レックス×ファリエル ファリエル自慰編



「あぁ、ふぅ、ふぁ、あぁ、そこはダメぇ、レックス」
霊界の集落・狭間の領域。今そこで一人の少女が自らを慰めていた。
少女の名はファリエル。普段は無骨な鎧に身を包み霊界の護人・ファルゼンとして生きる少女である。
少女が先ほどいっていた人物・レックス、彼はしばらく前にこの島にやってき、この島と彼女の心の奥底にあっというまに住み着いていた。
いつから彼のことを好きになっていたのだろうか?それは今となっては分からない。
しかし、彼のあの子供のような笑顔を見るたびに自分の中の彼がどんどん大きくなってきていることははっきりと分かった。
最近では一日中彼のことばかり考えている自分に気が付いてもいた。
自らを慰める小女の手つきはたどたどしく、この行為に不慣れなことが一見して分かった。
そういった経験自体は実を言うと彼女にもあった。幼さが残るものの整った顔立ち、やや細めのすっきりとした体(ただし胸もない)、と無色の派閥にいたころはそういった目的で使われたことも少なくはなかった。それゆえに彼女はこの行為に嫌悪感しかもっていなかった。
だが今は自分からそれをしていた。
彼と愛し合いたい、結ばれたい、そう本気で願う自分がいた。

「はぁ、んん、ちゅ、ちゅぱ、んん、あ、ふぅ。」
自分の指をくわえる。彼の指だと思い懸命になめる。同時に先ほどからいじくっていた胸のてっぺんを強くつまむ。
「ひゃうん!あ、あぁ、レックス、レックスぅ。」
電流が走ったかのようにその体がビクンッと震える。指から滴る彼女の唾液と、半端に脱げた服から見える赤らんだ肌、月明かりに照らされた彼女の姿はとてもいやらしく、そして美しく見えた。
昔、無理矢理やられていた時は痛いだけであり、この行為が憎かった。
しかし好きな人にしてもらっていると想像するだけでこんなにも違うとは思っていなかった。
おずおずと彼女の指が自らの秘部に近づく。彼のことを思いながら自慰をするようになってからもその部分だけは触ることをためらっていた、しかし今日は我慢できそうになかった。
「ん、ふぅ、あ、濡れてる、、、」
まだ少しとはいえそこは確かに濡れていた。経験があるとはいえ純な彼女には彼にやってもらっていると思うと先ほどまでのつたない指使いでも十分な刺激だったようだ。
濡れていることに困惑したのか彼女の顔がますます赤らむ。秘部にそっと触れてみる。
「あっ。」
奇妙な感覚があり慌ててを離す。なんともいえない感覚、まだ気持ちいいのかどうかもよく分からなかった。
だがもう一度あの感覚を味わってみたくなりもう一度指を伸ばす。
「ひっ!あ、な、なんだか?んっ。」
妙な気分だった。気持ちいいのかどうかはよく分からない、だがだんだんと手をとめることができなくなってきていてた。手の動きが大胆になってくる。
指が一本中に入っていった。
「うぁ、ぁ、あぁ、あった、、かい。」
自分の中がこんなにも熱いことになんとなく気恥ずかしくなる。
秘部を見てみるとそこから蜜がたれていた。
「あ、あぁ、い、いやぁ、恥ずかしいっ。」
見ているものはもちろんいない。だがそれでも少女は気になった。しかし言葉とは裏腹に指をとめることはできなかった。自分がいやらしいことをしていると再認識してしまい、もっと興奮してきていた。
偶然にも指がクリトリスの部分をこする。
「ふあぁっ!ぁ、あぁ、レックス!レックスぅ!あぁ、だめぇ、あ、ぁ、すごいぃ。」
体が再びえびのように跳ねる。感じる部分はどこにあるかが分かってきたようだった。
指の動きはますます速くなり、胸を強くもみしだく。蜜の量はますます増えクチュクチュと音がする。そして少女の口からは艶のある声が上がった。
「ひぃぁっ!あ、あ、あ、ふぅ、だめぇ、そんなに動かしたらだめぇ!」
言葉とは違い指はかき回すかのように動く。
「うぁぁ、すごいよぉ!いいのぉ!、気持ちいいのぉ!レックスぅ!」
もはや声を押さえようともせずに乱れていた。秘部からの音も大きくなり、それがいっそう彼女を乱れさせる。目はとろんとし、頭もポーっとしてきた。そろそろ限界が近づいているようであった。もう彼のことだけを思い指を動かす。
「レックス!レックス!あっ、やっ、ふあぁ、大好きですぅっ!あっ、あっ、あふぅ、何かくるぅっ!」
体はもう限界まではりつめていた。愛する男の名を何度も呼ぶ。
そしてクリトリスを強くつまむ。
「ひぁ、あ・・・・ひぃああああああああっ!!・・・・・・ふはぁ、あぁ、はぁ、、はぁ、、はぁ、、」
少女は達しそのまま崩れ落ちた。視界は白濁し、口からはだらしなく涎がたれる。
荒い息をつきながら少女はしばらくその余韻に浸っていた。

行為が終わった。唐突にむなしくなる。
分かってはいるのだ。どんなに願ってもすでに死んでいる自分と生きている彼が結ばれることなどないということは。自分に人を愛する資格などはないのだということは。
だができないとは分かっていても、それでもどうしても願ってしまう自分を止めることなどはできなかった。
たまらなく悲しくなり彼女は声を出さずに泣いた。


つづく

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