シュガレット×クリュウ



早朝。
シュガレットは、一人ベットの上に身を起こした。
隣には、護衛獣たる自身の主人、クリュウが寝息を立てている。
昨日も、大胆に迫ったり、卑猥なことを口にしてみたり。
精一杯に誘惑していると言うのに、クリュウはシュガレットを抱いてはくれなかった。
サプレスの悪魔としての力か、女としての本能かは分からないが、クリュウが本気で拒んでいないというのはわかる。
それでも、一歩踏み込むことを、彼はよしとしてくれなかった。
「まったく、ご主人様も健康な青少年なんだから、私みたいにカワイイ女の子の誘惑くらい受け入れてくれたっていいじゃない」
ポツリと、そんな愚痴が口をついて出た。
しかし、それも今日で終わりだ。
シュガレットには策があった。
クリュウとて、13歳。
すでに自慰だって経験している年齢であろう。
それが、シュガレットに出会ってから一度もできていないのだ。
夢精もである。
シュガレットは、口に卑猥な笑みを浮かべながら、隣のベットへとその身を移した。

「ご主人様ぁ〜、朝ですよ」
そっと小声で呼びかけてみる。
が、シュガレットの予想通り反応はなかった。
クリュウはいつも、シュガレットが叩き起こさなければ目を覚まさないほど、ネボスケなのだ。
自分の思惑が的中し、シュガレットは小さく笑う。
そしてそのまま、クリュウの体を包んでいた布団を剥がした。
寝具をまとい、静かに胸を上下させながら熟睡しているクリュウ。
シュガレットは、視線を彼の股間へと移した。
彼女の想像通りに、そこはテントをはったかのように盛り上がっている。
「ご主人様、おっきい」
脊髄反射のように、そんな台詞が口をつく。
確かに、ここしばらくの精を溜めたクリュウの股間は通常よりも大きくなっていた。
「じゃあ、さっそく」
クリュウの具合を確認したシュガレットは手馴れた手つきで彼のスボンを履いていたトランクスと同時にゆっくりと降ろしていく。
生えかけの黒い茂みが見え、次に勢いよくクリュウ自身が飛び出してきた。
目を輝かせるシュガレット。
待ち焦がれていたモノが目の前でその姿を晒しているのだ。
シュガレットが、我慢できずに、クリュウの股間に顔を埋めた。
(まずは…)
まだ幼いクリュウの性器。
被った包皮を指も使いながら下へと降ろしていく。
「んあ…」
(ご主人様、感じてる)
クリュウの口から漏れた、吐息のような喘ぎにシュガレットが反応する。

剥き出しにされたクリュウの亀頭を、こびりついた恥垢を気にもせずに、口の中で貪る。
口内に広がる、男の味。
丁寧に舌を動かし、クリュウのペニスに綺麗にしていく。
露わになった亀頭に直接感じる快感。
動き回るシュガレットの舌に翻弄され、クリュウは大きな声を上げた。
「くぅあぁッ」
「…ン」
それと同時に、シュガレットも小さく喘ぎ、より深く咥え込んだ。
舌だけではなく、唇も使い、彼の陰茎を扱いていく。
クチュクチュと卑猥な音が狭い寝室に広がる。
交じり合うクリュウの我慢汁と、シュガレットの唾液。
どんどんと荒くなっていくクリュウの呼吸に応えるように、シュガレットはリズミカルに彼の性器を己の口を使い扱き続ける。
「うッ…あぁッ」
と。
突然のクリュウの大きな喘ぎ声と共に、一斉に精液が流れ出た。
クリュウが絶頂へと達したのだ。
若い上に、理性は夢の中の今、彼は性急であった。
「…っ」
唐突なクリュウの射精に一瞬狼狽したシュガレットが、口をモノから離してしまう。
どくどくと噴出されるクリュウの精液。
溜まりに溜まった濃い精液が、シュガレットの顔へかかっていく。
生臭く、僅かに黄色がかった精液が、端整なシュガレットの顔を汚す。
「ご主人様の精液…」
自身の顔に飛んでくるそれを大きく口を広げ、顔面全体と舌で味わってゆく。
薄紫色のシュガレットの髪の毛にも、大量の精子が付着している。
「…凄いよ、ご主人様。凄く、凄くおいしい」
欲望に逆らうことなく、その液を鈴口から吐き出すクリュウに向かって、シュガレットは優しく微笑みかけた。

自分の顔面や髪の毛、そしてベットに付着した全ての精液を指、舌を使って丁寧に舐め取っていく。
やっと手にできたご主人様の精液だ。
一滴だって残すのは名残惜しい。
大方の掃除が終わった頃、剥き出しにされたままの下半身を舐め回す舌に反応したのか、クリュウが突然目を覚ました。
「……!?」
「あ。ご主人様おはよう」
唐突に身を起こしたクリュウに動揺することなく、シュガレットは毎朝通りに爽やかな笑顔を向けた。
「し、シュガレット、何やってるんだ!」
まだ少しシュガレットの顔に付着している精液。
ぬるぬるとした感触のある、己の陰部。
信じがたい現実ではあるが、今だこれが夢の続きだとは思えなかった。
「何って。ご主人様にフェラチオをしてご主人様をイかせて…」
どんどんと顔が青くなっていくクリュウ。
「じゃ、じゃあ…」
クリュウは口をパクパクさせながら狼狽するしかできない。
「……」
最初は、からかうような楽しむような顔で笑顔を向けていたシュガレットだったが、クリュウのあまりの狼狽ぶりに、少し顔を曇らせた。
「ごめんなさい。でも、ご主人様が、私をちっとも抱いてくれないから」
どんな理由かと、まさしく突っ込みどころ満載の理由だ。
クリュウも、声を荒げながら反論する。
「そんなのが理由になんてなるかよっ!?」
僅かに逡巡した後、シュガレットが意を決したかのように一気にまくしたてた。
「だって!…だって、もう知りもしないオジサンに抱かれるなんて嫌なんだもん!」
クリュウは、一瞬その意味が理解できなかった。
知らないオジサンに抱かれる。
「まさか…、毎晩どこかに出掛けてたのは…」
シュガレットの言葉の指す意味に、やっとクリュウは気付いた。
「私、面白半分でご主人様を誘惑してたんじゃないの。私は、サプレスの悪魔の中でも男の精で命を繋ぐ種族」

クリュウは、声に陰のさしたシュガレットの話に無言で耳を傾けていた。
先程とは別の意味で、彼の顔は青くなってしまっている。
「だから、誰かの精液が欲しくて。たまらなくて。ご主人様がダメなら、街へいって、スケベなオジサンを相手するしかなかった」
クリュウは鍛冶屋としての技術、知識だけではなく、召喚術の知識も持ち合わせていた。
当然、シュガレットのような種族の話は、聞き及んではいたが、まさか彼女がそうだったとは。
よく知りもしないオヤジ相手に、己の命の源を汲み取ってとっていたなんて。
まだまともな性的経験も知識もないクリュウにだってその辛さは容易に想像できた。
「ご、ごめん。俺が…シュガレットを拒んだりしたから」
突然、ぱっと日を得た様に輝きだすシュガレットの顔。
「じゃあ、これから毎晩、ご主人様の美味しい精液くれる?」
精子の残りは顔に付着しまたま、シュガレットはクリュウへと身を寄せる。
シュガレットが擦り寄った拍子に、剥き出しにされていたクリュウの陰部が彼女の柔らかい足へと擦れた。
先程、精を吐き出したばかりで、敏感になっていたそこに感じてしまった感触。
体を走った痺れるような快感を堪えながら、クリュウはなんとか口を開いた。
「で、でも。俺ってこーゆーのって不慣れだし……まだガキだし」
「大丈夫だよ。私は得意だから。
それに、ご主人様のアソコすっごく大きくて…もう立派なオトナだよ」
かあっ。
クリュウは自分の顔が赤くなるのを感じる。
自分のモノの大きさなど、誰かと比べたことはないし、よくはわからないが、恥ずかしい。
かなり恥ずかしい。
そういえば、すでに自分はシュガレットに自分の欲望は吐きつけてしまっているのだ。
そんな、誰にも見せたことのない姿をこの愛らしい少女に見られてしまった。
改めてその事実を認識してしまい、ますます顔を赤くする。
「あ。ご主人様の、ここまた大きくなってる!」
「へ?あ…、シュガレットやめ…」
クリュウの制止も聞かず、シュガレットは両手を使ってクリュウを扱きだした。

もうこの少女の与える快感に逆らうことはできない。
そう感じながら、少年は快楽の中へとその身を投じていった。


おわり

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