バノッサ×アヤ



身体が痛い…
意識を手放したのは何時だったか…
サイジェントの街を歩いていた所をオプテュスのメンバーに
絡まれて……問答無用で北スラムへと連れていかれて……
塒にしているんであろう、襤褸家に押し込まれて……
そこで、暴行を受けて……それ以後の記憶が無い。

「よぉ、はぐれ野郎。漸くお目覚めか?」
降り掛かる声に重い瞼を開けた。
ぼんやりとだが不健康な程に白い肌、銀髪に三白眼。
物々しい鎧に身を包んだ男が瞳に映る…バノッサだ。
「手下共に散々弄ばれたみたいだなぁ?気持ちよかったか?」
くつくつと咽喉の奥で哂い、勝ち誇った表情を浮かべている。
「気持ち良い訳無いでしょうっ!」
アヤは確りと意識を覚醒させ、バノッサを睨んだ。
じめじめとしていて黴臭い、掃除も碌に行き届いていないらしく
動けば埃が舞う…そんな場所。
光が全く差し込んでこない事を考えると地下室だろうか。
狭い室内に、黒髪の少女と銀髪の青年が二人きり―
一人は不遜に、一人はぎりりと唇を噛み締めて。

「ははっ、そりゃそうだ。犯されて、喘いでるようじゃ
被虐持ちだもんなぁ、さぞかし悔しかっただろうよっ」
口端が持ち上がる、寝転がっているアヤを見下ろせば
満足気に喋りかけ、腹を足で蹴り上げた。
「う、うあっ……や、いや…」
腹部に足がめり込み、顔を歪め苦痛に身体を捩る。
先の陵辱で衣服は破かれ、千切れ…散々の状態になっていた。
ほぼノーガードの腹を直接蹴られれば痛みもひとしおだ。
「こりゃ気分良いぜ、そんな顔が見たかったんだ、俺様はよっ!
てめぇときたら何時も澄ました顔をしてやがって!」
「は…ぅ…、バノッサ……さん」
くの字に身体を曲げ、弱弱しく相手の名前を口にする。
サモナイト石も取上げられたらしく無く、身体はボロボロ。
抵抗しようにも出来ない、されるがままでいるしかなかった。

「んん、何だ?言いたい事があるんなら、言ってみろよ」
「う……ぐ…な、んでも…無いです」
「そう、大人しくしてりゃいいんだ。
そうすりゃ、ちったぁ可愛がってやったっていいんだぜ」
ギラリと瞳が光る、獣が獲物を見つけ、どう捌こうかどう味わおう
か考える時のように。
「フラット…フラットへは返して頂けるんですか…?
バノッサさんの言う通りにしていれば……」
一縷の望み、仲間の元へ帰りたい…
「さぁな、俺様は気紛れだ。約束は出来ねぇが…考えてやってもいい。
ま、精精機嫌を損ねないように、頑張るんだな。
その第一歩が、取り敢えずはこれだ。舐めろよ、奉仕しろ」
黒いズボンの前を寛げ、肉棒を取り出した。
平均より、大きい。暴力を振るう事で気分が高揚したのか、
既に起ち上がり始めている。
「わ、かりました……」
道がそれしかないならその道を進むしかない。
「そうそう、噛むなよ?噛んだら…判ってるよなぁ、当然」
残忍に告げ、アヤを立たせ、膝立ちにさせた。
唇に亀頭を近づけ、アヤの唇が開いた所に自分の性器を咥えさせる。

「ぐぅっ……ん、く……」
一気に咽喉の奥まで貫かれ、息が出来なくなった。
頭に手を置かれ、ぐっと力を込められ掴まれる。
艶のある黒髪が白い手に絡みついた。
「おら、召還士様よぉ、きちんと奉仕しろよっ…!」
「ハっ…む……ちゅ、ちゅぶっ、じゅぼっ……」
アヤは懸命に肉棒にしゃぶりついた。技巧も何もあった物では
無いが、兎に角一心不乱に吸い付き、舌で竿を舐めまわす。
「っ……もっとだ、もっと…っ」
多少息が荒くなってきた、美しい少女を屈服させ、己の意のままに
するのは気分が良い。たどたどしい口淫だが、次第に射精感が
募っていく。乱暴に腰を振りたて、スパートをかけてゆく
「う、う…っ…ん、んんっ…」
口腔を往復する肉棒、咽喉の奥を何度も何度もつかれる。
「…出すぞっ!!飲め、零すなよっ!!」
頭を掌でがっちりと固定させられ、上から声が落ちてくる。
と、張り詰めた肉棒の先から、勢い良く精液が放たれた。
口腔に満ちてゆく精子。量が多く、噎せ返りそうになるが、
命令を実行しなければならない…ごくん、と液体を飲み込んだ。
美味しくない、まずいが…我慢して全てを嚥下しきる。

「よし……まぁ、まずまず…だ」
放出しきった後、肉棒がずるりっと抜かれた。
解放されたアヤの唇は涎や、精液で汚れていた。
今すぐにでも口を荒い濯ぎたかったが、叶わない。
「これからも、宜しく頼むぜ?はぐれ野郎。
仲間と感動の再会を果たしたかったらな」
バノッサは服を調えながら、アヤに向かい言葉を吐く。
「は…い…」
アヤは其れに従うしか無かった。
用事は済んだとばかりに背中が向けられる。
その背中を見詰め、アヤは自分の『これから』を考えた。


おわり

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