レックス×パッフェル・6



ゆっくりとパッフェルをベッドに押し倒す。
「………あの、レックスさん…私だけ裸なのも、そろそろ恥ずかしいんですけど」
見下ろすレックスから視線を逸らしつつ、パッフェルはぼそぼそと呟く。
「! ごめん、気付かなくて。とっとっと…」
慌ててレックスは服を脱ぎ始める。
汗でぬめるシャツをやっとの事で脱ぎ捨て、パッフェルの方に振り向くと、レックスは思わず顎の骨が外れるかと思った。
「レックスさん、早く…もっと可愛がってください」
脚をM字型に開き、両手で一番の秘奥をぱっくりと開き、パッフェルは舌をちらつかせながらレックスを待っていた。
レックスがまだ一度も触れていないそこは、すぐにでも突きこめるほどに濡れそぼり、零れ落ちた蜜でベッドのシーツに水溜りができている。
思わずレックスは、両手で目を覆ってしまった。
「パッフェル、そんなっ…格好しちゃ、ダメだよ!」
「えー、なんでですかー? これから、もっと恥ずかしい事私にするんじゃ…ないんですかぁ?」
ぬちっと言う音を立て、パッフェルは指先を自らの中に挿し込む。
入り口を中心に掻き混ぜ、蜜を指に絡みつかせると自らの口に運ぶ。
「んっ…ちゅ…ふ…」
その光景を指の隙間からつい見てしまっていたレックスは、自分の股間にどんどん力が漲るのを感じた。
先ほど、2回連続で出したばかりとは思えないほどに力が漲ったそれを、パッフェルは艶が篭った瞳で見つめる。
「レックスさぁん…早く…ください、ここに」
蜜を舐め終わると、パッフェルはもう一度そこを両手で開く。

「待って、待ってパッフェル!」
すぐにでも飛び掛ってしまいそうな自分を抑え、レックスは片手でパッフェルを制す。
「だめです、もう待てませぇん。早くレックスさんがしてくれないと…わたし、私…おかしくなっちゃいますよぉ」
「あの、その!」
「ぶぅ………」
言おうかどうかと、口ごもっているレックスを見て、パッフェルは頬を膨らませる。
そして、レックスは決心したのかパッフェルにずいと身を寄せると、
「パッフェルのあそこ、舐めたい!」
と、力の限り断言した。
そう…まだ自分はそこに触ってもいないじゃないか、ということをレックスは考え悩んでいたのである。
「え…その…そんな力いっぱい言われても…」
「………だめ?」
雨に濡れた仔犬のような目が、パッフェルを見つめる。
「………どうぞ」
そんな目で見られたら嫌なんて言えないじゃないですか、それに私がレックスさんのしたい事断る訳ないじゃないですかー!と、パッフェルは心の中で絶叫した。
レックスは、優しくパッフェルの足首を掴むと、そこに蹲りながらもう一度パッフェルの顔を見た。
「それじゃあパッフェル…気持ちよく、なってね」

「あぁっ…く…ひぃん! らめ…れっくすさぁん…そこ、よすぎて…」
じゅる、じゅると蜜をすする音、ぬちくちゅとそこを掻き混ぜる音。
それに混じってパッフェルの嬌声が響く。
レックスはただただ、一心不乱にそこにしゃぶりついていた。
「気持ちいいかい、パッフェル?」
うん、うんと唇を噛み締め、パッフェルは頷く。
「パッフェルのここ、すっかり硬くなってるね」
「あああああぁっ!!」
レックスの右手の指が、股間のこりっとしたその淫核を摘むと、パッフェルは身を仰け反らせ、堅く閉じ我慢していた快感に染まった声を上げる
くりくりと優しく摘みながら、その先端を舌先で抉る様に舐める。
その度にパッフェルの太股が痙攣し、爪先が堅く丸まる。
レックスは空いた左手をゆっくりと秘奥に挿し込んでいく。
濡れそぼったそこは吸い込むようにレックスの指を飲み込んでいき、熱く柔らかく締め付けていく。
「ダメ…駄目…、れっくすさん…わたし、だめになっちゃいます…」
膣と淫核、両方を一度に刺激されパッフェルは、朦朧とした風でレックスを見つめる。
「駄目だよ。さっきは俺が散々されたんだから。パッフェルの恥ずかしいところ、もっと見せてよ」
膣に挿し込んでいた指が、中で何かを探るようなしぐさに変わる。
「!?」
途端、パッフェルの身体が一段と震える。
「っ! っめ! …だっ…めっ! そこ…いじっちゃ…あぁあああ!」
両手でレックスの頭をぎゅうと抑え、パッフェルは絶叫する。
「ここ、ここだねパッフェル。ここ、いいんだね?」
熱に浮かされたような瞳でパッフェルを見つめながら、レックスは一心不乱に膣の中の一箇所を指先で刺激し続けた。
膣内のわかりにくく隠された線、そこを指先でこりこりと探る。
「れっくすさん、だめだめだめだめええええ!」
レックスは二本目の指を挿し込むと、そこを擦る仕草に切り替える。
パッフェルは両腕を後ろに突き、なんとか身体を支える。
指の動き、手の動きに操られるように、パッフェルの腰は踊りだす。
腰を高く突き上げ、くねらせ、太股に力が篭る。
「パッフェル、いいんだね? いきそうなんだね?」
「だめっ…そ、こ…されたら…が…まん、できないですぅ…!」
「いいんだよ我慢しなくても、いっちゃって!」
「れっくす…さんっ…もっ…いっちゃう…でちゃう…いっちゃう…でちゃううううう!」
パッフェルのブリッジが最高潮に達すると同時に、そこから液体が勢いよく迸った。
膣のツボを刺激され、パッフェルは潮を吹いてしまったのだ。
「あ…はぁ…や…みないで…」
ぶるぶると震える太股、身体全身で快楽を受け止め、パッフェルはただ息を吐く事しか出来なかった。

漸く落ち着いたパッフェルの顔を、レックスはのぞき見る。
「よかった?」
そう無神経に聞いてくるレックスの頭を、パッフェルは無言でぽかぽかと叩く。
「いたっ、痛いよ、パッフェル」
「もうっ! もうっ! 駄目って言ったのに、レックスさんのバカ!」
顔を真っ赤に染めたパッフェルは、レックスの胸板に身を埋める。
「………気持ちよく、なかった?」
恐る恐る、パッフェルの両肩を抱きながらレックスは問う。
「………すごく…」
「?」
「………気持ちよかったです…」
えへへへと照れ隠しの笑みを浮かべたパッフェルが、レックスを見上げる。
パッフェルはレックスの首に縋り付くと、そっと耳元に囁いた。
「………そろそろ、レックスさんので、私の隙間埋めていただけますか?」




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