セイロン&シンゲン+童貞の "棒" 中術講座 その5



「やめろ、まだ子供だぞ!」
童貞が叫んだ瞬間、空気が凍る。
どこのどいつのためにこの一途な少女がこんな無法な手段で豊胸に挑んだというのか。
フェアはこんな破廉恥な手段であるとは全く知らなかったわけであるから、童貞が悪いのかセイロンが悪いのかシンゲンが悪いのかはトントンである。
しかしここに及んでの子供扱いは、あまりに惨い。

シンゲンに言わせれば、14歳だって2年も擦れば16歳で、御主人は15歳だから3年たったら18歳なわけだから、全く問題ございません。
という事である。ロリコンではない。気に入ったのがたまたま若かっただけだ、というのは全く言い訳である。要するにロリコンであった。

セイロンの場合は多少具合が違うが、とにかく童貞の「まだ子供」発言に、場合によっては当人のフェアより腹を立てているのだった。

「同意の上なら問題あるまい」
な、なんだってー!
いつの間に微乳とそんな艶っぽい関係になったんだ、と。羨ましすぎてそろそろ我慢汁でも出そうな勢いである。
出ても童貞のケツに付くわけなので、結局もったいなくてしない。掛けるならあっちがいい。

な、なんだってー!は童貞も同じである。
「嘘だろ・・・!?」

未だフェアはセイロンの腕の中である。同じ腕の中なのに偉い違いだ。
セイロンの手は相変わらず衣服の中に突っ込まれてはいるが、しっかりとフェアを抱きしめている。

羨ましい・・・と、シンゲンのみならず童貞グラッド青年も思ったかは謎である。

「嘘じゃないよ」
ぽつりと呟くフェアの声は冷え切っていた。

「私がしてって言ってしたことだもん!お兄ちゃんは黙ってて!!」
「っ・・・フェア・・・」

「(駐在の好みの巨乳になる為に)豊胸の秘術を使って」「(ミント並みの)胸にする」
と言う建前(彼女にとっては建前でなかったかもしれないが今となっては殆どその気である)ではあるが、確かに同意の上での事で、フェアがしてって言ってしたことであった。

「(良いのか?)」
また俯いたフェアの耳の裏辺りに口付けを落としながら、誰にも聞こえないように小さく呟く。
フェアがこくりと頷くので、正直ここまでしてしまうとは思ってもいなかったが、そのままフェアをベッドに引き倒した。

本当に同意の上だ、我は悪くない。
卑怯では、あろう。

そう思わないことも無いが、体の下の華奢な肢体を眺めやるにつけて、それも些事だな、と、とりあえず見せ付けてやろうと思うのであった。


めくり上げた服の下から、刺激に耐えかねて真っ赤に存在を主張する小さな乳頭が現れる。
ずっと揉み続けて手に馴染んではいるが、改めてみると綺麗なものである。
「綺麗だ」
素直にそう言うと、極度の興奮と混乱とで、グラッドを怒鳴りつけた後はぼんやりとして心ここにあらずであったのが、恥ずかしそうに微笑むのでなぜかたまらなく悲しくなる。

仰向けでは髪留めが痛かろうと、髪を結わえていた紐を解く。
透き通るような色の髪を散らして男の体の下に居る様は、立派な女である。
「・・・っぁ・・・」
いたるところに口付けを落とせば、感度は良好らしく小さな声を上げる。
それに気を良くしてちらりと童貞とシンゲンを見やれば、童貞は意気消沈して体育座り、シンゲンは再び正座で鑑賞モードに入っていた。
空気を読んで欲しい。

衣服を取り払い、先ほど散々弄った秘所に手を遣る。
指に纏わり付くほど潤ってはいるが、なるほど初めてなだけはあり、なかなか解れない。
一度通してしまったほうが良かろう、どうせするなら善いほうが良い。

白くすべらやかな胸に下を這わせながら、ゆっくりとフェアの体を起こす。
起こされたフェアはとろりとした目でこちらを見る。
ああ、正気じゃないな。そう思うもののここでやめられるほど優しくは無かった。

「シンゲン」
「何でしょうか〜〜っ!」
下心もとい期待を隠そうともせずシンゲンが応える。

「手伝ってはくれぬか」

断るわけが無い。
今回、童貞は何も言わずただ成り行きを見守っている。
そんなだから未だに童貞なのである。


「『秘術』の仕上げだ。まあ跨ってその中心を刺激すればよい。気の巡りも善くなろう」
ここに来てそれかよ!
突っ込みたいが微乳に触れているのでよしとする。
シンゲンが念願の微乳を揉みつつセイロンに跨るフェアを支える、所謂騎乗位である。
頑なに締まる入り口が、自身の体重でゆっくりと開き、セイロンのものを飲み込んでゆく。

「やぁらかいですよ〜御主人っ〜」
シンゲンが執拗に乳を揉むので、微妙な振動が伝わり具合が良い。

「痛っ・・・!いたい・・・!」
痛みで正気に戻ったのかは知らないが、今更戻ることなど出来ない。
腰を掴んで一気に引き寄せる。
戦いの場に身を置き、痛みには慣れているようだが、その痛みとこの痛みとでは方向性が全く違う。声にならない悲鳴を上げるフェアの秘処を刺激しつつ、ゆっくりと腰を動かす。

愛液に混ざって赤いものが零れる。それに微かな満足感を覚えた。
シンゲンは相変わらず乳を揉み続けて使い物にならない。

「ゆっくり、自分で腰を使ってみなさい」
「・・・いっ・・・っぅ」

痛みの中に快感を覚え始めた頃合を狙って、教育的指導を入れる。
一応、講座であった。

膣の壁を押し広げて進入し、また出てゆく。
その異物の動きを正確に捉えることが出来る頃には、同時にぞくりと背をつたう快感に、フェアは気付き始めていた。

押し寄せてはまた逃げてゆく。快感の波を捕らえようと夢中で腰を動かしていた。
目の前がくらくらして、足が自分のもので無いかのようにがくがくと震える。
そっと腰に手を添えられて、やんわりと動きを止められる。

「きもちいい・・・」
気持ちが良い。でも、まだ足りない。
なんだか判らないが、まだ足りないのだ。

絶頂の一歩手前で動きが止まる。

「それは良かった」

フェアから棒を抜き、執拗に引っ付き続けるシンゲンを剥がす。
切なそうにこちらを見るフェアを他所に未だ満足しては居ない自身を仕舞いこむ。


待ってくださいよ!俺まだなんにも・・・!
ぎゃあぎゃあと騒ぐシンゲンを引き摺り、部屋の隅で体育座りをする童貞の頭をぶっ叩いて曰く。

「この愚か者が」


「据え膳はとっとと喰うものだ」

ぽかんとする童貞、グラッドを他所に必死の抵抗を試みるシンゲンを部屋の外に放り出す。

「続きはそこの馬鹿者にしてもらえ」
同じくベッドの上でぽかんとするフェアに呟き、セイロンもまた部屋を出た。

そして、ドアが閉まるのであった。





「飲むぞ」
「ひどいですね、セイロン先生」

双方、息子は猛ったままである。

「飲むのは良いですけど・・・その前に厠行って良いですか」
この手から微乳の感触が消える前に。切実であった。

「・・・・・・」
「セイロン先生かっこよすぎじゃありませんかねぇ〜?」
「そうであろう・・・善哉善哉・・・」


翌日、厨房から大量の酒が消えたが、誰も文句は言わなかった。
童貞が童貞喪失出来たかは当人しか知らない。


あんまりめでたくない。終

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