ライ×ポムニット



「うう……ん…?」
妙な感覚にライは目を覚ました。
今は夜遅く、月が空に満ちている。
なぜこんな真夜中に起きてしまったのだろう。しかもなんだか変な気分だ。下半身が熱い。
体を起こしてみると、その理由がわかった。
両足の間にポムニットの顔があり、自分の剛直を嘗め回している。
「あ、ライさん。起きちゃいましたか。」
いつもと変わらぬ調子でポムニットが笑いかける。
「……これは夢だ」
夢なら納得だ。
この前も筋肉質の帝国軍人がランプを持ちながら
『ぬうぅぅん!』
とか言いつつタマヒポを呼ぶ夢を見た。今回もまた夢だ。
「夢じゃありませんよ」
夢はみんなそう言う。一応確認の為に頬をつねる。……痛い。ということは、
「うわあーーーーーー!!」
非常識な現実に脳がついていかない。思わず大声をあげる。
「ポ…ポムニットさん!なにしてんだっていうかどっから入った!?」
寝る前に戸締まりは確認したはずだ。
「窓から入りました」
「ここ2階だぞ!」
「わたくし半魔ですから、なんてことない高さですよ」
それもそうか。
「ってそうじゃなくて!」
冷静に考えると、この状況は、かなり、まずい。
何がまずいのか聞かれると困るがとにかくまずい。
少なくとも誰かに見られると確実に誤解されるだろう。
「心配いりませんよ。ミルリーフちゃんも御使いさん達も今は里にいます」
そんなライの心の内を読むように、ポムニットは囁く。
「いやそういうことを言ってるんじゃなくて」
なぜこんなことになっているのか。ライが知りたいのはその点だ。
「申し訳ありません。ですが、我慢できませんでしたので」
「……我慢?」
「だって、好きな人と一緒にいるのに何もできないなんて、拷問ですよ」
「えっ……」
好きな人。そういえば昼間もそう言っていたが、からかっているのだとおもっていたが。
「ライさん…ご迷惑…ですか?」
おそるおそる、といった感じで、ポムニットが聴く。セイロンばりの上目遣いがライを動揺させる。
「えっと、そりゃうれしいけどさ…」
正直、かなり嬉しい。彼女が自分を恋愛対象として見ているとは思っていなかったわけだし。
しかし物事には順序が…
「ってちょっとポムニットさん!?」
ライの返事に目を輝かせたポムニットは、中断していたフェラチオを再開している。
竿の腹を重点的に舐め上げ、唾液をつける。亀頭に沿ってゆっくり舌を這わせる。
「…ちゅ…ん…れろ…ちゅば…」
「うっ…ポムニットさん…」
彼女の巧みな舌遣いに、ライは呻く。
ライに拒む意志が無いのを見て取ったポムニットは、彼を口全体で含み、しゃぶり始めた。
「む…くちゅ…ふ…ん…むちゅ…」
「うあ…ポムニットさんっ…オレっ…」
とろけるような快感がライを襲う。耐えきれずにポムニットの口に射精する。
「んっ…む…ん…」
流し込まれた白濁をポムニットは飲み込んでゆく。
「んふ…男の方のって、結構多いんですね?」
ぐったりしているライに向かって、彼女は妖艶に微笑む。

しばらくの沈黙の後、ライは口を開いた。
「いいの?オレなんかで」
「わたくしは構いませんよ?」
「でも…ポムニットさんならもっと他にもいい人が」
「でも、わたくしを半魔と知ったとき、一番初めに引き留めてくれたのはライさんでしたよ?」
「それは…」
「あのとき、本当に嬉しかったんですよ。こんなわたくしでも受け入れてくれるんだ、って」
「ポムニットさん……」
「ライさん…好きです…」
「オレも、ポムニットさんのこと大好きだよ」
震える声で愛の告白をしたポムニットを、ライは抱きしめる。
「ライさん…幸せです…」
うれしさで半泣きになりながらポムニットは言葉を続ける。
「わたくしのはじめて…貰っていただけますか?」

ベッドの上、メイド服を脱いだポムニットは、月明かりに照らされて妖しい魅力を放っていた。
ほっそりとした肢体に、程良い大きさの双丘。
陶器のようななめらかな肌は、たとえるならテレビーのような、いやむしろアプセットの…
「あ、あのライさん?なに考え込んでるんですか?」
「え?いやちょっと…」
ライは気を取り直してポムニットに向き合う。改まってみると何からするべきか迷う。
とりあえず、両手を使って正面にある乳房を揉んでみる。
「あ…んっ…ふぁっ…は…」
揉み、こね回し、先端をつねる。その度にポムニットは敏感に反応する。
ライは彼女の胸に顔を埋めて夢中になって揉みしだく。
「ポムニットさんの…すごく柔らかい…」
「あ…ありがとうございますっ…っあ…やぁっ…はあああんっ!」
「ポムニット!?だ、大丈夫か!?」
電流が流れたように痙攣し、ぐったりとした彼女をライは抱き止める。
しばらくそうしていると、ポムニットが元気を取り戻したようだ。
「ポムニットさん、もう大丈夫?」
「はい…すいません。ご迷惑をおかけしたみたいで」
「そんなこと無いよ。オレもちょっとやり過ぎちゃったみたいだし」
「いいんですよ。それより、そろそろ…」
「うん、わかってるよ」
ライはポムニットの腰を持ち上げ、自分自身の剛直に降ろしてゆく。
彼女の秘所は前戯によって愛液で溢れていたので、スムーズに彼を受け入れる。
「ああ…ライさんが…わたくしの中に…」
「ポムニットさんの中も…すごくあったかいよ…」
「そう言ってもらえると嬉しいです…」
「じゃあ…そろそろいくよ」
そう言うと、ライは自らをポムニットに打ちつける。彼女もそれに併せて腰を突き出し始める。
「あっ、ライさん、ライさんがっ、わたくしの奥に、ふぁっ、んっ、ぶつかって、ぶつかって、やあっ!」
「くっ、ポムニットさん、すごい…」
ポムニットの秘肉はライの剛直に絡みつき、どろどろの潤滑液を出しながら、奥へ奥へと彼を誘ってゆく。
ライのモノは、ポムニットの中を暴れながら、何度も何度も彼女の最奥を蹂躙する。
「はあんっ!もっと、もっと、んっ、わたくしを、感じてくださいまし、あぁっ!ふぁっ」
二人の動きが徐々に激しくなり、限界が近づく。
「くっ…ポムニットさん、オレ、もう…」
ライは限界を感じ、ポムニットの腔に白濁液をとき放つ。
「ふぁ…ライさんのが…わたくしのなかで…いっぱいあふれてます…」
彼の精液を受け止めたポムニットは、彼にしなだれかかる。
「大好きだよ、ポムニットさん」
「わたくしもです、ライさん」
もう一度気持ちを確かめながら、ライは眠りに落ちた。


おわり

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