マグナ×アメル



アメルがこの世界に戻って来てからもう半年になる・・・
ネスや他のみんなはそれぞれの目的のためにこの森を出たがオレとアメルはレオルドと一緒にこの森で暮らしていた。
何事もなく、平和に、のんびりと・・・・。
この半年世界中に満ちたカスラの風はこの木がほとんど吸収してしまった。
ただあの一件以来、ここがちょっとした観光スポットになったようで、禁忌の森なんて呼び名はなくなり、アルミネの森が正式な名となりこの木もアルミネの木(まんまだけど)なんて呼ばれるようになった。
ここを訪れる人もちらほらいるが、まさかアメルがこの木から出てきたなんて知るよしもないだろう。ましてやこの木が、元は召喚兵器の遺跡だとは・・・。
それをのぞけば本当に何もない毎日。
今日もまた変わらぬ日々が続くはずだった・・・・。


朝・・・マグナはレオルドに起こされると寝ぼけ眼で顔を洗う。
台所ではいつも通りアメルが朝食の支度をしていた。
「あ?・・・おはようマグナ。」
いつもの笑顔で微笑むアメル。
およそ以前の生活からは想像もつかないような幸せな毎日だ。
マグナが朝食の前に郵便受けに手紙が入ってないか見に行ってみるとそこには派閥からマグナ当てに手紙が届いていた。
マグナはこんなところに住んではいるが、派閥から除籍された訳ではなく時たま派閥に戻るよう手紙が来るのだ。
といっても2,3日で用事を済ませて戻ってくるので、アメルは留守番をしていることが多かった。
ところが今日に限って一週間の長期滞在になりアメルは少し驚いた様子だった・・・。

「それじゃあ行ってくるよ。」
「身体に気を付けてくださいね・・・。」
と少し不安げにアメルが聞いた。
「大丈夫だよ、一週間で帰ってくるから・・・あ、お土産もいっぱい買ってくるから心配しないで。」
「そうですね・・・いってらっしゃい。」
アメルがそう言うとマグナとレオルドは出発した。
翌日、アメルは早起きして朝食の支度をしようとするがマグナが居ないのを思い出した。
(そっか・・・居ないんだっけ・・・。)
アメルはまたベッドの中にくるまり目を閉じた・・・。
朝早く起きて朝食を作ることが日課になっていたアメルにとって、マグナの居ない朝というものは少し寂しいものがある・・・。


それからまた5日経ち、アメルは玄関のドアを開け外に出た。
(今頃どうしてるのかな・・・。)
やけに落ち着かない。明日になれば帰ってくるはずなのになんだか遠くに行ったきり帰ってこないような気がする。
翌日・・・いつマグナが帰ってくるのかとアメルはそわそわしていた。
帰ってくればきっとおなかが空いているだろうと作っておいた料理もとっくにさめている。
もう夜中の12時をまわったが、いっこうに帰ってくる気配がしない。
(どうしたのかな・・・・。)
そう思いながらずっと待ち続けて、気が付けばもう朝になっていた。
アメルは目を覚ますと周りを見回した・・・が、誰もいない。
次の日、また次の日とマグナは帰ってこなかった。
(明日はきっと帰ってくる・・・きっと。)
そう思いながらアメルは眠りについた・・・。

・・・・・
(あれ・・・わたし眠っちゃったの?)
アメルは目を覚ました。するとそこにはマグナの姿があった。
いつ帰ってきたのと言いかけたときマグナの前には信じられない物が立っていた。
(え?・・・目の前にわたしが居る?!)
アメルはとっさにこれが夢であると悟った。
目の前では今から一週間前、つまりマグナが出かけた日の出来事が起こっていた。
夢の中の自分が心配そうにマグナを見つめている。
「それじゃあ行ってくるよ。」
「身体に気を付けてくださいね・・・。」
と少し不安げにアメルが聞いた。
「大丈夫だよ、一週間で帰ってくるから・・・あ、お土産もいっぱい買ってくるから心配しないで。」
「そうですね・・・いってらっしゃい。」
ほんの一週間前の出来事・・・しかし。
(ちがう・・・わたしはマグナに行って欲しくなんかない)
だが、自分の心とは対照的に夢の中の自分は笑顔で彼を見送っていた。
(ちがうの・・・行かないで・・・ちがう)

アメルが寝る少し前・・・
「ただいま!」
ようやくマグナが帰ってきた。手には大量の荷物を持っている。
レオルドもさらに大きい荷物を抱えて続けて家に入る。
「レオルドは先に休んでいてくれ。」
そう言うとレオルドは充電モードに入り動かなくなった。
「アメル?いないの?」
と、アメルの部屋を開けると、テーブル俯せになりながら寝ているアメルが居た。
「アメル・・・・。」
彼女の寝顔を見たマグナは起こすのをためらい、そっと毛布を掛けた。
すると、
「いかないで・・・・。」
「寝言か・・・。」
一体どんな夢を見ているのか、いまはそっとしておこう。
そう思い部屋を出ようとする・・・。
すると、
「行かないでマグナ!!」
不意に後ろから抱きつかれマグナはドキッとする。

「うわ!ど、どうしたんだよアメル!」
そうマグナが言うとアメルはそっと顔を上げた。
「え・・・、マグナ帰って来てたの?」
マグナはアメルの目にうっすらと涙が溜まっているのを見て
「もしかして怖い夢でも見てた?」
「わたし・・・マグナが・・・どこかに行っちゃう夢を見て・・、それで・・不安で・・・。」
「いや、派閥で偶然フォルテ達に会って、引き留められてさ・・・。」
アメルの目からは、今にも涙があふれ出そうだった。
「ごめん・・・」
マグナはアメルを強く抱きしめる。
「もう何処にも行かないで・・・、ずっと一緒にいて。」
アメルの目から大粒の涙がこぼれ落ちると同時にいつもの笑顔が戻っていた。

「・・・ねぇマグナ・・・抱いて。お願い・・・。」
「いいの?オレ初めてだよ・・・。」
「うん・・・、初めての人はマグナって決めてあるから・・・。」
互いの目が合う。
少し照れた様子でマグナはアメルを抱き寄せるとそっと唇を重ねた。
「ん・・・っ」
やわらかい。そのまま口の中で舌が絡み合う。初めての経験に緊張しながらも互いの愛を確かめ合うように深く
「んっ・・はぁ・・んん」
しばらく甘いキスに酔いしれていた二人だがマグナが不意にアメルの服に手をかける。
「あっ・・マグナ、駄目ぇ・・」
「大丈夫、怖くないから。」
怖がるアメルに優しく諭す。荒々しく服を脱がされるとすでにアメルは息を荒げていた。
マグナはそのままアメルをベッドに寝かす。
更にブラを外すと服の上からは分からなかったアメルの豊かな胸が露わになった。
「アメルって、以外と胸大きいんだね。」
「あんまり見ないで。恥ずかしいよ。」
アメルは顔を赤くしながら胸を隠そうとするが、マグナはその手を掴んで深いキスをした。
「あ・・・んっ」
そのままアメルの胸に手を伸ばすと今まで感じたことのない柔らかい感触。
(これがアメルの胸かぁ・・・)
マグナはこの胸をまさぐるごとに自分の理性が少しずつ失われていくのを感じた。もちろんアメルも例外ではなく愛する人に胸を触られることで身体が火照り始める。
「はぁ・・あっ・・んん、マグナ」
唇が離れると今度はその胸に吸い付くようにして優しくまめまわす。
「ひゃっ・・・ああっ、や・・はぁ」
アメルが耐えきれずに嬌声をあげると、自分の股間がひどく熱くなっていくのを感じた。

「マグナ・・・下のほう、濡れてるかも」
「うん」
予想通りアメルのショーツの割れ目に沿って愛液がしみになっていた。
マグナはそっと手を触れてみる。
「うわっ、すご・・」
ショーツの上から糸を引くのを見てアメルもマグナも更に興奮する。
そしてその上から指で割れ目をなぞってやると
「あっ!ふぅ・・ん、や・・なんだか・・わたし」
今まで感じたことのない快感に少し恐怖を覚えながらアメルは身を激しくよじらせる。
だがマグナはもう辛抱出来なくなったのか、ショーツに手をかけ強引にはぎ取りアメルの秘部を舐め回す。
「ぴちゃ、ぴちゃ、くちゅ・・・・」
「はぁっ・・ああ・・・マグナ、わたし・・変に・・」
さらにマグナはクリトリスをなで回し、歯で優しく摘みあげる。
「くにゅ、くにゅ・・・・」
「あ!・・駄目・・そこは・・はぁ、ん」
アメルの方も感覚が鈍くなったのか、そのことに抵抗せずなすがままに快楽に溺れていった。

「アメル・・入れていい?」
「・・・うん。」
マグナは自分のモノをアメルの割れ目にあてがうと一度深呼吸をして
「痛かったら言ってね。」
マグナは一度入れてしまえば多分やめられないと分かっている。それでも自分がこれからアメルを傷つけることに躊躇していた。
「いくよ・・・」
アメルの腰を支えながらゆっくりと挿入していく。
「んっ!・・・うう・・!」
アメルは歯を食いしばった。そして次の瞬間一気に膜を突き破る。
「んんんんんっ・・・・!!」
アメルは口を閉じて必死に痛みをこらえるが我慢できずに
「痛っ!」
「ご、ごめんアメル!」
そう言ってマグナは腰を引こうとするが、アメルの腕がしがみつく。
「やめないで!」
「でも痛いんでしょ?!」
アメルの秘部からは血がしたたり落ちていた。痛くないはずはない。
それでもアメルはマグナと離れるのが怖かった。
「もう何処にも行かないで!」
痛いのには変わりないのに、この人と一緒にいるとそれすら和らぐ。
マグナの心臓の鼓動が聞こえるだけで安らかな気持ちになる。
「わかった、動くよ」
数回腰を動かす。
「はぁ・・・!くっ・・ん・あっ!」
「アメルの中・・凄く気持ちいいよ」
アメルの痛みはもうほとんど無くなっていた。その代わりにこれまで感じた事の無いような快楽に恐怖を覚え、今まで以上にマグナを抱きしめる。
「マグナ・・・怖い、わたし・・変に・・なっちゃう!」
「大丈夫だから!オレがついてるから!」
二人は快楽で自分を見失いそうになると何度も名前を呼び合った。
そうすることが互いの恐怖をぬぐい去ってくれたから。
だがその快楽ももう終わろうとしているのを二人は感じていた。
「アメル!オレ・・もうイキそう!」
「はぁ・・っ!わたしも・・・もう・・」
そして二人は再び唇を重ね、惜しむように抱き合った。
「あぁ・・ん!あっ・・ふぅん・・!」
マグナは絶頂を迎えようとして急に腰を引く。
「ダメ!中でしてマグナ!」
そう言うとアメルはマグナの身体にしがみつく。マグナも二度と離さないように強く抱きしめた。
「くっ・・・!」
「マグナ!あああああっ!!」
アメルの中に熱いものが注ぎ込まれた。もう二度と離れないことを確信した二人は再び抱き合う。
「・・・ごめん。中に出しちゃった。」
「いいの、わたし嬉しかったから。」
・・・・・・・・・・・・・・
気がつくとアメルは静かに寝息を立てて寝ていた。マグナに抱かれて安心したのかどうかは知らないが可愛い寝顔にマグナは思う。
「もう二度と離さないから」


おわり

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