吟遊詩人の館(前編)



冷たい石床の感触が腹部に伝わっていた。ひんやりとした触感が腹に、背中をかけぬける 空気は冷たい。ただ下半身の一部だけがただれるような熱を帯びていた。太腿を伝う液体。 生暖かくてベタベタした感じがする。
「あ…あ…う……」
ただ逃れようとして床を這いつくばる。既に引き裂かれた蕾から赤と白の交じり合った液 体をたらして。秘部を貫かれた痛みは下半身全体に染み渡り、腰が言う事を聞かない。 かろうじて動かせるのは手のみ。それすら満足なものではなかったが、なんとか這いずる 姿勢でその場を逃れようとする。
「どこへいくおつもりですか?」
ふいに、髪の毛をつかまれる。途端絶望に包まれる。相手に自分を許す意志など毛頭ない。 そのまま体重をかけられ押しつぶされる。もがいてももがいても抜け出せない。
「まだまだ楽しみましょう。夜は始まったばかりです。」
「嫌ぁ!!もう許して下さい。止めてぇ!」
顔をグシャグシャにして哀願するも、男はその姿にますます欲情を滾らせていた。
「駄目ですね。貴女がいけないのですよ。貴女のアソコはホントに具合がよろしかった。 初めてだというのに私のモノを咥えて放さず締め付けてきましたよ。何度でも味わいたい じゃないですか。貴女の肉は本当に美味しそうだ。」
「い…や…ぎぃぃぃぃっ!!!!」
挿しこまれていく。太くて硬い。そして熱い肉の塊が。再び少女の胎内へと。肉と肉とが 擦れあい、愛液と精液がグチョグチョと卑猥な音を立てる中、押しつぶされた蛙の呻き声 のような少女の悲鳴が轟き渡った。

敗北。それは瞬く間にあらゆるものを奪い取っていく。大切なモノ。家族、友人、恋人。自分の誇り、人間としての尊厳。全てが奪われていく。一度の敗北で。

ぶるっとトリスはふいに身震いする。寒気が、いや悪寒がした。自分自身が置かれている 境遇に。足にはめられた枷。並大抵の召喚術では破壊できない頑丈そうな鉄壁。つまりは 脱出は不可能ということである。
「…おねえちゃん?」
不安が伝染したのかハサハがかぼそい声色で呼びかけてくる。ハサハもまたトリス同様の 姿で捕らわれていた。小さい体を恐怖に震わせトリスに身をよせる。
「大丈夫だよハサハ。大丈夫…。」
ハサハを安心させるように空元気をふるトリスであったがその表情は暗い。 行方不明の召喚術士の調査。ギブソンやミモザたちの任務の手伝いであった。しかしそこ で待ち構えていたのは件のデグレアを影から操っていた三人の悪魔とそれらを支配する大 悪魔レイム=メルギトスであった。想像以上の敵方の戦力を前に撤退を余儀なくされ、 一時はアメルの奇跡の力でそのまま脱出できるかとも思えたが途中力尽きたアメルを庇う うちにアメルともどもトリスとハサハは捕えられた。
「大丈夫だよハサハ。きっとネスたちが助けにきてくれるよ。」
「……コクン…。」
ハサハを元気付けるようにトリスは言う。しかしトリスは内心では絶望しかけていた。 悪魔たちの戦力は強大である。仲間達の助けが容易にかなうとは思えないしそれまでの間 あの外道達がなにもせずにいるとは思えない。それでもトリスは思う。せめてハサハだけ は無事にいてほしいと。

「キャハハハハハハハ!」
「クークックックック」
「カーカカカカカカ!」
突如哄笑が響き渡る。ビーニャ、キュラー、ガレアノ。レイム配下の屈強の悪魔にして 召喚術士である。3悪魔は笑い声を上げながら部屋の中に入り舐めるような視線で トリスとハサハを凝視する。
「キャハハハハ!あんた達お楽しみの時間よ!たっぷり可愛がってあげるからね。」
「クーックックク。今宵は良き宴を楽しめそうですな。」
「カーッカッカッカ。美味そうな小娘と狐じゃわい。」
悪魔たちは笑みを絶やさずにじり寄ってくる。腕の中のハサハが恐怖で身震いしてるのが 分かる。トリス自身もまた震えていた。これから行なわれるであろう仕打ちに。
「アメル…は…?」
震えながらも別室で捕えられているアメルの安否を聞く。無事に済んでいるとは到底思え ないがそれでも聞かないわけにはいかなかった。
「あの芋娘?アイツならレイム様が直々に可愛がっているはずよ。キャハハ!まだ生きて るとは思うけどアンタ達の態度でどうなるかはわかんないよ?大人しくついてきなさい」
(アメル……)
おそらくはアメルもまた辛い責め苦を受けているのだろう。大人しく従わねばアメルの命 が危ない。そう暗に脅迫されては大人しく従うより他にない。
「……ぐすっ……おねえちゃん……」
目に涙を溜めながら呼んでくるハサハに答えることもトリスは出来なかった。

「あっ!あうぅぅ!!ひぃぃ、やっ…やだぁぁぁ!!」
肉がきしむ音が身体の内側に響く。正上位から挿入された肉棒がピストン運動を繰り返し アメルの肉壺を責めたてる。もう犯され始めてからどのぐらいたったのか。それさえ思い 出せない。純潔も口やアナルの処女まで奪われ、股間を、胸を、顔面を精液で汚されて、 それでも許される事無くこうして犯されつづけている。
「本当に今日の私は疲れを知りませんよ。いやはやまさかこれほどとは。」
「うっ…ひっ…あっ!!…あ…嫌ぁぁぁ…もう嫌ぁぁ…」
言いながらアメルの腹部に精液をかける。ドロドロした乳白色の塊はアメルのおなか中に 垂れる。人肌程度の温度をもったその液汁がつたうたびにアメルに汚された実感を与える。
「まだまだ休ませんよ。今夜は貴女のその美しい肉体。髪の毛一本に至るまで私の色で 染めて差し上げましょう。」
「ゆるして…もう許してぇぇぇ!!きひぃぃぃぃ!!い…あひぃぃぃ!!」
精根尽き果てたアメルを休ませることなく、今度は背面座位で貫く。重力によってアメル の胎内の奥深くにレイムの肉棒がささる。まるで子宮の入り口にも到達するかのような。 膣奥を抉られ悶えるアメルに構わず強く腰を動かす。動かすごとにペニスは胎内で余計に そそられて膨張し、膣肉と陰茎がぴっちりと密着してぬるぬると摩擦を繰り返す。
「あっ…ふぁぁ…ひぃぃ…や…やめてぇぇ…」
喘ぎ声を洩らしながらアメルは哀願する。しかし陵辱は止まらない。ふいにアメルの視界 に自分の秘部が映る。見なければ良かったとすぐさま後悔する。男性器と結合したアメル の女性器がトロトロと淫らな蜜を溢れさせながらパックリと開いて肉棒を咥えている。 膣口からはとろけたチーズのように精液が糸をひいてだらしなく垂れている。 (あたしの…アソコ…あんなに広がって…助けて…誰か助けてぇぇ!!)
もう終らせて欲しい。ただせつにそう願う。しかしそんな願いを嘲笑うかのようにレイム はアメルを犯しつづける。アメルに快感はない。ただ犯される恥辱と胎内をかき回される 苦痛のみがそこにあった。アメルの純潔も理性も人間としての尊厳も根こそぎ奪い去るように。

「ほんとうに貴女の膣内は素晴らしいこれで何回目でしたかね。」
言うよりも早くにレイムはアメルの子宮に熱いスペルマを吐き出していた。ビクンと射精 される瞬間、アメルの身体も震える。もう子宮内を何度も満たした白濁液はまたしても 子宮を、膣内を焼き尽くす。そのたびにアメルは絶望する。しまいには虚ろな瞳で涎を 垂らしながら口をパクつかせる。光の消え失せた瞳でただうめく。
「嫌ぁぁ…もう膣内は嫌ぁぁ…赤ちゃんができちゃう…妊娠しちゃう……」
もう何度も膣内で射精された。そんな行為を繰り返されればその結果は容易に想像できる。 アメルのような健康な年頃の娘が膣内射精を繰り返されれば孕むのは必然とも言える。
「おやおや、そんなことを心配していたのですか。安心して下さい。」
優しい声音で告げるレイム。冷たい笑みは崩さないままに。
「これから貴女は永遠に私の種を孕み続けるのですから。」
とすかさず絶望のふちから突き落とす。
「そんなのは…そんなのは…」
嫌だ。そう言おうと思っても言葉が出てこない。言ったところで結果は変らないから。 陵辱されつづける運命を変えることなどできないから。
「貴女はこれからも私に犯されつづける。妊娠するまで膣内射精を止めない。」
追い打ちをかけるように淡々とレイムは告げる。
「孕んだ後も口とアナルを犯させてもらいますよ。貴女はお尻の穴も本当に具合が良い。」
舐める視線でアメルの菊門を見る。こちらにも既に何度も挿入した。その味はヴァギナに 決してひけをとらなかった。尻肉を肉棒でかき分けるのがたまらなく快感だった。
「そして出産の後はその生まれた子が新しい私の寄り代になる。貴女と私の魔力を継承 するわけですからより私の力は強くなるわけです。そしてもともと悪魔である私は一月も たたぬうちに成長し貴女をまた犯し孕ませる。私も貴女もサプレスの住人ですから半永久 的に生きつづけるわけです。犯し、孕ませ、産ませ、それを永久に繰り返すのです。」
「うぁ…うぁぁぁ…」
力なくアメルは泣き叫ぶ。嗚咽を止められない。これからも犯されつづけるということ。 ただ悪魔の寄り代を産む道具として。性欲を満たす肉奴隷として。そんな未来に打ちのめ される。救いなんてない。これからずっと嬲られつづけるのだ。

「さあ、休んでいる暇なんてありませんよ。まだまだ続けましょう。」
「あ…うあぁ…や…いや…い…ひぅぅ…」
深い絶望に包まれたアメル。だがそれでも休むことは許されない。陵辱の手は止まらない。 顔中体液を垂らして壊れかけた彼女にさらなる奉仕を求める。 精液で汚れたペニスをしゃぶらせた。桃色の舌先がチロチロと亀頭を這うたびにそそられ 口内に無理矢理突っ込み犯す。アメルの咽に精液を直接流し込むときがたまらなかった。 むせ返り吐き出した精液を舐めとらせながら、後ろからアナルを犯した。 腸内を精液で浣腸した。もうアナルからもヴァギナからも少し突付いただけでボコボコと スペルマが溢れ出し留まる事を知らなかった。乳首の先で肉棒を擦った。頬で、髪で 太腿で、アメルの身体全てでペニスをしごいた。全身精液塗れにされ失神しながら ビクビク痙攣をしたアメルをクリトリスを強くつまんで無理に引き起こしてまた犯した。 とにかく穴という穴。肌という肌を肉棒で蹂躪するのが楽しくてたまらなかった。 犯されるたびに泣き叫ぶアメル。その反応がとてつもなく愛しい。 もう何十度目かの膣内射精をほどこしたのち、アメルの髪にペットりと精液のリンスを 振り掛けるとアメルはもう精液と涙で顔をグシャグシャにしてすすり泣くのみであった

「そんなに泣いていては綺麗な顔が台無しですよ。」
「うぅ…ひぐっ…えぅぅ…あぅぅ…やぁ…ひっ…」
アメルはすすり泣きつづける。汚された。そしてこれからも毎日繰り返される。 どこまでも残酷な現実に痛めつづけられ心は砕けていた。死にたいとさえ思った。
(トリス…みんな…あたし…もう駄目…)
死にたかった。こんなふうに永遠に陵辱されつづけるくらいなら本当に消え去ってしまい たかった。そしてそれさえも叶う事はないだろうということがよりいっそう強い絶望を与える。
「ああ、そうそういいモノをお見せしましょう。」
何かを思いついたようにレイムは術で幻影を映し出す。映し出された映像がアメルの目にも入る。
「トリス…ハサハちゃん…。」
映し出されたのは密室に3悪魔によって連行されるトリスとハサハの姿であった。
「ひひひひ。これから面白い余興が始まりますよ。貴女もご覧になってはどうですか?」
下卑た笑みを浮かべてレイムはそう囁いた。




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