ヤッファ×アティ



 良く晴れたある日。
今日は学校が休みの日なのでアティは自室で明日の為のテスト問題を作成していた。
「ん〜っ。何とか問題が完成しましたね…。少し一休みしようかな」
 部屋を出ていこうとしたその時、窓を叩く音が聞こえた。
「先生さん、先生さぁ〜ん!」
「どうかしたんですか、マルルゥ?そんなに慌てて」
「シマシマさんが、シマシマさんがぁ〜っ」

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「ったく、何でもねえって言ったのに…マルルゥのヤツ…」
「びっくりしましたよ、マルルゥが泣きそうな顔をしてヤッファさんが死んじゃう、とか言うんですから」
 以前、アティもヤッファが苦しんでいるのを目の当たりにした事がある、例の発作をマルルゥが見てしまい、どうすれば良いのか分からなくなり、アティの自室に向かい助けを求めに行ったとの事だった。

アティが怠け者の庵に到着した頃には発作もおさまっていた。
「アイツにだけは見られたくなかったんだがな…。余計な心配をかけさせちまうしますます昼寝しづらくなるぜ」
 やれやれと言わんばかりのため息をつき、木にもたれかかる。
そんなヤッファの愚痴にアティはくすくすと笑う。
「マルルゥはね、ヤッファさんの事、大好きなんですよ。」
「なっ…」
「さっきマルルゥが私の所に来た時、本当に泣きそうな顔になっていたんですよ。嫌いな人やどうでもいい人に普通はそんな顔、しないでしょ?」
 そんな事を言われるとは思っていなかったヤッファは照れ隠しなのか、ボリボリと頭をかく。
「私もね、ヤッファさんのこと、大好きですよ」
「なに!?」
 今まで見せた事のないヤッファの驚きようにアティも驚いた。
「もしかして、気付いてなかったんですか?」
「いや、アンタが…まさか、冗談だろ?」
 冗談でこんなこと言えませんよ、アティは少しふくれてヤッファをにらんだ。
「私が倒れた時に、わざわざお薬を作ってお見舞いに来てくれましたよね。
本当に嬉しかったんですよ」
「あれは、その、だなあ…」
「ヤッファさんは私のこと、嫌いですか?」
 いつにもなく慌てているヤッファの顔をずいと覗き込む。
「嫌いなヤツに、あんな面倒臭ぇことする訳ねえだろうがよ…」
 自分を覗き込むアティに視線を合わさずぼそりとつぶやいた。小さな声だったが、はっきりと聞こえたアティはとても嬉しそうに微笑み、ゆっくりと腕をヤッファの首にまわした。
「お、おいアティ!」
「…あの時から私、ずっとヤッファさんの事ばっかり想っていました。面倒くさいって言いつつもきちんと私の事を見てくれているんだなって」
 腕を回したアティの身体がぴたりとヤッファに密着し、柔らかなアティの胸の感触が伝わってくる。その感覚にヤッファの理性が押しつぶされそうになる。
「(うっ…やべえ…っ)」
「ヤッファさん…、キス…してもらえませんか?」
 首に回していた腕をゆっくり離し、ヤッファの顔に自分の顔を近づける。アティの顔は赤く上気し、瞳はかすかに潤んでいた。
「それは…できねえ」
 今にもアティを襲ってしまいそうな衝動を抑え、ヤッファは顔を逸らす。
「どうして…ですか?」
「そんな事したらよ、オレはそれだけじゃあ満足いかなくてアンタを押し倒してしまうかも知れねえ。そんな取り返しのつかねえ事をしてアンタを傷つけたくねえんだよ…」
 そう言ってヤッファは庵に戻ろうとするとアティが腕を掴み、引き留めた。
「それでも…構わないんです。私は、ヤッファさんの事が、好きなんだから…。だから…構わないんです…」
 ヤッファが驚き、アティの顔を見ようとしたが、うつむいていてはっきりと表情が分からなかった。
「…泣いてるのか?」
「泣いてなんか…いません」
 嘘を言うんじゃねえよ。そう言いながらヤッファはアティの頬に手を添えた。
「言っとくが、オレはそこまで、なんて器用な事は出来ねえ。それでも…いいんだな?」
「…はい!」

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 ヤッファがゆっくりとアティに唇を重ねた。初めは唇同士を重ねあわせるだけのキス。唇を離すとアティの頬がいつにも増して赤くなり、瞳をトロンとさせていた。その表情だけで今すぐにでもアティを押し倒してしまいたい衝動にかられてしまう。そんなアティの表情を堪能しながら今度は吸い付くように唇をあわせた。
「んん…ふぅ…」
 柔らかく舌を絡めるとアティの呼吸が微かに乱れ始める。アティの口内を舌で犯しながら右手で服越しに豊かな胸を揉んでいった。キスをした時から既に立っていた乳首を指先で軽くなぞると、その行為だけでアティはガクガクと足の力が抜けていった。
「はぁ…はぁ…」
「おい…もしかしてこれだけでイッたのか?」
 カァッとアティの顔がこれまでにないくらい紅潮し、うつむきながらコクン、と頷いた。
「いやらしいヤツだな…お前はよ」
「そんな…」
 ヤッファはしゃがみ込み、アティを木の根本に座らせ、足を開かせるとそこはショーツ越しにしっとりと濡れていた。
「いやぁ…恥ずかしい…」
「何言ってんだ、こんなに濡らしておいて」
 濡れているその敏感な箇所に人差し指をあて、上下に動かしてやるとちゅく、ちゅくと湿った音が聞こえてくる。
「あぁ…ああ…ん」
 ショーツをずらすとアティの秘所との間に透明の糸がひく。先程、達したその場所はヤッファを誘うようにひくひくとさせている。
「そんなに…見ないで…あっ」
 露わになったその場所を広げるとぷくりとした花芯が顔を出した。そこを舌でつついてやるとアティは今まで以上に喘ぎはじめる。
「ここが…いいんだな?」
 舌と指を使いながらヤッファはそこだけを集中的に愛撫する。
「ひぁっ…あ、あぁ…ん」
 アティは両手をヤッファの頭に押さえ、更に良い場所を追い求める。ずるりと中指がアティの膣に入りこみ、何度か出し入れを続けているとアティは恐ろしい程に艶を含んだ喘ぎ声を出し始めた。
「あっ…んっ…んあぁっ!」
 叫び声に近い喘ぎと同時に、アティは一瞬、全身を硬直させ、木に身を預けるようにもたれかかる。ひくひくとしているその場所から指を引き抜くと同時に大量の愛液が溢れ出す。
「…またイッちまったのか?」
 呼吸は乱れ、視点が定まらないくらいに彼女の瞳は宙を泳いでいる。少しするとアティはヤッファに視線を戻し、微笑んだ。
「ヤッファさん、その…とってもお上手ですね。気持ち、良かったです…」
 そんなアティの顔を見たヤッファは何かが自分のなかで弾ける感じがした。ますます紅潮したアティを抱きしめ、唇を重ねる。
「…いいか?」
 その意味を察知したアティはコクリ、と頷き、覆い被さっていたヤッファの首に手を回す。
「きてください…」
 ヤッファは自分のものを取り出し、ひくひくと天を仰いでいるそれをなだめるようにしながら蜜で十分に濡れそぼっているアティの秘所に先端をあてがった。ヤッファのそれは人間のものよりも大きく、少し不安ではあったが、愛液と先走りが動きをスムーズにしてくれたこともあり、意外にすんなりと入っていった。
「あ…、あぁ…はぁ、ん…」
 一度、アティの膣に全てを納めると今度はゆっくりと引き出していく。さっき達した時と同じ位の量の蜜が引き出すと同時に溢れてくる。
「…大丈夫か?」
 苦しそうなアティの表情を見たヤッファは柔らかい赤髪をすくいながら動きを止めた。
「だいじょ…ぶ、だか…ら…、動い…てくだ…い」
 髪の毛をすくう手に自分の手を重ねながらアティはヤッファに笑顔を見せる。
「苦しかったら…言えよ」
 言いながらアティの耳朶を甘噛みし、ゆっくりと出し入れを続けていると苦痛混じりだった声が、快楽の混ざった声に変わっていった。
「あはっ…あ、あ、ああ、ん…っ」
 先程よりも早いペースで腰を動かしてやるとそれに答えるようにアティが喘ぐ。彼女の膣内はとても熱く、奧のある場所を攻めるように出し入れを続けるとひくひくと痙攣を起こす。
「あっ…ダメっ…そこっ…あぁっ」
「ここなんだろ?お前の弱い部分はよ…」
 そう言ってヤッファはアティの最も弱い部分だと思われる花芯を優しく摘んでやるとヤッファを包み込んでいる肉壁がきゅう、と収縮した。
「んっ…ぃやっ…ふあぁっ…!」
「っ…!おいアティ、締めすぎだ…っ」
 ヤッファの首に回している腕に一層、力が入る。ヤッファも、彼女の予想外の締め付けに驚いたが、ますます膣内に収まっているものは硬直し、腰の動きも一層早くなっていく。緩急をつけながら腰を動かしているとアティの表情に変化が見えてきた。
「あっ、あっ、あっ…、も…わた…し、イッ…ちゃう…っ!」
「くっ…オレも…もうっ…!」
 出し入れしているものが抜け落ちそうな位引き抜いた瞬間、どくりと一瞬、脈を打つ。
「−−−−−っ!」
 そしてそのままアティの膣にものを全て納めた時、びゅるびゅると大量の白濁が膣内に放出された。それと同時にアティの膣もこれまでにない位、収縮をしながら精を搾り取るように何度も痙攣を起こした。精液を全てアティの中に出すとズルリ、と引き抜く。すると彼女のそこはヤッファの白濁と愛液でべとべとになっていた。

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「…おい、アティ。お前、本当に後悔…してねえか?」
「何がですか?」
「何がっ…て、オレとこうなっちまった事だよ」
 アティは、まだ気だるさが残る身体を起こし、隣で座っていたヤッファにキスをした。
「後悔なんか、あるわけないじゃないですか。そもそも、こうなる事を望んだのは私なんですから」
「それだったら、いいんだけどよ」
「それとも、ヤッファは私とこうなった事、後悔してるんですか?」
 意地悪そうにアティは笑いながら訪ねる。
「んなわけねえだろうが」
「本当に、嬉しいんですよ、私…。何度も、こうなる事を想像しながら一人で慰めてたんだから…」
「ま…、これからはいつでもここに来いや。オレで良かったら、な」
「…はい!」


おわり

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