはじめた。彼の手にそのこりこりとした感覚が伝わってくる。
「……どうしたら、嬉しい?」
 意地悪な問いかけが彼女に浴びせられる。
「んっ……先を……舐め……て……ひぁっ!?」
 言葉を言い終えるより先に、彼は少女の乳首を強くつまみあげた。
「あっ! あっ! ……と、とう……トウヤ……」
「ここが弱いんだよね。舐めたほうがよかったのかな?」
 そう言いながらも、彼の指先は少女の乳首を激しく引っ張り、愛撫し、また感じさせていく。
 その力加減が、カシスは大好きだった。
「あっ! いいっ! 気持ちっ! 気持ちぃっ! あぁん! やぁ……はぁっ!!」
 決して彼女の要求に媚びることなく、それでも彼女を満足させる……
 そのスタイルは、いつも自分を持ち続ける、彼の姿そのままであった。
「カシス……」
 首を横にかしげ、キスをする。
 そうしながら彼女の身体を左腕で抱き寄せ、右手で乳房を包み込み、再び揉みしだく。
「はぁ……ん……トウヤ……トウヤぁ……」
 彼女も彼を求め、激しくキスをする。
 唇を離すと、再び煌く唾液の糸。
 甘美なまでに濡れた瞳で、彼女は彼にしなだれ掛かり、再び押し倒す。
「トウヤ……次は……私の番……」
 紅潮した頬と快楽を求める瞳の色。それは、彼に彼女が乱れだしたことを伝えるのには十分だった。
「さ……余計なものは脱いで……」
 彼女は彼の上着を引っ張り、首元に押し込んだ。
「んっ……カシス……」
 そして少女は、その瞳を一層輝かせて、彼の乳首に吸い付いた。
「んっ……」
 彼の体がビクっと反応する。
「はぁ……あん……トウヤの……味ぃ……美味しい……よぉ……」
 彼女は舌先で彼の乳首を責め、また軽く噛みながら、同時に自らの快楽も求めていった。
「……?」
 トウヤが気づいたとき、彼女は右手で自らの秘部を弄っていた。
「あっ、あっ……んっ……はぁん……あっ……」
 少女は、彼の乳首を弄びながら、自らの秘部から快楽を引き出していた。
「あぁー……気持ちいい……気持ち……いいよ……トウヤ……ああっ……」
 お気に入りの青い下着が、自分の愛液でぐしょぐしょになっていくのも構わずに、自らの愛液を彼の太ももにも思い切りかけながら、彼女は快楽を求めていた。
 ベッドのシーツには大きなシミができていた。
「カシス……」
 そう呟き、彼は彼女の顔を見る。
 真っ赤に染まったその表情は、快楽の虜となっていた。
 普段の彼女を知るものには、想像もできない光景だったろう。
 愛するものに抱かれ、その上で自らの快楽を貪る……その表情は夢見心地、その瞳には愛しい者、そして、快楽。
「あっ、もうっ、ダメ……気持ちいい……気持ちいいよ……とまんないよぉ……」
 独り言のように紡がれる言葉は、彼女も無意識のうちに自らの状態を伝えていた。
「カシス」
 彼女の名前を呼び、彼は無理やり彼女の方向を180度逆にした。
「うあぁ……トウヤ……」
 回転のうちに彼女の秘部、そして下着から指が抜け、同時に愛液も飛び散る。
 彼の顔や服にも、少女の熱い液が染み込んでいった。
「カシス……そっち、お願いね……」
 彼はそういうと、少女の秘部に指を差し込んだ。
「うあぁぁぁっ!?」
 指にねっとりと絡みつく熱い液……指を差し込むたび、中の肉壁が脈動し、強く締め付ける。
「あ、あぁぁ……トウ……ヤ……そこ……ダメ……」
「大丈夫、痛くしないから。それより、そっち、お願いね」
 言葉の通り、苦痛を与えることなく彼は彼女の秘所を弄んでいる。
「そろそろ、僕も我慢できなくなってきたから」
 ここまで魅力的な少女に迫られ、目の前で自慰をされてまでもよく我慢してきたものだというべきか。
 少女はその言葉に従い、快楽に激しく反応し続ける身体で、ようやく彼の肉棒を見つけ、引き出す。
「……わぁ……」
 快楽にとろけた目にもよくわかる、屹立した立派な肉棒。日々挿入しているとはいえ、直接目の前で見るということはやはり別なのか、彼女は感嘆のため息をつく。
「好きにして……いいんでしょ……?」
「ああ……いいよ」
 彼の指は相変わらず少女の秘所をまさぐっている。
 指先の微妙な力加減、肉壁の変化に合わせた刺激、秘部にかかる彼の荒くなった息でさえ、彼女にとっては至高の快楽の一つとなっていたのだった。
「あっ……あん……もう……私だって……あっ……」
 少女は彼の肉棒を、根元からゆっくり舐めていった。
 筋の裏、怒張した血管、亀頭の溝に至るまで、丹念に丹念に、濃厚な愛と共に舐め続けていく。
「……上手くなったね。初めのころよりずっと……」
「う、ふふっ……だって、君のためにいつも練習してるんだよ……」
「最近飴玉舐めてるのは、そういう理由?」
「うふふ……教えてあげない……んふっ……」
 そう言って彼女は、その巨大な肉棒を口いっぱいに含んだ。
 彼女の口には到底収まらないサイズだった。
 喉の奥に突き立てられるほどまで深く咥えても、根元までは数センチほど残っている。
 (本当、君ってすごいんだね……)
 彼の表情が、一瞬快楽に覆われる。
 しかし、すぐに表情を戻し、彼女の秘所に刺激を与え続けた。
「んふっ、ふっ……んん……んふっ!!」
 その肉棒に口を塞がれ、声もでない状態の彼女。
 だが、必死に愛しい彼の肉棒を舐め、首を前後に動かす。
 (誓約者で……この世界を救った勇者様で……)
「なぁ……カシス、こうしたら、どうかな?」
 彼は彼女の下着を脱がし、その秘部に顔を押し付け、舌をその割れ目に入れた。
「ふむぅぅぅっ!? んっ! んんっ! んはあっ!!」
 その瞬間のあまりの快楽に耐えられず、口から彼の肉棒を出してしまった。
「っと、カシス、そっち、お願いしたろ?」
「うっ、んっ、うん……」
 彼女はその肉棒を握り、自らの胸で挟み込んだ。
「……最近、大きくなったからね」
「案外気持ちいいのかもね……動くから……」
 カシスはその言葉と同時に、自らの身体を上下させ始めた。
 しかし、彼の体の上にうつぶせでのしかかったままでは、その動きはそんなに長くは続かなかった。
「どうしたの?」
「な、なんでもないよ……続けるから」
 局部の快感がどんどん強くなっている……そう感じながらも、彼女は自らの胸でその肉棒を包み、先端部を咥え込んで舐めることにした。
「カシス……結構、気持ちいいよ……」
「トウヤ……」
 (本当に、すごい人だよね……君は……)
 その反応が見れたことが嬉しくて、彼女はその行為の激しさを増させた。
 それに負けじとばかりに、彼の舌も、自らの秘所の奥にまで入ってきたことが感じられた。
「んあっ! あっあっ! そこ……いいよ……お……」
「カシス……もっと……よろしく……」
 そのまま弾力ある豊満な胸で肉棒を押さえ込み、肉棒を出来るだけ奥まで咥え込んだ。
 喉の奥に届いても、まだやめずに。
 (大好きだよ……トウヤ……本当にすごい……素敵な人……だって……)
「んぐっ、んふうっ! んんっ……」
 自らの下半身も、そろそろ限界のようだ。彼の舌の動きに合わせ、腰が勝手に動いてしまう。
 そのたび溢れ出す愛液が飛び散り、彼の顔や身体をはじめ、部屋の中のもの全てに染み付いてしまっていた。
「カ、カシス……そろそろ……!」
「んはっ! トウヤッ! トウヤッ! お願い! いっぱい出してねっ!!」
 (だって……だって貴方は……)
 彼は自らの舌の動きを、目一杯激しくした。
 彼女も自らの舌の動きを、目一杯激しくした。
「……くっ……!!」
「んっんっ! イッちゃ……イッちゃうっ……ああっ……!!!」
 彼の肉棒から白い精液が大量にほとばしり、少女の顔、胸、口……それらを彩った。
 彼女の秘部からも激しく愛液が放出され、彼の髪がまるでシャワーでも浴びたかのように、しっとりとしていた。
 二人の呼吸は完璧なまま、互いに果てた。
「はぁ……はぁ……トウヤぁ……」
 体の向きを直し、彼女は彼の胸に再び寄り添った。
 力の抜けたまま、まるで生まれたての仔猫のように。
「カシス……」
 だが、彼は即座に彼女をベッドに押し倒し、その上で彼女の顔を見つめた。
「あっ……トウヤ……」
「……ふっ……どうせ、あの程度じゃ止めないんだろ?」
 なんだかばつの悪そうな笑顔を見せ、彼は言った。
「……私のこと、よーくわかってるじゃない……」
 (そう、だって貴方は……)
「じゃあ、いくよ」
「うん……」
 彼の肉棒が、少女の肉壁を分け入っていく。
 (私なんかを……)
「んっ! ああぁぁぁっ!!!」
「はぁ……カシス……キツいな……」
 (こんなに愛してくれるんだから……)
「トッ、トウヤァ……気持ちいいよ……さっきなんかより物凄く気持ちいいよぉ!!」
 叫ぶように快楽の言葉を放った。
「カシス、まだ皆起きてるんだから……」
 そうはいったものの、別段咎めている様子ではない。
 彼はそのまま、自らの腰を動かし始めた。
「あっ! ああっ! あんッ! ふあっ!」
 激しい腰の動きに合わせ、つい自分も腰が動いてしまう。
 そんな淫らな姿を見ても、彼は何を言うでもなく、黙って抱きしめてくれる。
 どんなに私が、今彼の前で乱れようとも、明日になればいつものように抱きしめてくれる。
 そんな彼を、彼女は心から愛しているのだった。
「トウヤッ! トウヤッ! トウヤッ!!」
 いつのまにか初めのように、彼の首に手を回していた。
 それでも自らの秘部に突き立てられる肉棒の勢いは衰えることなく、激しく膣内をかき回し、愛液が溢れ出す。
「いいよぉ! 最っ……高……! トウヤのっ! もっともっとほしいよっ……!! ああーっ!!」
「カシス……どこに、だそうか……?」
 腰の勢いを止めずに、彼は問いかけてきた。
「――かぁ……膣内……私の膣内がいいっ! いっぱい、いっぱいっ! 溢れるほどぉ!!」
 かすれているかのような声だったが、彼には伝わったようだ。
 腰の動きはさらに激しさを増し、身体を貫かれるような衝撃が彼女を襲う。
「あひっ! あんっ! だめぇ! ダメッ! もう、イッちゃう! ヤダァァア!」
「いく……よ……!」
 彼の動きが一層激しくなった……
「あっ!」
「ふあぁぁぁぁぁっ!!!」
 彼の肉棒から放たれた大量の精液は、少女の肉壁の奥まで届き、そして逆流した。
 彼がゆっくりと自らの肉棒を引き抜くと、熱い精子が、彼女の小さな膣からどろりとあふれ出してきた。
 愛液と混ざり合い、大変な量となって。
「はぁはぁはぁはぁ……はぁ……はぁ……」
 身体を痙攣させながら、彼女は無理やり身を起こす。
「……カシス? 無理しない――」
 彼がそう言おうとした瞬間、彼女が飛びかかるかのように彼に抱きつき、そして先ほどとは逆の方向で重なり合った。
「って……カシス……?」
「トウヤ……私……私……」
 彼の胸に顔をうずめ、何ごとかを呟く。
「……?」
 あいうい、その母音の形に、彼女の唇が動いたが、音までは分からなかった。
「……カシス……?」
 彼女は彼の上に乗り、膝立ちになった。
 一瞬涙を拭くように腕を顔の前に通した。
「トウヤぁ……私が攻めるの好きだって……わかってるよね……?」
「……いや……まぁ……」
「じゃあ……なんで今まで……ずっと攻めてたの……?」
 彼の頬には、一筋の脂汗。
「……い、いやその……だって……カシスが攻めると……」
「ハッキリ言って!!」
 さっきまで猫なで声で甘え、快楽を貪っていたとは思えない声色だった。
「……たとえ昼間からでも、朝になっちゃうから……さ……あ、あはは……」
 その言葉を聞いた彼女は、にっこりとした笑みを浮かべた。
「ふーん……つまりは……早く私をイカせて……楽になりたかった……とでも?」
 笑みの奥には、いくつもの感情が見て取れた……
「あ、あはは……そ、そういうのじゃなくって……」
 こちらには、たった一つの感情しか見て取れないが……
「うっふふ……トウヤぁ……喜んでよ。これから太陽が昇りきるまで……ずーっとセックスできるよぉ……」
 彼女の瞳には、再び燃え盛る情欲の影。
 一方彼の瞳には、強烈な不安感が……
「え、そ、それは……大体、誰か来るよ……?」
「来たら巻き込んじゃえばいいでしょ? トウヤの世界でも、エミちゃんだっけ? 巻き込んで3人でやってたじゃない……」
 小悪魔……というより、完璧に悪魔の笑みで、彼女は彼にキスをする。
「私、トウヤと違って、始めたら我慢できないの。君ほどすごい人間じゃないからっ!」
「か、カシス……」
 そういって、彼女は彼の肉棒を自らの局部に押し当てる。
「んっ……だからぁ……あと……10時間以上は……付き合ってもらうよ……トウヤぁ……」
「……休憩って……ある?」
 そんな言葉を言う彼に、彼女は思いっきり笑顔で答える。
「ないっ!!」
 そして、肉棒を挿入した。
「ふあぁぁぁんっ!!」
「んぐっ……!」
「あっあっあっ!! んあっ!!!」
 騎上位の体制で、彼女は容赦なく腰を振った。
「か、カシス……!! も、もうちょっと……手加減……」
「あっ! ああんっ! 奥までとどくっ!! と、とまんないっ!!」
 そういいながらさらに腰の振りが激しくなった。
 やめるつもりや手加減のつもりなど、全くない様子だった。
「と、トウヤっ! む、胸……おっぱい揉んでっ……!!」
 そうねだる少女。 彼はそれに従い、両手で乳房を揉む。
「はぁんっ!! きもっ、ちっ! いいっ!! んっんっんっ!!」
 こうして毎回長時間揉むから、ここまで大きくなったんだろうなぁ……と、彼は心のどこか隅で思った。
「トウヤぁ! トウヤぁ!! すごいよぉ! 止まらないよぉー!!」
 彼女の激しい腰の動きは一向に収まる気配はない。
 彼と彼女の結合部分は、先ほどの大量の精液と愛液が混じりあい、さらに今も吐き出され続ける彼女の愛液が急激に混ざり、最高の潤滑剤となっていた。
 小さな少女の局部に明らかに不釣合いな彼の巨大な肉棒が、その少女にしっかりと咥え込まれ、その膣の中で暴れまわっている。
 そしてそれを求め、さらに激しく腰を振る少女。
 その乳房も激しく揺れ、下から見上げる彼にとってはとてつもなく甘美な光景となっていた。
「気持ちい……止まんない……気持ちいいのが収まんないよぉ!!」
 激しく息を切らしながら、彼女はそれでも腰を振り続ける。
「カシス……そろそろ出るよ……」
「トウヤっ! 全部……全部膣内に……! 一杯っ……!!」
 そのまま彼女の腰の動きはさらに激しくなり……
『うあぁぁぁぁぁっ!!!』
 二人同時に、大きな声を出して共にその快楽の結果を放出した。
 騎上位で、未だしっかり挿入されているのに、そこからは精液や愛液がほとばしっている。
 二人の行為がどれだけ激しいかは、ベッドや服の汚れからからも明らかだった。
「カシス……」
「トウヤ……」
 そして、二人は長いキスをした。
 その結合部からは、未だに大量の精液と愛液の交じり合った液体が、隙間からとめどなく溢れているのだった。

「さて……トウヤ」
 キスの唇を離した彼女は……
「まだまだいくよ……」
 小悪魔のような笑顔で言った。
「……はぁ……」
 彼が半ば諦めたようなため息よりも早く、彼女は再び激しく腰を振り出したのだった。
「あんっ! あっ! んあ……あぁぁぁんっ!!!」


おわり

目次

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