おひるねすきだよ



「嫌……ぁぁ……うぁ……ぁ……」
 見るも無惨な光景だった。目の前にそびえる悪夢。
 それが本当に夢であることをトリスは願う。
「あぅぅ……うっ…うぁ……あぁ……嫌ぁぁ……」
 しかしどれだけ願えどもその夢は覚めることなどなかった。
 余計に思い知らされるだけであった。現実(リアル)という名の非情。
 ああ、そうだ。どれもこれも現実。耳に響く濡れた摩擦の音も。
 鼻につまる噎せかえるような臭気も。肌を包むドロドロとした感触も。
 口の中が酸っぱくて苦い。胃液の酸味。それと白濁の苦味。
 それらが現実であるのならば、今見せ付けられているこの光景も。
 紛れもなく現実であるのだ。なんとも単純な命題。
「うぁっ……あぁ……あぐっ……うぐっ……うぁぁ……」
 泣き喘ぐ。そうすることでしかこの現実は受け止める事ができない。
 繰り返す嗚咽。止められない慟哭。泣く。ひたすら泣き叫ぶ。
「うぁぁぁああああっ!!あぁぁあああああ!!うぁぁああああ!嫌ぁぁぁあああ!」
 声を上げて、涙を流して。いくらそうしても胸を貫くこの罪悪は和らぐことはなかった。
 むしろ深まるだけ。認めたくない現実を余計に思い知らされて。
 グチュッ。グチュッ。汚らわしい肉音が響く。ジュプッ。ジュプッ。あの小さな身体の中で。
 嫌ぁぁああ!やめてっ!許してぇっ!お願いだから許してあげてっ!
 けれどグチュグチュ。肉棒は穢し続ける。本当に小さなあの娘の身体を。
「嫌ぁぁあああああ!!嫌ぁああああああ!!ハサハぁぁああああああっ!!」
 そんな風に嘆き叫び続けるトリスの目の前で、彼女の護衛獣である妖狐の少女。
 ハサハは悪魔達の手による苛烈な陵辱を幼いその身にひたすら受け続けていた。



「キャーッハッハッハ♪愉快♪愉快♪見てよ。あのトリスちゃんの惨めな顔っ!キャハハ♪」
 相変わらずの甲高いキャハハ笑い。嘆き叫ぶトリスの姿を見てビーニャはそれをあげる。
 実に至福の一時であった。惨めな敗残者であるトリス達一向。捕らえた彼女らを嬲り者にする愉悦。
 それが悪魔達にとってはこの上ない糧である。陵辱。それは至ってシンプルな遊び。
 それだけに実に楽しい。無数のペニスに蹂躙されてスペルマの塊にされるトリス。
 極太の魔獣ペニスに貫かれながら『嫌ぁぁっ!ネスっ!ネスぅっ!!』と愛する男の名を泣き叫ぶ。
 実に滑稽であった。犯され泣き喘ぐその姿が惨めであればあるほど胸がすく。
 他に捕らえたトリスの仲間達もおそらく別の場所でガレアノ達が玩具にしている。
 特にあのアルミネの生まれ変わり。今頃、あの方が直々に存分に嬲られていることであろう。
 そちらの方も興がそそる。けれど今は目の前の快楽。あまりに哀れで惨めな主従の姿。
「やめてぇぇえええ!!許してぇええええ!!嫌ぁあああああ!!ハサハぁぁああああっ!」
 グジュッ。グジュッ。ケダモノペニスが狐娘の幼い肢体を貫く度にトリスは狂い叫ぶ。
 はだけられた着物からのぞく幼く平坦な胸板。それと同様に幼い秘裂と菊穴に肉棒はねじこまれる。
 見るも無惨なペニスサンドイッチ。それを受けるハサハは既に意識を失っていた。
 白目を剥いて泡を吐き、失神しているハサハ。それでも獣人たちはハサハを犯し続ける。
 よほど気に入ったのであろう。貪るように幼膣にペニスを突き入れる。
「やめてぇぇえええええ!!ハサハぁぁああっ!ハサハが死んじゃうぅううう!嫌ぁぁああああ!!」
 トリスが狂い叫ぶのも無理はない。ハサハにヴァギナもアナルも既に裂けていた。
 挿入される男根の根元を染める鮮血は破瓜によるものだけではない。ハサハはまさに壊されていた。
 既にもう虫の息のハサハ。その断末魔の悲鳴をトリスは延々と聞かされ続けたのだから。
「あぁ……ハサハぁぁ……ハサハぁぁ……」
 叫ぶトリスの声もかすれている。同様にハサハも悲鳴をあげる力さえ失っている。
 屍のハサハ。幼姦が屍姦へと形を変えるのも時間の問題。なんという無惨。
「ああ。ああ。みっともないっての。安心しなさいよ。キャハハ♪そう簡単に死なせてあげるわけないじゃん♪」
 さらに最悪なのは死ねないということである。今、犯されているハサハも、トリスもそうであるが
 肉奴隷とされた日に悪魔の呪いを受けた。致命傷を受けても死ぬことの出来ない呪いを。
 膣が裂けて子宮が潰れるほどの苛烈な陵辱。比喩でもなんでもなく実際にそうされた。
 けれども死ぬことはなかった。無理矢理に生かされた。そうして生かされてまた嬲られる。
 負の感情という糧を得るための家畜として悪魔が経営する牧場にヒトとキツネの雌がつながれている。
「キャハ♪アンタも今のうちにせいぜい休んでなさいよ。どうせ次はまたアンタの番なんだから。キャハ♪」
「うぁぁ……ハサハぁぁ……ハサハぁぁ……」
 そうしてボロクズのように犯され続けるハサハを見せ付けられること数刻後、トリスもまた犯された。
 数百本にものぼるケダモノペニスによる白濁の洗礼をその身に受けて。
 そうして後に残されたのは胃の中身さえもスペルマに浸された無惨な少女と狐娘の残骸であった。



(おねえ……ちゃん……)
 ズタボロの意識でハサハは呟いた。音にならぬ呟き。唇だけがかすかに動く。
 ヒドイことをされた。きょうもたくさんヒドイことをされた。
 わるいあくまたちはきょうもおねえちゃんをいじめた。ハサハもいっしょにいじめられた。
 ごめんね。おねえちゃん。ハサハはおねえちゃんのごえいじゅうなのに。
「ひっく……ぐすっ……ごめん……ごめん……ねえ……ハ……サハ……ごめん……」
 だけどまいにち、おねえちゃんのほうがハサハにないてあやまる。どうしてあやまるの?おねえちゃん。
 おねえちゃんはなにもわるくないんだよ。だからなかないで。
「うぅ……あうぅ……ハサ……ハ……ハサハぁぁ……」
 だめだよ。おねえちゃんがないてるとハサハまでかなしくなっちゃうよ。
 なかないで。おねえちゃん。ハサハがそばにいるよ。おねえちゃんのそばにずっといるよ。
 だってハサハはおねえちゃんのおよめさんだから。おねえちゃんとけっこんしたんだから。
 ちゃんとやくそくしたよね。ハサハ、おねえちゃんとゆびきりしたよ。だから…
「泣かないで……おねえちゃん……ハサハが……ついてるから……」
「っ!?」
 刹那、抱きしめられる感触をトリスは覚えた。トリスよりもずっと小さなはずのハサハの身体。
 それが逆にトリスよりも一回り大きくなってトリスの身体を抱き慰めている。そんな錯覚がした。
「ハサ……ハ?」
 ギョッとなってトリスはハサハを見る。けれどそこにいたのはいつも通りの小さなハサハだった。
 けれど心に残る感触。ハサハが自分を抱きしめてくれた。そして慰めてくれた。
「ハサハぁぁ……」
 トリスにはわかった。それがハサハが起こしてくれた一瞬の小さな奇跡であると。
 愛しき従者の身体を抱きしめながらトリスは涙をぐっと堪えた。



 それからもトリスとハサハの陵辱の日々は続いた。互いの目の前で犯される。二人一緒に犯される。
 それが日常茶飯事。双頭のディルドーで繋がれて後ろからアナルをグリグリ犯されたこともある。
 子宮一杯につめこまれたスペルマを啜らされた。トリスはハサハの。ハサハはトリスの性器に口をつけて。
 同様のことをアナルでもさせられた。お互いの糞尿の味を舌に覚えることを強要もされた。
 強要されるレズ行為。拒めばハサハが虐待に晒される。泣く泣くトリスは自らの手でハサハを嬲った。
 その度に「ごめんね。ハサハ」とトリスは泣きじゃくり「おねえちゃんはわるくないよ」とハサハは慰めた。
 そんな日々がしばらく続いて、季節が変わり目に差し掛かった頃。
「あぅ……うぁ……あぅぁ……あぎっ……」
「っ……きぃ……きひっ……っき……あひっ……」
 季節から隔絶された牢獄の中に変わり果てた主従の姿があった。特に変わったのはその腹部。
 ポッコリと膨れたボテ腹をトリスだけでなく、まだ幼いハサハまでもが晒していた。
「キャーッハッハッハ♪ずいぶん大きくなったわよねえ。二人とも」
 繰り返された獣姦の果てに魔獣の種をトリスもハサハも孕まされていた。
 すっかりボテ腹となった主従の姿にビーニャは愉悦に浸る。
「キャハハハ♪そのうちアンタたちのために公開出産ショーをひらいてあ・げ・る・♪キャハ♪だから今はたっぷり栄養をとってねえ♪」
「んぶっ……んむぅ……んぶっ……」
「んむっ……んっ……んうっ……」
 妊娠中の二人の口にも捻じ込まれる極太ペニス。生臭い精液ミルクだけを餌に二人は今も飼われている。 
 ずんぱん。胎教がわりのアナルセックス。子宮の裏側からお腹の胎児に響く。そしてドピュドピュ。
 腸内射精。するとジュプジュプ。膣も犯される。妊娠ヴァギナ。お腹の子ごと突き動かされる。
 喘ぐトリス。悶えるハサハ。大量の白子責めに今日もあわされる。
「ハ……サ……ハぁ……」
「おねえ……ちゃ……ん……」
 そんな苛烈な目にあわされながらも二人はお互いを思いあっていた。
 辛い。苦しい。だけどハサハが傍にいてくれる。
 きょうもいたくてくるしい。だけどおねえちゃんがいっしょにいてくれる。
 その思いだけがトリスとハサハを支えていた。それは哀しくも美しい主従の絆。
「ずっと……一緒だからね……」
「……コクン……」
 そうして交わす約束。こんな一切の希望のない地獄においては果たされるはずのない小さな約束。
 だがトリスとハサハはそれを信じ続けた。非情なる悪魔の牙が二人を分かつそのときまで。



「ひきぃ……きひっ……くぅん……」
 ギチギチの幼膣に逞しい男根が詰め込まれていた。膝の上にのせられたボテ腹の幼女。
 その腹部を愛でるように擦りながら犯してレイムは息をもらす。
「ひゃはははは。素晴らしい。コレは実に素晴らしい使い心地ですよ。ビーニャ」
「キャハハハハ♪お気に召してなによりですよ。レイム様ぁ♪」
 調教が一区切りついて、ボテ腹のハサハはレイムへと献上された。
 孕み幼女を抱くという希少性。それがシルターンの妖狐ならばなおさら。
 妖姦と幼姦。そして獣姦と妊婦姦の快楽をレイムは味わう。
「実に味わい深いものがあります。気に入りました。これからは私の後宮にうつさせてもらいます。構いませんね?ビーニャ」
「キャハハハハハ♪レイム様がお望みになるなら喜んで」
 調教のすんだ雌畜達の中で特にお気に入りのものがレイムの後宮へといれられる。
 既にアメルやマーン母娘、聖王国のディミニエ姫などがうつされている。
 無尽の精力を誇るこの悪魔王専属の肉奴隷として、休む間もなく犯されている。
 お気に入りの肉便器コレクション。そこにハサハも加えられる。
「ひひひひひ。ところでビーニャ。トリスさんの方の様子はどうですか」
「それが聞いてくださいよ。レイム様。トリスちゃんったらこの狐娘を連れてかないでって散々に泣き喚いちゃって。キャハ♪惨めったらしいたら

ありゃしない♪」
「ほほう。それはそれは」
 ビーニャから聞かされるトリスの近況にレイムは相槌をうつ。どうやらこのハサハという娘がそれほどまでに大切らしい。
 なるほど。なるほど。そういうことならば。
「まあ、でもアイツの方ももうじき仕上がりますよ♪どうですか?レイム様」
「いえ、当分は結構です。それよりも今はこのハサハさんを楽しむとしましょう」
 たずねてくるビーニャに対してレイムはそう返す。いずれはトリスも後宮に入れるつもりではいる。
 だが、今は時期尚早だ。そう。絶妙の滋味を味わうためには。
「ひゃはははは。どんな顔をするでしょうねえ。トリスさん。すっかり私色に染まったハサハさんを目にしたら」
「ショック死でもしちゃうんじゃないですかあ?あの様子だと。キャハハハ♪」
 そうして悪魔達は笑いあう。近い将来の楽しみを思い浮かべて。
(おねえ……ちゃん……)
 そんな悪魔達の笑い声が響く中でハサハはトリスを思い続けた。魂をも内から穢す悪魔王の肉棒に貫かれながら。
 後日、レイムの後宮にトリスがあげられるときそこには一人の妖艶な女性の姿があった。
 キツネの耳を生やしたトリスがよく知る娘の面影を残した女性。だが、彼女の瞳の中にトリスの存在はもうなかった。
 むしゃぶるようにレイムのペニスに奉仕し、快楽によがり狂うその女性の姿にトリスの心は砕けた。
 粉々に魂を砕かれたトリス。その虚ろな肉の器を愛用の肉便器としてレイムは寵愛しつづけた。


 〜THE END〜

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