サモラジ2回目 ストーリー化 グラッド×コーラル 1



グラッド「うん?いい匂いがするな・・・巡回中だしちょっとサボってもいいよな?」

グラッド「ちょっと失礼〜」
コーラル「あ・・・いらっしゃいませ」
グラッド「あれ?コーラル?ライはどうしたんだよ。おまえが出迎えるなんてさ」
コーラル「お父さん・・・帝都へ行っているんだ。料理の修業だって・・・宿を空けるダメなのに・・・」
グラッド「で、留守番って訳だ。」
グラッド「よし!今日は兄貴が軍学校時代の貧乏メニューを教えてやろう!これは安く早く旨いの3拍子! ミュランスの星にだって載るかも分からないぞ?まぁ・・・ライには以前断られたけど」
コーラル「凄く・・・期待しつつも不安・・・」
グラッド「任せとけって!これでも俺は毎日じゃないが時々は料理するんだぜ。コーラルはどうなんだ?」
コーラル「いや全然無理かと。ボク後ろから応援してるね」
グラッド「おい・・・作ったことないのかよ。(この2ヶ月何を手伝ってたんだ??)」
グラッド「よし!では今日のクッキングタイムは、「ねこまんま風スパゲティ」だ。これは栄養抜群!初心者にもやさしい
     簡単レシピだ」
コーラル「・・・(こくこく)」
グラッド「これは、ばたー醤油味というシルターンとメイトルパの自然の調味料を使用したもので、最後は生卵をのっけるスパゲティさ」
コーラル「・・・がんばれ」
グラッド「おい・・・見てるだけかよ!2人で作ろうぜ」
コーラル「見てるダメ? ・・・がんばってみる」
グラッド「では、クッキングスタート!」

コーラル「・・・料理したことないって思ったでしょ?」
グラッド「まだバター炒めているだけで、なんとも言えないが・・・」

・・・

グラッド「よし料理完成」
コーラル「完成」
グラッド「早速試してみよう。うんおいしい、滑らかな味わいであっさりしていて・・・グルメじいさんのような料理専門になれるかな」
コーラル「はふ・・・これはおいしいかと」
グラッド「よしこのオリジナルレシピをこの宿に登録だ!」
コーラル「うん!」
グラッド「少しはこの料理で成長したんじゃないのか?」
コーラル「グラッドさんがスパゲティ茹でたり・卵割ったり頑張ってくれたから」
グラッド「いやコーラルだってバター炒めてくれたりしたじゃないか」
グラッド「次回も短時間でなにかできるものを挑戦しようじゃないか!」
コーラル「うん、そうしよう!」


(食堂の裏手の窓より覗く影)
リシェル「・・・あんたら2人で何やってるの・・・・・・」
ルシアン「シーっ姉さん。邪魔しちゃ悪いよ」

リビエル「御子様・・・あのような無粋な輩と一緒なんて 我が眼を疑いましたわ」
セイロン「ハッハッハッ・・・いいではないかリビエル。御子殿のカオを見てみるがよい
      あの者の行為は決して無粋ではない よき行為であるぞ」
アロエリ「楽しそうだ・・・俺も加わっていいか?」
クラウレ「やめておけ・・・御使いが加わっては御子殿も緊張してしまうだけだ。
      それより妹よ、私がセルフィン族ゆかりの料理を今度作ってやろう」
アロエリ「兄様・・・」


(食堂に入る2人)
ミント「あら・・・仲がいいことで お野菜持ってきましたよ」
グラッド「ミ・ミントさん!?」
シンゲン「おや? へぇ・・・そういう関係でしたか・・・ いや〜ニンゲンの世とは面妖ですなぁ〜」
コーラル「あ、シンゲンさん」
ミント「ライ君がいなくなったと聞いたので なにか料理のお手伝いとかしようと思って
    でも、もう先客がいたみたいね・・・料理もできていますし」
シンゲン「これはうまそうですね、ちょっと失礼・・・おお?これは醤油の味が効いてますね。
      それでいてスパゲティの麺と生卵の組み合わせとは・・・うーむ私でも合いますねこれは」
ミント「これは邪魔しちゃったかしら?グラッドさんまた来ますわね
    今度なにかごちそうしてね」
グラッド「はい!ミントさんのためなら何でもどこでもどんな物でも!!」
ミント「ありがとう じゃあね」
シンゲン「ご主人にちょっと用事があったのですが不在でしたか・・・では御免!」
コーラル「帰っちゃったね・・・」
グラッド「あぁ・・・ミントさん・・・」
コーラル「(なんだか・・・胸が痛い・・・)」
コーラル「・・・ねぇ。また・・・来てなにか料理 作って欲しいと」
グラッド「ん?おぅいつでもって訳にはいかないが、巡回の合間でよければまた来るぜ!」
コーラル「うん!」

(食堂の裏手の窓より覗く影)
リシェル達「(この空気じゃ中に入りにくい・・・)」


つづく

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