突発!出番向上委員会



「ぐぅぅぅう!んぐぅぅぅうう!ぐぅぅぅぅううう!!」
 舌を噛み切らぬように噛まされた猿轡。その奥から這い出る低い呻き声。
 御使いの責務を果たせずに醜態をさらす自身をアロエリは激しく嫌悪する。
(殺せぇぇぇぇええ!!いっそのこと殺せぇぇええ!!)
 生き恥を晒すぐらいなら死を選ぶ。それが誇り高きセルファンの戦士としてのアロエリの矜持。
 だがそれも空しい。守るべき御子を守れず、戦う力も奪われた今のアロエリには。
 自決さえ許されなかった。与えられるのは恥辱。アロエリの褐色の肌に付着する白濁。
 辱めだ。戦士としての誇りも女としての尊厳もどちらも根こそぎ穢されている。
「んぐっ!ぐあっ!んがぁぁぁああ!ぐぅぅぅうう!!」
 ずしんと肉の重みが下腹部にかけられる。アロエリの身を刺し貫くのは肉の槍。
 それは荒々しくもアロエリの膣肉を抉り、子宮にさえ衝撃が響いてくる。
「んごぉぉぉぉおお!!ぐぉぉぉおおお!!」
 注がれる液汁。それが伴う熱にアロエリは悶える。堕ちてゆく。誇りという名の翼をもぎ取られて。
 虜囚の身で恥辱に恥辱を重ねられる。アロエリの心は折れそうになる。
(兄様……兄様っ!)
 心に浮かぶのは今は亡き兄の姿。泣き崩れそうになる。誇りの鎧を剥ぎ取られてか弱い女が顔を出す。
 なおも続く律動。胎内を掻き毟られるアロエリの瞳に涙が滲む。その一方でアロエリの耳に嬌声が響く。
「あふぁぁぁああ!あぁっ……いいっ!いいですのっ!……はうぁぁあああ……」
 小さなその身を前後から刺し貫かれて知識の天使は乱れる。心も身体も既に淫らな快楽の虜となって。
(リビエルっ………)
 変わり果てた同胞の姿にアロエリは猿轡をかみ締める。戦いに敗れ、リビエルもまた陵辱の憂き目にあっていた。
 与えられる苛烈な責めはリビエルの見た目どおりに幼い精神を容易く壊した。
「んっぷ……んむっ……んっ…ちゅ……殿方の……殿方の味がいたしますわ。ああ……もっと…もっとぉぉ……」
 輪姦を受けながら口元に差し出される肉棒にリビエルは貪りつく。口腔に広がる雄の味と臭い。リビエルは堪能する。
 喉を滑り落ちる苦味のある白濁。粘膜同士の接触による快楽。もう後戻りの利かぬところにリビエルは達していた。
(リビエル……リビエルっ!)
 アロエリは目を伏せる。直視に耐えなかった。リビエルのように自分も堕ち果ててしまうのかと思うと。
 アロエリの頬に涙が落ちる。守るべき御子を守れなかった。戦士の誇りを穢された。
 そして今、陵辱を受け壊れゆく戦友に対しなにもできずにいる。情けない。何が戦士だ。ここにいるのはただの……
「んっぐ……ぐぅぅ……んぐぅぅ……うぅぅ……」
 喉奥から出てくる嗚咽。アロエリはすすり泣いた。戦士ではなく、ただ泣きじゃくるだけのか弱い雌がそこにいた。





アロエリビエル「「なんなんだっ!(ですのっ!!)これはいったい!!」」
ミント「えっとね、これは先に書かれた無惨シリーズの別パートだよ。御使いの二人も幻獣界に一緒に来ているはずだからって……」
アロエリ「ふざけるなっ!御使いの使命も果たせずにこのような辱めを受けるぐらいならオレは死を選ぶ!」
リビエル「そうですわ!なんなんですの!私のあの扱いは!!私のキャラを激しく侵害しています!断固抗議させてもらいますわ!」
ミント「う〜ん……わたしに怒られても困るよぉ……」
アロエリ「まったく。それでなんだ?ひょっとしてここは座談会場というやつか」
リビエル「最近ではすっかりリシェルとポムニットの主従漫才の舞台ですわね」
ミント「まあ、そうなんだけど……今回はわたし達、作者の人が普段書かないキャラにスポットをあててみるんだって」
アロエリ「それで冒頭のような恥辱を受けるぐらいなら出番など要らん!ええい!この不義作者め!討ち果たしてくれるっ!」
リビエル「そうですわ!そんなのはどこかの芋天使と邪悪な誰かさんに任せておけばいいんですのよ!」
ミント「リビエルちゃん……それはちょっと言いすぎだよぉ」
アカネ「あ〜あ〜、あんた達もみっともないねえ。陵辱の一つや二つであたふたしちゃってさあ」
ミント「あ、アカネさんだ。どうもいらっしゃい」
アロエリ「みっともないだと!貴様、オレ達を愚弄する気か!」
リビエル「そうですわ!なんですの!いきなり現れていけいけしゃあしゃあと!」
アカネ「だからそうやっていちいちがっつくのがみっともないって言ってんの。陵辱なんてこのエロパロスレにゃ付き物なんだしさあ」
ミント「そういえば確かアカネさんも前に酷い目にあったそうなんですよね」
アカネ「そりゃそうさ。こちとら真性鬼畜がいる無印出身だもんねえ。言っとくけどさっきのあんた達なんか及びもつかないんだから」
アロエリ&リビエル「「っぐ…うぅ……」」
アカネ「カシスだってクラレットだってそういった扱い乗り越えて今の地位を築いてんだよ。それなのにあんた達ときたら……」
ミント「でもそう言うわりにはアカネさんてこのスレであんまり出番多くないんですよね」
アカネ「グサッ!!」
ミント「あれ?ごめんなさい。わたし何かアカネさんが傷つくようなこと言ったのかな?」
アロエリ「なんとも見事な急所撃ちだ……侮れん……」
リビエル「ミント……貴女よくもさらっと人の痛いところをつきますわね……なんとも恐ろしい」
ミント「え?ええ!?あ、アカネさん。ごめんなさい。ごめんなさい。だからしっかりして!」
アカネ「あは…ははは……どうせあたしゃ……出番なしクノイチさ……1からずっとこのシリーズ……でてんのにねえ……」
アロエリ「つい先日、発売されたドラマCDにも出番がなっかたしな」
リビエル「4の仲間キャラ女性陣ではダントツの出番最下位ですものね」
ミント「あああ、ダメだよ二人とも。そんな人の傷口に塩を塗るようなことを言っちゃ。アカネさん。気を確かに!」
アカネ「は……はは………ええい!落ち込むのは止め止めぃ!開き直っていくよ」
ミント「立ち直ってくれてよかった。じゃあ今度はアカネさんの番かな」
アロエリ「ろくでもない予感しかしないのだが」
リビエル「どうせこの作者の考えることですから」
アカネ「こらぁ!人がせっかくやる気になってんのに不吉なこと言うな!さあ、この『せくしぃクノイチ』の活躍とくと見よ」



「忍とはこれ即ち耐え忍ぶ者のこと。そのことは貴女も理解しているはず。そうですよね。アカネさん」
 淡々と師は愛弟子に問う。弟子はコクコクと頭を縦に振って頷く。
「いかな苦難に見えても課せられた使命を果たすことこそ第一。アカネさん。貴女にその覚悟はありますか?」
 師は更に問いかける。弟子はまた頷き返す。それ以外の選択を許されない。
「ときには捕らえられ苛烈な責め苦を受けることもあるでしょう。ですがそのようなときにも忍は屈せず。
 裂帛の意思を絶えず持ち続けることこそ肝要。アカネさん。どうやら貴女にはその点が決定的に欠けています」
 はりついたようなにこやかな笑顔で師は語る。弟子の背筋に寒いものがはしる。ふいに問い返す。
「あのぉ……お師匠……」
「なんですか?アカネさん」
 引きつった笑みを浮かべきいてくるアカネにシオンは応じる。
「どうしてアタシ……こんな風に素っ裸で縛られてるんでしょうか」
 回答は分かりきっていた。でもつい聞いてしまった。アカネは自分の愚かさを呪う。
「お仕置きです」
 しれっとした顔でシオンは手短に答える。アカネはふっと空笑いを浮かべる。そして
「嫌ぁぁぁぁぁあああああ!やっぱしぃぃぃいいいい!!」
 いずことも知れぬ師弟の修行場に今日も不肖の弟子の叫び声は木霊する。
 


「んほぉぉおおお!!おほぉぉぉおおお!!ふごほぉぉぉぉおおおお!!」
 繰り出される連突き。アカネはひたすらに悶える。アカネの女陰をひたすら突き上げる異物。
 そのゴツゴツとした触感がアカネの胎内に響く。
「んほぉっ!……ぁ……なんへ……なんへぇ……」
 呂律も回らぬ舌で。視界に映る冷淡な笑みを浮かべる師にアカネは涙ながらに訴えかける。
「何でナガレぇぇぇ!!!なんでキュウリぃぃぃ!!んごほぉぉぉぉおお!!!」
 ナガレが手に持つ極太のキュウリで秘部をダブルアタックされながらアカネは絶叫した。
「今回は特別にお借りしてきたのです。アカネさん」
「借りてこないでへぇぇぇえ!そんなのほぉぉぉおお!!」
 しれっと答えるシオン。アカネは悶絶する。こうしているうちにもゴツゴツとしたキュウリの疣がアカネの膣内を掻き毟る。
 それにしてもひたすらに突き続けるナガレの見事なことよ。アカネの急所を適確に捉えて抉ってくれるではないか。
「私が直々に伝授しました」
「お師匠ぉぉぉぉぉぉおおおおお!!」
 号泣する馬鹿弟子。だが鬼師匠は決して容赦することがない。
「実はこのイヌマルさんもお借りしてきたのです。イヌマルさん。私の言った通りにお願いしますね」
 そうして命じられた忍犬はトコトコと隠密状態でアカネの背後に回る。
 そして繰り出される背後からの攻撃。アカネの菊穴へと。それはもう見事に。
「嫌はぁぁぁぁあああああ!!お尻ぃぃぃぃぃいい!!よりによって犬ぅぅぅぅうううう!!」
 イヌマルの肉根の大きさはその小柄な体躯によらず立派なものだった。
 屹立する剛直。ねじ込まれる。アカネの肛門から入って直腸を串刺しに。
「嫌ぁぁぁぁあああ!!んっごほぉぉぉおおお!!許してぇぇぇええ!もう許してぇぇぇえええ!」
 泣き叫ぶアカネ。ただでさえ媚薬をさんざん塗りたくられた身体を荒縄でギチギチに縛られて堪えているのだ。
 アカネの豊満な肉が縄目にぎっちりと締め付けられる。それだけでも意識は朦朧としそうだというのに。
 その上で極太キュウリで前をひたすら突かれて、後ろの穴はイヌに犯されている。
 屈辱どころの騒ぎではない。なんというか人としてもう終わっているような仕打ちである。
「あぁぁぁぁあああああ!!ひぐあぁぁぁああああ!!んぐひぃぃぃぃいいいいい!」
 アカネは悶絶する。意識が何度もあっちの世界に飛びかける。だがその都度、与えられる刺激に引きずり起こされる。
 なんとも苛烈な拷問。これが忍の道というものか。
「それではアカネさん。私は蕎麦の仕込みに行きますので」
「おひひょほぉぉぉおおおおおおおお!!」
「私が戻ってくるまで一刻はゆうにあるでしょうがその間しっかり持たせなさい。命令です」
「そんな殺生なはぁぁぁぁぁあああああ!!」
 無情にもきびすを返す師匠に涙する馬鹿弟子。結局、シオンが戻ってくるまでアカネが持ちこたえていられるはずも無く。
「あひ………あひあは……はひ……」
「やれやれ、思ったとおりですね。アカネさん。残念ですが不合格です」
「嫌はぁぁぁぁあああ!!もほぉふぅ許ひてへぇぇぇぇえええええ!!」
 シオンからの追加の制裁をみっちりと受けましたとさ。




アカネ「…………………………………………………」
アロエリビエル「「…………………………………………………」」
ミント「……あ、すごくお弟子さん思いのお師匠さんなんだね。アカネさんのお師匠さんって」
リビエル「ミント……どうしてあれがそうなるんですの」
アカネ「はは……あはは……はっ……は……」
アロエリ「アカネ……さっきはすまなかった。確かにお前から見ればオレたちなどまだ雛鳥もいいところだ」
リビエル「世の中上には上がいますのね。この場合は下には下かもしれませんが……今回ばかりは私、貴女に同情いたしますわ」
アカネ「あ……はは……は……んぁあぁぁあああああ!!急に優しくなるなぁぁぁああああ!!」
ミント「アカネさん。どうか落ち着いてっ!」
アカネ「ええい!こうなったらミント!次はあんたの番さ!!あたし達みたいに恥をおおぴらに晒せぇぇぇええ!」
ミント「え?え?えぇぇぇぇええええ!!!」
アロエリ「確かに順番的にここはミントの出番だな」
リビエル「そうですわ。貴女だけ何事も無くでは不公平ですわよ」
ミント「うぅぅ。みんなを見てると気乗りしないよぉ。なんか嫌だなぁ」
アカネ「ここで一人だけとんずらここうとしたっても許しゃしないよ。いいじゃん。みんな仲良く恥かけばさあ」
アロエリ「うむ、それでこそ仲間というものだろう」
リビエル「今回の主旨の普段作者が書かないキャラに貴女も思いっきり該当していますしね」
ミント「ううん。皆がそう言うんなら……あんまり気乗りはしないんだけど……」
アカネ「それじゃここらで締めに一丁パーッといこうじゃないか」
アロエリビエル「「そうだ!(ですわ!)そうだ!(ですわ!)」」
ミント「ううん……なんだか不安だよぉ……」




 後ろから抱き縋ったその身体。硬く冷たい鋼の感触。一切の温もりを感じぬその鋼の身体にミントは寄りかかる。
「セクターさん……」
 呟きは切なくミントはその豊満な肉体をセクターの背に押し付ける。
「ミントさん……私は……」
「いいんです。わかっています」
 彼が自分の想いに応える事は決してない。彼は旅行く。この街から自分の下から。それはミントも理解していた。
「せめて……証が欲しいんです。わたしが貴方のことを愛したこと……そして貴方も……わたしを愛してくれたことの……」
「ミントさん……」
 旅行く彼と留まる自分。分かれゆく二つの道筋。そのけじめにミントは欲する。その想いはセクターにも響く。
「ミントさん。こんな私に……この俺にも……できることがあるのならば……」
 そう言ってセクターは振り返る。そっとその唇に柔らかなものが触れる。優しく温かな感触が。




「やっぱり……ちょっと恥ずかしいですよね」
 ぽっと顔を赤らめてミントは呟く。今は彼女の持ち家となった邸宅。寝室のベッドの上に生まれたままの姿でミントは転がる。
「あの……わたし……変じゃありませんよね?自分ではなんだかちょっと脂肪がつきすぎかなあって思ってるんですけど」
 豊満な裸身を晒しながらミントは尋ねる。たわわに実るその乳肉もミント自身にとってはある種のコンプレックスの素であった。
「そんなことはありません。とても綺麗です。ミントさん」
「よかった。セクターさんにそう思ってもらえて……」
 本心からそう答えるセクターにミントは微笑む。その安らぎを感じさせる笑みにセクターも息をもらす。
「それではミントさん」
「はい。セクターさん」
 しばらく逡巡してセクターは切り出しミントも応じる。一夜限りのこの逢瀬を。
「あっ……っは……ぁ……」
 鋼の指が最初に触れるのはやはり乳房であった。ミントの豊かな膨らみは硬質の指先で変成をみせる。
 ぐにっとゆがみ弾む乳肉。その都度、ミントの口からは甘い吐息がもれる。
「はっ……あはっ…ふぁぁぁっ!」
 愛でるようにセクターの指はミントの性感帯を刺激する。くにりと摘まれる乳頭。喘ぎをもらすミント。
 セクターは『失礼』と一言断りを入れてからそれを口に含む。女としての本能を刺激されミントは身悶える。
「はぁうぅぅう!あっふ」
 そうして胸だけでミントは軽くオルガズムを与えられる。艶やかに乱れるミント。その茂みも十分な肉蜜を滲ませていた。


「………………………………………」
 生い茂るミントの秘所。それを見つめながらセクターは沈黙する。
「セクターさん?」
 ミントは声をかける。するとセクターはこう答えた。
「すみません。ミントさん」
 そう詫びるセクター。何事かと戸惑うミントにセクターは理由を語る。
「私のこの身体は……貴女を……本当の意味で愛することができない……」
 憂いを滲ませる。愛する女を男として満足させることが出来ない。それは男にとって何にも変えがたい屈辱なのだろう。
「このような紛い物で……貴女のその身体を穢す……やはり私にそんなことは……」
 この逢瀬のために股間部に取り付けた模造品。それを取り出してセクターは戸惑う。
 だがそんなセクターにミントは優しく微笑みかけて言う。
「いいんです。身体がどんなに紛い物だったとしてもわたしはいいんです。セクターさん。貴方の心が本物なら……」
「ミントさん……」
「それに……あんまり女の子に恥をかかせないでください。わたし怒っちゃいますよ」
「すみません。ミントさん」
 そう言って軽く拗ねたような顔を見せるミントにセクターは謝罪する。もはや迷うことなど何もない。
 セクターはミントに覆いかさぶる。模造性器の切っ先をミントの秘唇にあてがう。
「ミントさん」
「セクターさん。ん……」
 再び重ねられる唇。それとともにセクターの腰は沈められる。ミントの中にゆっくりと。
「んっ……っ!」
 するりとゴム製の棒はミントの膣内に滑り込む。侵入してくる異物の感触にミントは軽く喘ぐ。
(セクターさん……)
 ゴム棒はミントの膣内にぴっちりと収まる。膣の中に伝わる冷ややかな感触。
 しばらくして異物は細やかに律動する。ミントの膣内をむしるように。
「んあっ!っは!あんっ!」
 繰り出されるピストンに喘ぐミント。これは本当の男女の営みではない。それは分かっている。
 だがミントは確かに感じた。自分の中に確かに入ってくるセクターを。
(セクターさん……わたし感じています……貴方の温もりを……)
 冷たい機械の身体。それでも温かさというものは伝わる。混じりゆく心と心の温もりは。
(わたし……貴方のこと決して忘れません……貴方との思い出を力にして……しっかり生きていきます……この街で……)
 噛み締める。積み重ねた日々の記憶。それは明日への糧となる。例えこの先、二人の道が交わることがなくとも。
 残された想いはきっと支えになってくれる。そう。確かに。
「はぁぁっ!セクターさんっ!セクターさんっ!」
 ミントは必死にしがみついた。セクターの記憶をその身に刻むために。
「セクターさんっ!セクターさんっ!」
 そして営まれる激しい逢瀬。最後の夜。ミントは確かに自分の中にセクターを刻んだ。




 
 目を覚ますと。そこに彼の姿はなかった。
「もう、いっちゃったかな……」
 少しだけ寂しそうにミントは呟く。寂しくないといえば嘘になる。けれど彼からはもう十分なものを自分は貰った。
 だから大丈夫だ。踏み出してゆける。これからもずっと続く明日への道を。
「さようなら。そしてありがとう。セクターさん」
 部屋の窓から街の入り口を見つめミントはそう優しく微笑みながら呟いた。





ミント「はぅぅ……セクターさん……」
アロエリビエル&アカネ「「「…………………………………………………」」」 
ミント「あれ?みんなどうしちゃったのかな?急に黙っちゃって」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ(効果音)

アロエリビエル&アカネ「「「贔屓だぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!!」」」
ミント「きゃぁぁぁああ!みんな落ち着いてぇぇ!!」  




 その一方

リシェル「ちょっとポムニット!あんたさっきからライにくっつきすぎよ」
ポムニット「別にいいじゃないですか。ライさん♪おじょうさまとばかりでなくたまにはわたくしともラブラブしましょう♪」
リシェル「ああっ!もう、こうなったらこっちだって負けないんだから」
ポムニット「うふふふふ。望むところですよ。おじょうさま」
ライ「………………俺の意思は?」


 一見、一人の店主を取り合っているが、その実、仲良く睦みあってる主従もあり



エニシア「ひっく……ぐすっ……幸せになりたい……私も幸せになりたいよぉ……」
ミルリーフ「あ〜〜こんなとこにいたんだぁ。ダメだよエニシアおねえちゃん。ミルリーフから逃げ出したら」
エニシア「嫌ぁぁぁあああ!もう嫌ぁぁぁああああ!!」
ミルリーフ「逃がさないよぉぉ。エニシアおねえちゃぁぁんっ!!」


 幼竜に追い掛け回されて必死に逃げ惑う不遇の姫君もいる。




 多種多様なキャラの入れ交じり合うこのスレ。色んな扱いのキャラがいるからこそ面白い。
 願わくば多くの書き手達の手によって魅力溢れるキャラたちの様々な一面が引き出されることをここに願う。


突発!出番向上委員会 〜fin〜

目次

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