アティ搾乳



「さあ、時間よ。」
そう、私は繋がれている女に声をかけた。長く伸びた赤い髪。どことなく幼さの残る童顔。
と同時に、それとは不釣合いなぐらいの豊満な肉体。世の大方の男という生き物が食指を伸ばしたがるような女である。
「は…い…。」
女の目に光はない。絶望と諦観に支配されたような目である。見飽きるぐらいに見た目。
私の組織の人間、おそらくは私自身も鏡で見ればこのような目をしているのだろう。
「じゃあ、始めるわよ。」
そういって、私は彼女の胸元へと手をゆっくりと伸ばす。私の指先が彼女の乳房に僅かに触れると彼女はピクンと僅かに顔を歪める。吸い付くような柔らかな肉の感触。
餅を捏ねまわすような感じでその乳肉を揉み解す。
「あっ…ふぁっ…はうぁっ…」
甘い喘ぎ声が彼女の口から洩れる。私の指は彼女の乳房を外の方から乳首の方へと何度も揉み込む動作を繰り返して近づいていく。その度に彼女は喘ぐ。
「うっ…くぅぅ…はっ…」
私の指が乳輪をなぞるころには彼女は発情期の牝犬のように、息を荒らげていた。
与えられる快楽を堪えようとし、それでも堪えきれず見せる雌の貌。
その顔が今の彼女の全てを物語っていた。

「ひゃうぅっ!!」
乳首の先端にかすかに触れると彼女は激しく反応する。上体を逸らしその双丘をたわわに振るわせる。私は抑揚のない声で彼女に言う。
「やっぱり…感じるの…。」
「…は…はイィ…ひやぁ!!ひゃうぅぅぅっ!!」
言いながら私は指の腹で彼女の乳頭を軽くこする。たまらずに彼女はまたしても仰け反る。
「いい加減に慣れなさい。そうでもないともたないわよ。」
「…ひ…で…でもぉ…」
涙目で彼女は許しを請うかのような姿勢を示す。無駄な行為だ。私はかまわず続ける。
指で乳首をしごき、手のひらで乳肉を擦る。そのたびに敏感に反応する彼女。
私の手が彼女の胸を犯すたびに彼女の胸が赤みをおび、その乳首は硬く膨らむ。
勃起した海綿体のような弾力を彼女の乳首が持つようになったころには彼女の舌は呂律が回らなくなっていた。
「も…もほふ…ひゃめへ…い…ひゃぁぁっ…」
彼女は今、快楽の波に理性が押し切られる寸前といったところだろう。僅かに哀れむような目で彼女を見る。いっそのこと溺れてしまえば苦しむことはないだろうにと。
だが、どうでもいいことだ。所詮私には関係のないことなのだから。
「そろそろね…。」
頃合を見はかり私は彼女の乳房を、乳首をギュッと絞り込んだ。乳白色の液体がほとばしる。

「ひやぁぁぁっ…ミルクでちゃ…はひぃぃぃっ!!」
彼女の胸から勢いよく飛び出した液体。それが私の顔にもかかる。指先で救ってとり舐める。とりあえず味に異常なし。これならばあの雇い主も満足するだろう。
「らめェ…搾っちゃ…らめェェ…」
哀願する彼女は無視し、搾乳を続ける。母乳の出も異常なし。十分な量が今日も期待できるだろう。母乳を胸から射乳し続ける彼女。別に妊娠しているわけではない。そのように体を細工されたのだ。彼女は元は私の所属する組織(正確にはそのパトロンの組織)と敵対していたものだった。戦いに敗れ捕らわれた彼女はそこで陵辱を受け今ではこのような実験体とされていた。女を乳牛へと変える実験。なにやら召喚術を利用した物らしいがここでの説明は省く。用は幹部のあの男の悪趣味である。そんな悪趣味に付き合わされるはめになったのが私。本業は暗殺なのに今ではこんな閑職。まあどうということもないけど。毎日、定期的に搾乳してそれを献上するのがここ最近(といっても数日前からだが)の日課となっていた。
「嫌ぁぁっ…もう…らめェェェ!!」
快楽に喘ぎながらも、彼女は恥辱に顔を震わせ涙を流す。無理もない。ついこの間まで処女であった彼女はいまだ羞恥心というものを棄てきれないのだろう。先日、件の幹部に純潔を奪われた時には思い人かどうかは知らないが男の名を叫びつづけていた。
そして今このように家畜として辱めを受けている。そのことを本心から受け入れることができないのであろう。もう少し調教が進めばそんなことも考える余裕もなくなる。
早い話が壊れたと呼ばれる状態。かつての私のように…。

「いひぃ…ひんっ…はぁぅぅ…あっ…」
ドロドロとした膿のような母乳が彼女の胸からひととおり出し終わる。一搾り目の完了。
老廃物のたまったものをとりあえず抜き終わる。これから二番搾り目に入る。
あの幹部が愛飲するのはこの二番目だ。私は器具を手に取る。
「これからが本番よ…」
「う…うぅ…」
すすり泣く彼女の胸に器具を取り付ける。なんでもロレイラルの技術の産物らしい。
当初は使い道のわからぬシロモノであったが、今ではその用途は明らかになっている。
パチンと引き金のようなものを入れる。と鈍い振動音が伝わってきた。
「きひぃぃぃぃ!!ひぃ…ひぐあぁぁ!!くぁぁぁぁっ!!」
振動音とともに器具は彼女から母乳を搾り出す。先ほど、アレだけの量を搾乳したというのに彼女の胸からは乳液が大量に搾り出される。みるみるうちに瓶が満たされていく。
乳首周辺の部位を覆う器具は振動を伝えて、彼女の乳首とその付近の肉を搾る。
ドピュドピュと勢いよく綺麗な乳白色な液体が噴出する。
「止めて…くだ…ひゃひぃぃぃ…こんなの…もほふぅぅぅ…」
雌牛に改造されてから彼女の肉体で胸、とくに乳頭部はとりわけ敏感な性感帯と化していた。
その部分を執拗に責めつづけられているのだ。繰り返されるオルガニズム。何度も母乳を噴出しながら彼女はイキ続ける。そんな彼女の乳肉を私の手は揉み込む。器具の手助けをするかのごとく。
「一気にいくわ。」
「ほんな…これ以上されたら…私…くひぃぃぃ!!」
そう言って出力を最大にする。器具は激しく上下しながらより強い力で搾乳する。
それに伴いゴム鞠のように彼女の胸がブルブルと揺れる。
「ちぎれ…ちぎれちゃい…ますぅぅ!!おっぱいがぁ…あうぅぅぅぅ!!」
その激しい振動に苦痛が与えられるがそれとともに射乳のたびに押し寄せる快楽が相殺しあう。苦痛と快楽。恍惚と恥辱。その狭間で彼女の精神は揺れ動いているのであろう。
母乳の噴出も終わりを迎えていた。最期の一搾りに彼女はその日一番の量の乳液を吹く。
「いひぃ…ひゃふ…いっひゃふぅぅぅっ!!」
鯨が潮を吹いたかのような噴出を最後に搾乳は終了する。ぐったりとなる彼女。
だが、まだ後始末が残っていた。

「さあ、後片付けよ。」
「あ・・・あふぁぁ…」
虚ろな意識で答えたのかどうか分からないような返事をする彼女。だがすぐにその顔が青ざめていく。次に行なわれていく処理を恐れて。
「ゆ…許して下さい…それだけは…もう…」
涙声で訴える彼女。だがやめる訳には行かない。ちゃんと仕上げ処理をしないと後々私の責任問題となる。私はポケットからあるものを取り出す。
「ちゃんと綺麗にしとかないと駄目だといわれているから…諦めなさい」
「そんな…そんなの…い…」
嫌がる彼女。それを押さえつけるのは多少手間取りはした。が私は目的を果たす。
挿入するのだ。彼女の乳腺に綿棒を…。
「いひやはぁぁぁぁっ!!ひあぁぁぁぁぁっ!!」
ひときわ大きな悲鳴を叫ぶ彼女。搾乳直後の拡張された彼女の乳腺は綿棒の挿入を可能にする。綿棒で乳腺の中の汚れを処理する。これが後始末。自分の体の内側を異物でほじくられる。その不快感と刺激は先ほどの搾乳をも上回る。
「あぁぁぁぁっ…うぁぁぁっ…嫌ぁぁぁぁっ!」
「いい加減に諦めたら…どうせ貴女は死ぬまで奴隷なんだし…」
泣き叫びながらよがる彼女に私は言い捨てる。こっそりその言葉の末尾に胸中で付け加える。
貴女も私もと…。

綿棒で乳腺を吸い出した後に僅かに残っていた母乳を口で吸出し、搾乳作業は完了する。
後はこれをあのいかにも悪人ヅラの幹部に届けるだけ。こうして本日の搾乳は終了する。
虚ろな瞳で倒れ付す彼女を残して…。




「あはうぅぅ…貴方ぁっ…とても…凄ひぃぃぃ!!」
「クククク、ツェリーヌ…。今日も我は疲れを知らぬわ…クハハハハハ。」
無色の派閥。その中でもひときわ強大な権力を握るセルボルト家。その夫妻の夜の営みは今日も激しさを増していた。オルドレイクの豪壮なイチモツをツェリーヌはその肉壺いっぱいで受け止める。グチョグチョといやらしい音を立てて繰り返されるピストン運動。
もう充分に時間は経過した筈なのに萎えるどころか…より精強さを増す。
「貴方ぁ…最近の貴方…ステキ…こんなに逞しい…」
「ククク、ツェリーヌ。愛するお前だからこそ我は疲れというものを知らぬ。」
後背位から挿入を楽しみながらオルドレイクは妻にのろける。
実はこの男この日ツェリーヌとの夜を迎える前に派閥の雌奴隷を相手に百人切りを達成していた。
(クククク、古の文献にあった滋養強壮の秘薬。想像以上の効果だ。)
いくら相手にしても疲労を知らずむしろ性交をこなすごとに力がみなぎってくる。
馬並に膨らんだペニスにツェリーヌの熟れた肉ひだがよく絡むのがとてもいとおしく感じる。

オルドレイク・セルボルト。女を子を成す道具としか見ないこの男も本妻のツェリーヌだけは本心から愛していた。彼は無色の力ある召喚士の務めとしてその優秀な子種をより多くの雌に植え付ける役目があった。そのしわ寄せか…最近妻との性交に充分なモノを与えられぬのが不満であった。
「下さい。貴方のを…はやくぅぅぅ!!」
「そう、焦るでないツェリーヌよ…。む、いくぞ。」
そういい、オルドレイクは満足行くまでツェリーヌの体に精を放った。

オルドレイク・セルボルト。後年伝え聞くところに寄れば百人の女に子を成しその子供を派閥の兵として地獄送りにした非道の男。その子供で正式にセルボルト家の子として認知されたのは僅かに四名。その他は幼くして命を落としたり、人知れず棄てられたりした。盛んの王とも揶揄されるこの男が実は正妻だけは心から愛していたというのは興味深いことだろう。その彼女との間には子はいなかったと言われる。
一説によれば子を為すことにより妻の愛が自分から子へと注がれるのを畏れたという。
その真偽は定かではない。


おわり

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