ライ×アロエリ



「まったく......こまめに掃除したらどうなんだ............」
機嫌の悪そうなアロエリの声に応える者は誰もいない。
宿屋裏にある物置、アロエリはいまそこの掃除を一人でやっているのだ。
タダで泊めてもらい、さらに食事まで世話をしてもらっている。
その感謝の意も込めて物置の掃除を申し出たのだが......
ガラガラガラッ......
積み上げてあった雑貨が崩れ落ちる。
「.........あぁ〜っ!イライラする〜っ!」
あまりの汚さにアロエリの気は立っていた。
元々アロエリは気が長い方ではないのだ。
崩れ落ちた雑貨を元に戻し、はたきで埃を払おうとする。
ボフッボフッ
はたきをかけた瞬間に大量の埃が物置の中に充満する。
アロエリはその埃をマトモに吸ってしまう。
「っ!げほっ、げほっ!」
堪らず外に出ようとするが、何かにつまずき転んでしまった。
「うあっ!」
そのまま外へと転がっていくアロエリ、そこへ宿屋の店主、ライが現れる。
「.........何やってんだよお前」
仰向けに寝転がっているアロエリを呆れ顔で覗き込むライ。
「......掃除してくれるんじゃなかったのか?」
ライは物置の方を見つめる。
アロエリは上半身を起こし、物置を見た。
「.........あっ」
先ほどつまずいた物の影響だろうか、物置の中は最初よりも物が散乱している状態になってしまった。
「.........」
ライが冷たい瞳でアロエリを見つめている。
「...あっ......いや............そのだな...」
言い訳を考えているアロエリの頭をライの手が撫でる。
「しょうがねぇな、俺も手伝ってやるからさっさと終わらせるぞ」
ライは優しい微笑みをアロエリに向ける。
アロエリは自分の顔が赤くなっていくのを感じた。
動悸も心なしか早くなっている。
「べ、別に手伝ってもらう必要はないっ!」
アロエリは自分の頭に乗っているライの手を払いのける。
パンッ、と乾いた音が響いた。
「いってぇな〜、ほらさっさとやるぞ」
「わ、わかっているっ!」
ライははたかれた手を振りながら物置の方へと歩いていく。
アロエリはスッと立ち上がると、赤くなった顔をごまかそうと両手で頬をパンッとはたく。
ジンジンとした痛みが顔に広がる。
「ほら、早くしろよ」
照れ隠しか、ライの声にアロエリは厳しい視線で応えた。

物置の中は大量の埃と雑貨で散乱していた。
ライの冷たい視線がアロエリに突き刺さる。
「............ふぅ〜、とりあえず、いる物といらない物にわけるか......」
「わ...わかった......」
ライとアロエリは協力して掃除をしていく。
掃除に慣れているライがいるおかげで、物置は徐々にきれいになっていった。
「ライ、この箱の中には何が入っているんだ?」
アロエリは物置の奥においてある不思議な材質の箱を取り出す。
「ん......わかんねぇ。ちょっと外に出して開けてみてくれ」
「というか、この箱は何で出来ているんだ?」
「あぁ、『だんぼーる』とかいうやつだろ、昔クソ親父がもってきたものらしい」
アロエリは段ボール箱を外に出し、粘着テープをはがす。
「.........っ!な、何だコレはぁ〜っ!」
アロエリの声が宿屋裏に響いた。
「ど、どうしたアロエリ!」
その声に驚いたのか、ライが物置から飛び出してくる。
アロエリは段ボール箱の中からでてきたソレを、とっさに背中の後ろへと隠す。
「べべべべ別に何でも無いっ!」
「何でもないって......そんな訳ないだろっ!」
アロエリの顔は何故か真っ赤に染まっている。
「いやっ、その.......ちょっと驚いてしまっただけだ、大げさな声を出してしまってすまない」
「そ......そうなのか?」
ライは不思議そうな顔をしてアロエリを見つめる。
「あ...あぁっ、こっちは片付けておくから、ライは掃除を続けてくれ」
「......わかった」
ライは納得のいかないといった表情で後ろを向くと、再び物置内へと入っていった。
「............」
アロエリはその様子を見送ると、すぐさま後ろを振り向いた。
段ボール箱の中からでてきたもの、それは大量の本だった。
しかしそれはただの本ではない。
その本には、女の裸の絵が書かれていたのだ。
(いや、絵じゃない......コレは確か『写真』とかいうロレイラルの技術.........)
アロエリは興味本位から次々とページをめくっていく。
(なななななな.........なんなんだコレはぁぁぁ!)
アロエリの顔がドンドンと赤く染まっていく。
本には裸の写真だけではなく、なんと性交の様子を写したものまで乗っていた。
知識としては少しだけ知っていたアロエリだが、実際に目で見たのは初めてだった。
次々とページをめくっていくアロエリ、もはやその本から目が離せないでいた。
(こ......こんなことまでするのか............)
アロエリの身体に徐々に変化が訪れる。
(.........ん......なんだ............身体が熱い......)
いままで感じた事の無い感覚、焦燥感にも似た感覚がアロエリの身体の奥からわき出してきた。
それは腹の少し下の奥の方に集まり、アロエリの身体を支配していく。
(なんか......ムズムズする............)
アロエリはその感覚を押さえようと、自然と太ももを擦り合わせる。
「お〜い、アロエリぃ!」
「ひゃあっ!」
突如アロエリの意識が現実へと戻される。
アロエリが振り向くと、ライが物置の中から手招きをしている。
「ちょっと手伝ってくれ!一人じゃ重すぎてダメなんだ!」
「わ、わかったっ!」
アロエリは何故か焦りながらライへと近づいていく。
「.........アロエリ、なんか顔が赤いぞ?」
「そ、そんな事は無いっ!」
必死で否定をするアロエリだが、自分でもはっきりとわかる程顔が赤くなっていた。

「ふぅ〜っ、何とか終わったなぁ〜」
ライはタオルで汗を拭いながら片付いた物置を見つめる。
「あぁ......」
アロエリは先ほどの本が気になって、気が気ではないようだ。
「さて、夕飯でも作るか......んっ?」
宿屋へ帰ろうと後ろに振り向くライが、何かに気付いた。
アロエリも後ろを振り向くと、ライの視線の先にあの段ボール箱があった。
「っ!」
「あれ、さっきのやつか......」
ライは段ボールへと近づいていく。
「ま、待てライっ!」
アロエリはそんなライを呼び止めた。
「な、何だ?」
「あれは......その.........」
アロエリはとっさに呼び止めてしまった事を後悔した。
「何だよアロエリ、お前今日おかしいぞ?」
「そ、そんな事は無いっ!お前はさっさと夕飯を作れ、あれはオレが片付けておく」
アロエリは早足で段ボールに近づくと、それを拾い上げる。
「あ...あぁ、じゃあ頼んだ.........」
ライは不思議と言った表情を浮かべながら、宿屋へと戻っていった。
アロエリは段ボール箱を物置の中へと運ぶと、再び本を取り出す。
そしてそれを背中に隠しながら、誰にも見つからないよう部屋へと持ち帰っていった。
「な......何をしているんだオレは.........」
アロエリはベッドに本を放ると、自らも寝転ぶ。
「こんな本なんかで平常心を奪われるとは......情けないにもほどがある.........」
ちらりと横目で本を見る。
本の表紙には、座り込んで足を開いている女の写真があった。
「.........」
アロエリは本を手に取ると、無言でソレを開く。
先ほどの本とは違い、載っている写真のすべてが性交の写真であった。
「こ......こんなことまでするのか.........」
アロエリの顔が紅潮していく。
ページをめくり写真を見ていく度に、アロエリの身体が再び不思議な感覚に支配され始めた。
「.........んっ......」
短い言葉を発しながら太ももを擦り合わせるアロエリ。
褐色に染まった肌はうっすらと汗ばみ、額にも髪がへばりつく。
(御使いともあろう者が......こんなことを.........)
頭の中では理性が身体を引き止めようとするが、高揚した意識の方が強い。
身体は徐々に熱を帯び始め、胸と腹の奥にどうしようもない焦燥感が訪れる。
アロエリはおそるおそる自らの胸に手を伸ばす。
「.........くっ!」
手が胸に触れた瞬間、鋭い感覚がアロエリの身体を貫く。
それは痛みや苦しみなどではなく、むしろ求めるべき感覚であった。
「んっ.......ふぅ.........はぁぁ............」
アロエリはその感覚を味わおうと、何度も自らの胸を揉む。
はじめは恐る恐る動いていた手であったが、徐々に強くなっていく。
(こんな.......はしたない事を............でも......)
アロエリの理性はもはや役に立っていない。
不思議な感覚、快楽を求めようと、アロエリの手は激しさを増していく。
「んんっ............はぁ......くぅっ!」
最初は満足していたアロエリだったが、徐々に強く快楽を求める気持ちが大きくなっていく。
(足りない......もっと.........)
自然と開いている方の手が股間に伸びていく。
そして、しっとりと汗をかいている太ももをなで、その根元へと手が動いていく。
しなやかなアロエリの指が、熱を帯びている場所を軽く撫でる。
「んあぁっ!」
大きな声がアロエリの口からもれる。
(な......なんだこれは.........)
初めての感覚にアロエリは戸惑った。
自慰という行為をしってはいたものの、汚らわしいと考えていたアロエリに自慰の経験は無い。
(でも......)
恐る恐る再び秘所を指で撫でる。
「んうぅっ!」
再び押さえきれない声がアロエリからもれる。
アロエリの指は快楽を求め、何度も秘所を撫でる。
もはやアロエリの意識には、自分を抑えると言う考えは無かった。
「くっ.......んふっ.........はぁぁ.........あぁ!」
アロエリは声を抑えようと必死だが、初めての快楽にその行為は無駄に終わった。
胸を揉み、秘所を撫でる。
アロエリの身体は汗をまとい、シーツはアロエリの動きにあわせ皺になってしまっていた。
しかし今のアロエリにそれらを構う余裕など無い。
(ダメだ......こんなこと.........でも............気持ちいい...)
自分の気持ちに正直になったアロエリの指の動きはもう止まらない。
最初は服の上から揉んでいた胸も、服の隙間から手を差し込み直接揉んでいる。
恐る恐る動いていた指も、激しく快楽を求めるように荒々しい動きになっていく。
(なにか......何かがくる.........っ!)
「くうっ!」
アロエリの身体が短い言葉とともに大きく跳ね上がる。
そしてすぐにベッドへと崩れ落ち、ぴくぴくと震える。
「はぁ.......はぁ.............」
初めての絶頂を迎えたアロエリは、肩で息をしながら目の上に腕をおく。
服は大きくずれ、胸は外気にさらされている。
ガチャッ
突然ドアが開く。
「アロエリ、いるか..........っ!」
入ってきたのはライだった。
アロエリを見るなり、顔を赤く染め、固まってしまった。
「きゃあぁぁ!」
アロエリから信じられない様な声が上がる。
丸出しの胸を両手で隠し、顔を真っ赤にしながら壁の方を向いてしまうアロエリ。
ライは急いで部屋から出て行った。
(み...見られてしまった.........よりによってライに.........)
アロエリは自責の念に苛まれる。
「ご、ごめん!」
ドアの外からライの声が聞こえる。
「その......夕飯何がいいのか聞こうと思って.........本当にごめん!」
(ライ......)
アロエリの胸が苦しくなる。
「ライ......入ってきてくれ.........」
(何を言ってるんだオレは!)
思っている事とは別の言葉が口からでた。
「えっ!」
「いいから入ってきてくれ......ライ.........」
ガチャッと、部屋のドアが開く。
そこには顔を赤くし、俯いているライが立っていた。
「あの......その............」
ライは言葉を選んでいるようだ。
アロエリはライに近づくと、ライの目の前に立った。
「っ!」
ライは思わず上を向く。
その瞬間、アロエリの唇がライの唇に重なった。
短いキス、すぐに唇同士が離れる。
「アロエリ......何を.........」
「.........」
ライの問いにアロエリは答える事が出来なかった。
(キス......してしまった.........)
アロエリは顔を真っ赤にして、ライの顔を見つめる。
「アロエリ......」
ライもアロエリの顔を見つめ返す。
アロエリの瞳は潤んでおり、紅潮した顔と相まってライの胸をときめかせる。
「アロエリ......いいか?」
ライの問い、最初アロエリには何を意味するのかわからなかった。
次第に事を理解していくアロエリ、そして目を瞑りこくりと頷く。
「っ!」
今度はライの方から唇を重ねる。
驚いたアロエリだったが、目を閉じライを享受する。
そして、二人はベッドへと歩いていった。
ベッドに裸で仰向けに寝るアロエリに、ライが覆いかぶさる。
「かわいいな、アロエリ」
「っ!」
まっすぐすぎるライの言葉にアロエリは顔を真っ赤にする。
「な、何をっ......んむぅ!」
恥ずかしさを紛らわそうと言葉を発しようとするアロエリの唇を、再びライが塞ぐ。
(ずるいぞ...ライ.........)
目を閉じるアロエリ、しかし次の瞬間にはその目が開かれる事になる。
ライの舌が、アロエリの口内に入ってきたのだ。
「んんっ!」
ライの舌とアロエリの舌が絡み合い、アロエリの肩がぴくりと跳ね上がる。
(ライ......ライ.........)
アロエリはライの背中へ腕をまわし、ライを引き寄せる。
更に執拗に絡み合う舌、やがてライの唇が離れる。
「ん......はぁ......はぁ.........」
涙を浮かべ肩で息をするアロエリをライがじっと見つめる。
「ずるいぞ......お前は.........」
アロエリは顔を横に向ける。
ライの手がそっとアロエリの胸に触れる。
ビクッと過敏な反応を示すアロエリの身体。
「ご、ごめん......」
ライの手が離れる。
「いや...いいんだ......その...他人に触られるのは初めてで.........」
ライはその言葉に顔を赤くする。
そしてゆっくりと、アロエリの胸が揉まれ始める。
「んっ......」
アロエリの口から微かな声がもれる。
ライの手は最初恐る恐る動いていたが、しだいに激しくなっていく。
「ん...ふぅ......」
片手で口を塞ぐアロエリに、ライが優しく語りかける。
「声...聞かせてくれ......」
そっとアロエリの手をどかす。
そしてライの指が優しくアロエリの乳首を撫でる。
「んふぅ!」
その反応を楽しむように、ライは何度も乳首を撫でる。
「あぁ.......ライぃ!んん.......んあぁ!」
アロエリの身体はライの責めに正直に反応する。
突然、ライが乳首を口に含んだ。
「ひゃあっ!」
アロエリの口から大きな声が上がる。
ライは赤ん坊のようにアロエリの乳首を吸う。
「ライぃ......んんっ!ああぁぁ!」
アロエリは快感とくすぐったさの両方に喘ぎ声をあげた。
ライは乳首を吸いながら、もう片方の胸の乳首を指で責める。
快感に免疫の無いアロエリは、ライの責めに身体を震わせる。
「ライぃ......ライぃぃ!」
愛しい人の名前を何度も呼ぶ。
それに応えるように、ライはアロエリに快感を与えた。
ライは胸から口を離すと、アロエリの目の前に顔を持ってくる。
「っ!......み...見るなぁ.........恥ずかし.....っ!」
アロエリの言葉が止まる。
ライの指がアロエリの秘所をなで上げたのだ。
「アロエリ......」
ライの言葉にこくりと頷くアロエリ。
普段の気丈な彼女とは違い、顔を真っ赤にしたアロエリの頬にライはキスをする。
(本当に......ずるいやつだ.........)
アロエリの秘所がなで上げられる。
「んんっ!」
アロエリの身体がビクンと跳ねた。
「アロエリ......濡れてる......」
「ば、ばかものっ!そういうことは言うものじゃ......あうぅ!」
アロエリの抗議の言葉は、ライの指で止められる。
ライは何度もアロエリの秘所を責めた。
「んんっ......あぁっ!んふっ!ひゃあぁ!」
ジワジワと濡れてくるアロエリの秘所。
「ライぃ......な...なんか切ないぃ.........」
「アロエリ......俺...入れたい.........」
ライは着ていた服を脱ぎだす。
アロエリの目に固く張りつめたライの男性器が映る。
(あれが......ライの.........)
アロエリは初めて見る男性器に目を奪われる。
「アロエリ.....そんなに見るなよ...恥ずかしいだろ」
「ライだって...オレのをあんなに触ったじゃないか......おあいこだろ?」
アロエリは微笑む。
そんなアロエリに、ライは優しくキスをした。
「いくぞ、アロエリ」
「.........」
アロエリは頷くことで応える。
アロエリの秘所にあてがわれたライの男性器が、ゆっくりと飲み込まれていく。
「んああぁぁぁぁ!」
「くっ......狭い.........」
アロエリの秘所は予想以上に狭く、なかなかうまく入っていかない。
「くぅぅ......痛っ!」
予想を遥かに超える痛みがアロエリを襲う。
アロエリは痛みから逃れようと、ライの背中に手を回し強く抱きしめる。
「アロエリ...大丈夫か?」
「だい......丈夫だから.........ライの...好きなように......」
言葉とは裏腹に、アロエリの目から涙がこぼれる。
「ごめん...アロエリっ!」
ライは自分を抑えきれず、一気に腰を突き入れた。
「ああぁぁぁっ!」
激しい痛みがアロエリの身体を突き抜けた。
ツーッと、アロエリの秘所から血が流れる。
「アロエリ...血が.......」
「当たり前だ......ばかもの.........初めてだから...な......」
アロエリは痛みに耐えながら、ライに言い放つ。
「くっ......アロエリっ!」
ライは腰を動かしだす。
再び痛みがアロエリの意識を覚醒させる。
「あぁっ!くっ...ライぃ!」
「ごめん...アロエリっ!俺...俺っ!」
ライはアロエリを強く抱きしめる。
「いい...んだ.......んんっ!大丈夫......あぁ!......だから.........くっ!」
苦しそうな声がアロエリからあがる。
「ライの......んああぁ!好きな...ように.........ああぁぁっ!」
「アロエリ......アロエリぃ!」
ライの腰の動きが更に激しさを増す。
「ライぃ.......ライぃぃ!好き......だ.........」
「俺も......愛してる..........アロエリっ!」
お互いの愛を確かめ合いながら、二人は抱きしめ合う。
やがてアロエリの身体に変化が起こる。
「んんんっ!ああぁぁっ!ライぃぃ!」
言葉からは苦しそうな感じが消え、代わりに艶っぽさが増してくる。
最初はライを拒んでいた秘所も、愛液によって挿入をスムーズにしている。
「ライぃ!気持ち...いいっ!ライぃぃ!」
何度もライの名前を呼ぶアロエリに、ライは腰を動かす事で応える。
ジュプジュプとした水音が、部屋の中に響き渡る。
二人の結合部から溢れ出す愛液は、シーツにシミを作っていく。
「あぁぁぁっ!ライぃぃ!ライぃぃ!」
「くっ......アロエリ......アロエリぃ!」
お互いの名前を呼び合い、お互いの存在を確かめ合う。
何度も唇を重ね、自らの気持ちを相手に伝え合う。
そして二人に限界が近づいてきた。
「アロエリ.......俺、もうっ!」
「いい...んだ......中に.........お前の子供が欲しい.........んあぁぁっ!」
アロエリは更に強くライの身体を抱きしめる。
ライの腰の動きが激しさを増す。
「くっ......出るっ!」
「んあぁぁぁぁっ!」
ライとアロエリは同時に絶頂を迎えた。
アロエリの秘所がライの男性器を強く締め付け、ライの精液がアロエリの身体に放出される。
「くっ.......!」
「あぁぁ.........熱いぃぃ..........」
大量の精液がアロエリの中にしみ込んでいく。
やがて入りきらなかった精液が、結合部から流れ出してくる。
「ライ......ライ.........」
アロエリはうわごとのようにライの名前を呼ぶ。
ライがアロエリから男性器を引き抜くと、アロエリの秘所からゴポッと精液が溢れ出してきた。
「アロエリ.........」
ライはアロエリに抱き着くと、優しくキスをした。
(ライ......好きだ.........)
アロエリは目を閉じ、ライのキスを受け入れた。

「全く......出し過ぎだ......」
アロエリは秘所から溢れ出る精液を拭いながら、ブツブツと文句を言う。
「お前だって子供が欲しいって...」
「ば......あれは成り行きで......んむぅ!」
文句を言おうと振り返るアロエリに、ライはキスをする。
「んん......ぷはぁ」
「俺は......お前との子供が欲しい.........」
ライは優しくアロエリを抱きしめる。
「.........ばか.........そんな事言われたら...文句が言えないじゃないか.........」
「ずっと一緒に暮らそう......アロエリ...」
「.........あぁ......」
アロエリの目から、涙が一筋流れ落ちた。

おわり

目次

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル