リフとミューノの大人な鍛冶指南



事の発端はこうだった。

リフモニカに鍛冶を習いたいと発奮したミューノが「鍛冶師はパートナーと一緒に寝る物でしょ?」とリフモニカが眠る工房のベッドに潜り込んで来たのである。
なお、この日に限ってランドル君はベッドにいなかったりする。きっとレミィの召喚獣と同郷の思い出話でもしているのであろう。

事の経緯はこうだった。

賢い電動パートナーことランドル君が来て以来リフモニカの夜の性活は充実し、パートナーたるランドル君を手放したくないけどいつか別れる日が来る以上、同様の機構を持つ物を鍛冶で作れないかと夜な夜な考えていたのだ。
パートナーによって与えられる快感を反すうしながらその構造(振動装置とか加速ゼンマイとか)の設計図を脳内で引き、それが与えてくれるであろう快感を想像しつつ、
より効果的な形状を模索するその思考は既に一流の鍛冶師の物であったが、そんな物の鍛冶ランクは当然1。
自分の至らない腕を苦く思いつつ、猫さんプリントのパジャマに包まれた胸に想像の羽はますます広がり、ベッドの中で息を荒げていたのである。
ちょっと実践入ってたかも。

なもんだからミューノがベッドに滑り込んできた時、リフモニカは本当にびっくりしたのである。
「・・・!?・・・!!!」
リフの眼からは暗くて見えないが、確かに笑う気配がした。
「リフ、わたしよ」
「ちょっ・・・む、むぐ・・・んむっ・・・!?」
抗議の声をあげようとした唇はあっさりとミューノの柔らかい唇によって塞がれ、しかも舌がゆっくりと入って来た。
折りしも想像の翼のおかげで体は準備万全、脳髄もいい感じにホットなリフモニカに舌を防ぐ気力と理由は存在しない。
歯の抵抗が無いと見た柔らかい舌がリフの口内に侵入を開始する。と同時にさらさらとした布の感触がリフの手を刺激する。
これはヴィー姉のネグリジェかな?大人っぽいけどミューノなら何を着ても似合うかもなぁと益体も無いことを蕩けた脳髄をよぎった。
ミューノの舌は強引さは欠片も無く、しかしどんどんとリフの口内に入ってくる。
まるでミューノとは別の生命体みたいに貪欲に、いやらしく、優しくリフの口内で暴れまわる。そしてそれがとても心地良い。
女の子同士なんておかしい・・・と極めて常識的な意見が脳裏をよぎるが、舌と舌を絡める快感の濁流にあっさり流された。

たっぷり5分後、ミューノが名残惜しげに唇を離した時には、リフは既に出来上がっていた
。顔はリンゴのように赤く、その控えめな胸の頂はパジャマの上からでもわかる程に尖り、足をもじもじと擦り合わせて目の前にあるミューノの顔を切なげに見つめている。
「ね、リフ」
「・・・なに?」
「わたしね、明日武器をあなたと一緒に作るじゃない」
「・・・うん」
「鍛冶師とパートナーって寝る時も一緒でしょ?わたしもそうしなきゃって思って・・・」
「・・・」
「寝てる割には息が荒いなぁと思ってちょっと見てたら」
リフは更に顔に血が上るのを感じた。同時に下腹部に切ない疼きと潤みを感じる。見られてた?
「あんまり可愛いからつい・・・ごめんね?」
「!!!!・・・・・・ぅぅ・・・・・・・・・・・・ぃぃょ・・・・・・」
消え入りそうな声で何とか返事をする。
ミューノはその返事に満足したのかイタズラっぽく笑って耳元に小声で囁いた。
「ランドルとは違った刺激でしょ?」
「!!!!!!!!!」
知られてた!限界まで昇ったと思っていた血がさらに昇る。
同時に耳元に吹きかかる吐息にすら快感を刺激されて思わずミューノの体を抱き寄せてしまう。
パジャマの木綿とネグリジェの絹、そしてその奥にある体温の熱さ、どこまでも敏感になっているのにまだ一度も触られていない小さな胸の尖りがミューノの体と密着する。
と、同時に爆発的な快感をリフに与え、意識が一瞬別の世界へ召喚され真っ白に塗り潰された。

ふと気が付くとミューノがくすくす笑う気配がする。もう昇るはずの無い血がまだあがる。未体験のレッドゾーンだ。
「気持ちよかった?」
「ぅ・・・・・・ぅん・・・・・・」
「もっとして欲しい?」
ミューノは数秒待った。答えは決まりきっているが、この恥らう声を逃すわけが無い。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぅん」
ミューノは満足したように微笑むと片手をリフの背中にまわしてゆっくりと撫で始めた。
その繊細な手が触れると背中でさえゾクゾクと感じたことの無い快感を伝えてくる。
ふたたび耳元で囁く。
「ね、リフ・・・わたしもして欲しいな・・・」
耳に熱っぽい吐息+甘がみのコンボを受けて、リフは声を思わずあげてしまった。
「あ、んんッ!」
その唇を素早く自分の唇でふさぎ、激しく舌を絡めあう。と、同時にリフの女の子の手というには少々ゴツい、鍛冶師特有の手を取って胸に誘導する。
「ね・・・わたしも興奮してるのわかる・・・?」
ネグリジェの向こうの肌は蕩けそうに柔らかく熱く、触っているだけで気持ち良い。
なんだかリフは嬉しくなって、その控えめな胸を撫で回しはじめた。ミューノも鼻にかかった声を出しているところを見ると気持ちいいのだろう。
ミューノも同じようにリフの胸を撫で回しはじめた。薄く薄く撫で回すだけの愛撫は先ほどまでの激しい快感とはまた違った優しい快感を伝えてきて、しかし指が乳首をかすった瞬間の甘い電流が忘れられずにだんだんと指に熱がこもりだす。
「ふっ・・・ふぅっ・・・んっ・・・あはっ」
「やっ・・・あっ・・・んんっ・・・んっ!」
子供の獣が兄弟とじゃれあうような、そんな稚気に満ちたコミュニケーションの連続。
不可解な衝動に駆られて互いの体を抱きしめた時、乳首と乳首が触れ合って、今度は二人の意識を異世界に飛ばした。

「「・・・・・・すごい・・・・・・」」
どちらからとも無く体を離し、乱れた息を整える。
一人でする時とは比べ物にならない程の快感が胸だけで味わえた今、下着をしとどに濡らしている部分を触られたら一体どうなってしまうのか。
わずかな恐怖と大きな期待、そして二人の熱でベッドの中の空気が満ちてゆく。

軽く唇を合わせる。先程までの激しさとはうって変わった優しい愛撫、でもそれが始まりに過ぎない事は充分学んだ。リフの指がネグリジェの下に忍び込み、ミューノの指がパジャマに包まれたフトモモを撫で始める。
どちらも一気に中心には踏み込まない。仕草と愛撫と快感で、外堀を埋めていく。
「リフ、おもらししてるみたい」
ふと下半身に気をやると、確かに濡れた感触がふとももから伝わる。ちょっと気持ち悪い。
「・・・・・・ミューノも一緒に脱ごう?」
「せっかくだから脱がしっこしようか」
ミューノの指がパジャマのズボンの腰部分にかかり、リフの手がネグリジェの下に透けるショーツにかかる。お互いにすぐには脱がさず少し脱がしては周りを撫で、お互いの腰がくねるのを楽しむ。ついに下着が手の中に収められるとミューノは抗議の声をあげた。
「リフずるい。わたしだけ下が裸じゃない」
そう言いつつリフの先程までパジャマに包まれていたショーツのクロッチ部分をかするように撫でる。
そこは布が分厚い個所にも関わらず盛大に濡れ、熟れ過ぎた果実のようになっていたそこを刺激されてリフは甘い声をあげた。
「んふっ・・・ぅ・・・ミューノだってすごい濡れ方だよ・・・」
お返しとばかりにミューノの股間に手を差し入れる。核心には手を出さず、濡れた薄い金の茂みを撫でまわす。
「あ・・・あん・・・んッ!」
気持ちいい、気持ちいいのだが足りない。無意識に腰が前に出そうになるのを必死に止める。
ミューノの指がショーツのクロッチ部分にかかり、リフの指がだんだん茂みの下に動き出す。

ショーツの下の粘膜は潤滑液で盛大にぬめり、金の茂みに隠された快感の核は小さくも強烈に自己主張していて、
「「あッー!」」
触れられた瞬間先ほどの胸とも違う、強烈すぎる快感が火花を散らして二人の脳を焼き、白く染まった意識はそのまま闇に落ちていった。


工房からの締め出しを食らったランドル(休息モードで工房前にいた)にリフモニカが気付いたのは翌朝の事だった。
してみると、その日のランドルご乱心事件は当然の帰結だったのかもしれない。


おわり

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