ライ×エニシア



「お疲れさま」
笑顔といっしょに机の上に、お茶がコトンと置かれる
「ああ、ありがと」
今日という一日をのりきった料理人兼店長はいすにバフと腰を下ろしてお茶を飲む
「私もお料理手伝えればいいんだけど、ね」
ウェイトレスのように、お茶を載せていたお盆を抱えて、少女はぼやく

竜の子を巡る戦い以後、いっしょに戦ってきた仲間もそれぞれの場所へ
今では、この店を宿として使う人は滅多にいない
料理目当てにやってくる人間は多いが、基本的に宿屋としては閑古鳥が鳴いている

そう、つまりこの宿には二人の人間しかいない

「あ、あの、ライ。し、してもいいかな……」
もうこの生活もしばらく続いているが、未だに少女は恥ずかしさを隠せない
椅子に座ったライに抱きつき、唇を合わせて、

そう、キスをするだけ、でも

「んん…くちゅ……」
お互いに抱きしめあって、口の中で、舌が絡み合って
「ぷはぁ……」
ようやっと離れると、少女の目はまどろんでいる
「エニシア、本当にキスに弱いよな」
最中は積極的な少女も、唇が離れると、だらしなく涎をたらし、何処を見ているのかも分からない、夢模様
顎にまで垂れた涎を舐めとると、ひゃんと声を上げる様もまたいじらしい
「あの……続き……」
いすから立ち上がるライのエプロンの裾をギュッと握り、上目遣い、火照った頬
「ここじゃ……アレだろ?」
少年は立っていられないほどとろけた、お姫様を大事に抱え込む
「ライ……」
「な、エニシア」
ライの腕の中で、エニシアは微笑んだ


「ね、ねぇライ……これってどうしても……ひぁ……し、しないといけないの?」
ベッドの上で、一糸まとわぬ二人の男女
少女は、足を開き、割れ目からは愛液がしたたる
それでも更に、舌で刺激を加え、その都度、エニシアの体が細かく震える
「どうだろ?でもエニシアも嫌じゃないんだろ?」
「うぅ……それは…そう、だけど」
今度は指の腹が、スジをこすり、爪が少女を快楽へ
「ゆ、指は……ダメ……」
シーツを必死に掴んで、どうにか自分を抑える
それでも、太ももをさする手、胸へと動く指に、次第に理性は本能に押されていく
「………………んっ……1」
ビクンと大きく震えたあと、少女は果て、シーツを汚す
はぁはぁ、と乱れた呼吸と、その度に上下する、少女の小さな体
「じゃあ、そろそろいいか?エニシア」
ぼんやりとした視界に見える、少年のはち切れんばかりの……
「……ダメ」
「へ?」
エニシアはようやっと呼吸を落ち着け、起き上がる
「私ばっかりっていうの……イヤだよ。だから……その、ライのも……」
ここまで言って、一気に顔を赤らめる
「うぅ……」
自分の発言を今更恥ずかしがって、機能停止
「あの……エニシア?」
少年の声に、エニシアは我にかえる
「……もう!」
なにか吹っ切れた少女。そのまま少年を口にくわえた


「…ん……ぴちゃ………んむ……」
「エニシア、どうして……」
「ひょうひふぇっふぇ、らい、ひもひよくないの?」
精一杯、たどたどしくも、懸命にしゃぶっていく
くわえたまま喋るたびに、いままでにない刺激がライを襲う
「エニシアっ!できれば喋らないで!」
「ひゃんふぇ?」
「あぅ……!」
『早くイッてしまうから』が答えなのだが、そう答える余裕すらない
唇と。舌と、指が幾度も幾度もライを弄ぶ
「エニシア……俺……もう!」
もはや限界
「ふぇ?ま、まっひぇ……」
最後の一押し
「エニシア!」
先端をくわえていたエニシアの頭を掴み、無理矢理、分身を口の中に押し込む
「……んーっ!んーっ!」
少女の中でドクドクと脈打つ、確かにエニシアの中に熱い液が流れ込む
「……ケホッ……ライ、酷いよっ……急に……ひゃっ!」
「ゴメン、でも俺もう我慢できない」
面前に、ライの顔が迫る
「そう……ふふ、いいよ、ライ」
いま出したばかりなのに、もうすでにライのソレは勃っている
「でもベッドの上で、ね?」
ゆっくりと立ち上がって、エニシアはライを押し倒した

「……はぁ……ん……ライィ……あっ……」
体の奥、ライが突き上げるたびに、心躍る、快楽が押し寄せる
「……エニシア……」
少女を最も身近に感じて、その全てを知る。自分の動き、一つ一つが彼女を悦ばせる
「ああ!ライぃぃ……っ!んーっ!」
彼女の果てる寸前に、思い切り、抱きしめる
感じ、快感に悶える体の変化に、ライもまた、終わりを迎えて
「エニシア……っ!」
「ライ……」
少女の体の中で、少年が脈打ち、確かに自分の中へ流れてくるのを感じる
今度は口よりも、もっともっと気持ちいい
「ライの……赤ちゃんできるかな」
自分の膣から流れる白い液体をみて、エニシアは嬉しそうに言う
そんな少女を見てか、それとも母親のサポートがあってか
「エニシア、それじゃあもう一回……」
また萎えたはずの息子は、さっき以上に大きく見える
「ライってHだね……」
やはり少女は何処か嬉しそう、に

「でも、そんなライも大好きだよ」

リィンバウムの夜は長い……


おわり

目次

楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル