レックス×パッフェル・7



パッフェルの身体をベッドに横たえ、レックスはどぎまぎしながら彼女の脚を開く。
「それじゃあ…いくよ、パッフェル」
「はい…。お願いします、レックスさん」
内心で、お願いしますというのもおかしい状況ですねー、と思いつつ、パッフェルはレックスの首に手を回す。
ぬるぬると、レックスの物とパッフェルの入り口が擦れあう。
「はぁ…やぁ…焦らすのは…もう、止めてください…」
頬を真っ赤に染め、パッフェルはすぐそこにあるレックスの顔を見つめる。
「ごめんごめん、凄く可愛いから…ついつい…」
「うう、レックスさんって、けっこういじめっ子なんですね」
くすりとレックスは微笑むと、パッフェルの耳たぶをくすぐる様に囁いた。
「好きな子にだけ、だよ」
「!?」
今ならおでこでお湯が沸かせそうなほど、パッフェルの顔は朱に染まっていく。
「じゃあ、今度こそ本当に…」
「はい…はい…」
ず………。
入る、と思ったときにはもう、レックスはパッフェルに飲み込まれていた。
柔らかであたたかい壁を掻き分け、自分の物がそこに有るのが当たり前のように、パッフェルの中にあった。
「くぅ…はいっ…た…」
「レックスさん…これで、一つ…ですね」
ただ包まれているだけだと言うのに、レックスは既に快楽に飲み込まれそうになっていた。
先ほど、パッフェルに2回射精されていなければ、すぐ様果てていただろう。
パッフェルの脚がレックスの腰に絡みつく。
「レックスさん…」
「な、なに?」
余裕がありそうに見えるパッフェルと違い、レックスは既に余裕が無い。
「これでもう、放しませんからね」
ちろ、と舌を出しパッフェルは妖艶な笑みを浮かべる。
「あ…」
どくん!
「あ、くぅ…」
その顔を見た瞬間、レックスは思わず三度目の射精を迎えてしまっていた。
「はぁ…ああぁ、レックスさんの熱いの…奥にあたってます」
何度も、何度も、パッフェルの身体の一番奥を、熱い液体が叩く。
それだけでパッフェルは達しそうになっていた。
唇を噛み締め射精の快感に耐えながら、レックスはパッフェルの顔を見る。
「ごめん…パッフェル………こんな、すぐ…」
「いいんですよ、レックスさん…だって…」
ぎゅとレックスに絡ませている腕と脚に力を込める。
「まだ、できますよね?」
パッフェルは妖艶に微笑むと、自分の奥を蠢かせる。
まるで快楽という名の蝶を捕まえた女郎蜘蛛のよう…。
「うわっ…すごい、これ!? ………なか、うごいてっ」
刺激され、自分の物が再び力を取り戻すのを、レックスは感じた。
「レックスさん…今度は…一緒に、いきましょ?」
すっかり主導権を握られた感じで、レックスはパッフェルの顔を見れない。
あの微笑を見たら、また射精してしまうかもしれない…、そう思ってしまったから。
「じゃあ、いくね」
ゆっくりと腰を動かし始める。
また、パッフェルも自然と腰をくねらせ、快感を高めていく。
部屋の中には、互いの粘膜が擦れ合う音と、荒い息遣い、そして快楽を示す喘ぎだけ。
「あぁっ…はっ…ん…そこ…擦っちゃ…すご…いぃい」
突かれ、掻き回され、パッフェルは身体の中心を貫かれ、支配されていた。
そこから送り込まれる快楽、レックスの熱、耳元に聞こえるレックスのくぐもった快楽に耐える声。
それら全てがパッフェルを昂める衝動となっている。
「…ぐぅ…パッフェルの…柔らかいのに…きつくて…あくっ!」
レックスもパッフェルのそこに支配されていた。
突けば柔らかく迎え入れるのに、引き抜こうとすれば全力で締めつけ、それはまるで…放さぬ、逃がさぬと、言っているかのよう。
遮二無二、レックスは動き、自分の気持ちよさをパッフェルに伝えようと、した。
「あっ、そんな…おくっ突いたら…突かれたらぁ!」
子宮口を突かれ、パッフェルはどんどん追い詰められていく。
その激しい動きで押し出されたものが、二人の接合部から溢れ出している。
白く粘ついたものがパッフェルの愛液で溶かされ、シーツを汚してく。
「れっくすさぁん、レックスさぁん…レックスさん…」
快楽に炙られ、熱に浮かされたようにパッフェルはその名前を連呼する。
「パッフェル、パッフェル、パッフェル!」
愛しい人の名前を、お互いに連呼する。
パッフェルはもう腰を動かす事も出来ず、ただ脚と手でレックスに必死にしがみ付く。
「パッフェル…もう…俺、駄目…我慢、できないよ」
「わたしも、私もですぅ! レックスさんのっ…あついので、いきますぅ」
「一緒に…二人で…」
「レックスさん…すきぃ、すきです、だいすきです!」
「俺も、だよ…パッフェル、パッフェルの事、愛してるから!」
レックスに突かれ、ぎりぎりまで上り詰めていたパッフェルは、その言葉で達した。
「あ、ひぃ、だめだめだめ、いくの、いっちゃうの、ぱっふぇるいっちゃうのぉお!」
びくびくびくと、痙攣し締め付ける膣に、レックスも限界を迎えた。
「パッフェル…もう、出すよ!」
「ああああああぁあ、あついですあついんですぅ! また…いっちゃのぉ…!」
膣内への二度目の射精で、パッフェルは再び上り詰め、絶頂に達し、そこで意識が途切れた。


次に見えたのは天井だった。
「起きた?」
隣からする優しい声に、パッフェルは首に力を入れる。
「レックス…さん、私…」
「うん、その、気絶しちゃってたね。凄く心配したよ」
一枚のシーツに包まれ、二人はベッドに横たわっていた。
「………あは…あははは…」
レックスに見つめられ、照れ笑いを浮かべながら、パッフェルはこれが夢じゃない事に安堵した。
子宮の中は熱く、まだレックスに貫かれているようだ。
「ねぇ、パッフェル」
「っう、はい!」
くすりと、レックスは微笑む。パッフェルがずっと心の奥で想い、慕っていた微笑。
初めて、信じようと想った人の微笑。
レックスは色々言いたい事はあるはずなんだけど…と口のなかでごにょごにょ呟き、最後に微笑んだ。
「おかえり、パッフェル」
本当に、この人は優しい人なのだとパッフェルは思った。
こんな私のことをずっと待っていてくれたんだ、と。
「ただいま、レックス」
自然に涙が零れ出し、パッフェルはレックスに縋り付く。
何も言わず、レックスはパッフェルの小さな身体を抱きしめる。
レックスに抱かれ、パッフェルは自分が幸せなのだと…思い噛み締めた。
あの楽園の地を思い、二人は眠りについた。


おわり

前へ | 目次

楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル