ミルリーフ×



「ミルリーフをどうするつもりなの?」
街に降り続ける灰と引き換えに、少女はギアンの下へと連れてこられてしまった
最後まで反対した者も多々いたが結果だけをいえば灰の雨はやみ、竜の子は城の中、暗い石造りの一室にいる
「怯えることはないさ」
部屋にいるのは面前の敵、ギアンと、不気味に目の光った獣人達
「聞き分けの悪い女の子に、ちょっと痛い目にあってもらうだけさ」
クイッと持ち上がる眼鏡
周囲からわき上がる歓声
「さあ、そんなに時間も取っていられない。ミルリーフ、君には彼らを男にしてもらうよ」
不敵な笑みから高笑い。一体何処が面白いのか、ミルリーフには分からない
重い鉄の扉がさびた音をたてながら閉じていく
獣人どもは、いい仕事をしてくれるといいのだが、ギアンはしかる後、城の本当の力を想像して、また笑った
厚い扉の奥から、ほんのわずかに漏れる悲鳴
コトが済むまでどれだけの時間がかかるだろう、一時間か、それとも二時間か
とにかく、今までの苦労に比べれば少しの時間など大したことはない
部屋の前の壁に寄りかかって、ギアンはどの程度かかるだろうか、考えはじめた


ガァン!
扉の内側から、なにか音が聞こえた
どうやら、誰かが扉に力強くぶつかったようだ
あの扉を閉ざしてから、かれこれ2時間あまりが経過している
「そろそろ終わったか……」
鍵を外して、また、さびた音を響かせる
とたんに中から酷い匂いが立ちこめる
「なんだ……この臭いは」
異臭、湿った空気と、汗に何かを混ぜたような
「一体どうし……」
「もう……勘弁してくれぇぇぇ!」
涎と涙と鼻水と、顔中から液という液を垂れ流して獣人は部屋から走り去っていった
「どうしたんだ!」
部屋を覗くと、奥の少女と、その足下に跪く獣が見える
「一体どうしたんだ!」
質問に答える獣人はいない
「今度は誰と遊ぼうかなぁ」
ギアンは不気味な予感に後ずさる
「おっかさーん!!」
別の獣人が走っていって、外からバタンと閉じられた重い扉
幼い少女の目は、暗闇に二つ輝いている

「ま、まず話し合おうじゃないか、ミルリーフ!」
気を失った獣人に腰掛けている裸の少女を前に、慌てふためく男
「なにを?パパのところに戻してくれるの?」
「い、いやソレは出来ないが……」
「ふんだ!別にミルリーフ。話すことなんてないもん」
「ぐっ……そ、そうだ!一体この部屋で何があった!」
「知りたいの?」
首をかしげる姿はいかにも無垢な、純粋な少女という印象を受ける
ただ、その少女が、本来ではあり得ないような光景を生み出した事実もある
「あ、ああ!知りたい。とても知りたい!」
少しでも話をそらしてこの部屋から出る方法を考えねばならない。ギアンはそう判断した
「そう?じゃあ教えてあげる」
ミルリーフはピョンと獣人から飛び降りた

「ふむっ……んっ……ぴちゃ……はむ……」
気絶した獣人の、人ではあり得ないサイズに勃ち上がったモノに
髪の毛を巻き付けながら、舌でチロチロと舐めている
両の腕でまだ発達途上にもみたない胸をこすりつけながら、優しく舐めている
気を失っているにもかかわらず、先から、透明な汁が流れ出す
液体を舐めとりながら、今度は指が亀頭を、穴を引っ掻く
「ふぅ……」
ミルリーフは溜息をつくと、ギュッと抱え込んで、上下に動き出す
「んっ……ふっ……んっ………」
ストン、ストンとリズムよく先から流れてきた汁を潤滑液に滑らかに動く
「こうやるとね、白いのは出て来ないんだよ?」
いくらか、ピストン運動を繰り返した後、ギュと根元を、両腕を使って思い切り絞める
「……んっ!」
ドクン、ドクンと男は震える
「……あ!」
ほんの少しミルリーフの腕が緩むと、勢い良く、少女の体に大量の精子が降り掛かった

「どう?わかった?」
「ぐっ……わかりたくはないが……理解したよ」
実際、獣人どもにはこんなことをやらせる予定ではあった
しかし、こうも手玉に取られるとは考えもしなかった
そんな、コトを考えていると、急にミルリーフは口を開く
「そうだ!パパに酷いことしたよね?」
「酷いこと?」
「パパ泣いてたよ……。だからミルリーフがお返しをしてあげるの」
「お、お返し?」
今度の質問には、答えは帰って来なかった
そのかわりに、今まで見たこと無いような笑顔で見つめる少女の姿
初め、ミルリーフを閉じ込めていた扉は
今、ギアンを閉じ込める恐怖の壁となっている

「どう?女の子に足でイカされる気分は」
AT一点上げの竜に、力で敵うはずなし
「…どこでそんな言葉……うっ……」
「これ、シンゲンが『こうしていただけると非常に嬉しいです』って」
自分の着ていた服で手を後ろに縛られている
ズボンで足の自由も奪われた
「そうとうの変態だな……その男……」
「でも、そんなに大きくさせちゃったら、同じようなものじゃない?」
「僕は……違……っ!」
「どう違うの?」
完全に、ミルリーフのペース
「確か……知識の継承はまだだったはず……」
「セイロンとか、シンゲンとかがいろいろ教えてくれたの」
「ぐっ……父親は!ライは何をしていたんだ!」
「本当に口先ばっかり!」
「あっ、やっ、やめ……ろ……」
「……やだ」
喋りながらも続いた足技で、ギアンは白濁液を吐き出した
「あーあ、汚れちゃった」
吐き出して、頭の傾いたナニをポイと蹴ってから、足がギアンの面前まであげる
「自分でやったんだから、綺麗にして」
「……断る」
「綺麗にして?」
上から、笑顔で
言葉も、態度も、全てが上から



姫ことエニシアはギアンを探している
その後、彼女は発見することになる
完全に、ミルリーフの犬に成り下がったギアンの姿を
こうして、ライの竜の子を巡る戦いに終止が打たれるのだった……


おわり

目次

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