吟遊詩人の館(中篇)



連れられてきたその部屋は特に変哲もない殺風景な部屋だった。家具の類はない。ただの空き部屋。このような場所に連れてきた意図。わかりかけているが想像したくはない。
「キャハハハハ。それじゃあはじめましょうか。キャハ!」
甲高い声でビーニャが開始の合図を告げる。宴のはじまり。トリスもハサハも枷を外され代わりにビーニャ達三悪魔によって羽交い絞めにされる。
「ちょっと!何を…くぅぅ!!」
トリスが抵抗するより早くにガレアノによって身体を後ろから押さえつけられ、キュラーが衣服の前を引きちぎる。瞬く間に平坦に近いトリスの胸元が裸にされる。
「クーックックックック。何をするなどわかりきったことではありませんか。」
「カーッカッカッカ!貴様等はワシらの贄となるのだ。かわいがってくれるわ。」
下衆。そんな言葉が頭をよぎる。殺意のこもった視線で悪魔たちを睨みつけるトリス。誰が大人しく慰み者になってたまるものか。殺されたってかまわない。噛みついてでも抵抗してやる。そう決意する。しかしその決意は脆くも崩される。
「…お…ねえ…ちゃん…」
「……!!!」
「…グスン……おねえ…ちゃん…。」
トリスの視界にハサハが自分同様にビーニャによって羽交い絞めにされる姿が映った。シルターンの着物をはだけさせられ、膨らみ以前の幼い蕾を覗かせている。恐怖に震え目に涙を溜めて助けを乞うハサハの姿にトリスは絶句する。
「おねえ…!!いたいっ!!」
「ハサハっ!!」
「キャハハハハハ!!これが目に入んないのぉ?キャハ!美味しそうな狐娘よねぇ。
キャハハ食べちゃいたいなぁ。」
言いながらビーニャはハサハの乳首を指の腹でグリグリと潰す。薄桃色の乳頭が無理に潰されて芯をつく痛みにハサハは悲鳴をあげる。涙をボロボロこぼして痛がるハサハにビーニャの嗜虐芯はいっそうにそそられているかのようであった。
「キャハハ!いい玩具よねぇ。面白ぉぉぃぃぃいいい!!!」
「きひぃぃぃぃぃ!!!」
調子にのりビーニャはハサハの乳首を指先でつまんで引っ張る。同時に首筋に舌を這わす。ハサハほどの幼い娘にとって敏感な部分をそのように責められるのは耐えがたい苦痛だ。
「止めてっ!!ハサハに酷いことしないでぇっ!!」
トリスは叫ぶ。自分よりもハサハを傷つけられる事の方がなにより耐えがたかった。ハサハは自分の護衛獣だ。しかし本来争いごとには不適なハサハを自分が召喚したのだ。自分に呼び出されたためにハサハが苦痛を味わう。そんなことには耐えられない。
「クーックックック。それは貴女の態度次第ですな。」
「カーッカッカッカ。どうすればよいかわかっておろう?」
冷たい問いかけにトリスは口篭もるがすぐに答えを出す。そうするより他にないのだから。
(ごめんね…ネス…)
心中で想い人でもある兄弟子に詫びる。『君は馬鹿か!』と怒鳴られる声が聞こえた。それでもハサハを救うにはこうするしかない。そして告げる。
「あたしはどうなってもいい!だからハサハには手を出さないで。」

「ククククク。本当に可愛らしい胸ですなあ。」
「カカカ。下の方も毛がろくに生えておらんわ。」
「うっ……くぅぅ………」
胸部をまさぐるキュラーの手。恥丘をまじまじと見つめるガレアノの視線にトリスは恥辱以上におぞましさを感じていた。愛する男性の前ですら晒した事のない身体を悪魔たちに嬲りまわされているのだ。膨らみの乏しいトリスの胸をキュラーはまさぐる。丹念に撫でまわし指先を先端に触れさせる。それと同じくしてほとんど無毛といってもよいトリスの秘部がガレアノによってクニクニ指で押される。そのことがいっそうの不快感をトリスに与えていた。
「こちらのお味はどうか…ククク。」
「なんともいやらしそうな肉壺だわい。カカカカ。」
「ひぃぃ!!ひゃぁぁぁ!!いっ!!」
ピチャリと冷たい唾液が乳首と膣口に触れる。二つの舌がトリスの急所を責め立てた。ペロペロ唾液を擦り付けるように舐めまわし舌先で秘芯を転がす。
(気持ち悪いよぉぉぉ!!やだぁぁ!止めてよぉぉぉ!!)
そう思っても口には出せない。拒絶を示せばハサハの身が危ないのだ。性感帯を汚らしい屍人に弄ばれる気色悪さはいいようがない。冷たい触感がピチャピチャ音を立てて触れる。気が狂う。悶え死ぬ。それでも抵抗できない。そんな状況に心が擦り減らされていく。 「ククク。感度はよろしいですな。これは申し分ない。」
「カカカ。もう蜜を溢れさせておるぞ。このメス豚め。」
不覚にも愛撫によってトリスの乳首は硬く勃起し秘所は愛液で濡れた。身体の奥がジンジンする。不本意な性的交渉にも関わらず反応してしまっている自分の身体をトリスは恨めしく思った。
(やだぁ…あたしの身体…熱いよ…変になっちゃうよぉ…)
「さてそれではククク。」
「カカカ奉仕してもらおうか。」
冷笑を浮かべて二人はペニスを取り出す。ドス黒い肉塊。ビュクビュク脈打っている。それでいて腐りかけたそのイチモツは腐乱臭と精液臭をプンプンにおわせて、よりグロテスクなシロモノとなっていた。
「口でしてもらいましょうか。ククク。」
「カカカ。ワシは手だ。」
そう言ってペニスをトリスの眼前に突き出す。おぞましい肉塊がトリスの視界いっぱいに広がってにじりよる。
「ひぃぃぃぃっ!!」
思わずトリスは仰け反る。男性のシンボル。ここまで間近で突きつけられるのは初めての経験だ。ましてこの悪魔たちのモノは並みの物を遙に凌駕するおぞましさを誇る恐怖におののくのも無理からぬことである。
「おや、いけませんな。奉仕してもらいませんと。クク。」
「カーッカッカ!往生際が悪いぞ娘。咥えろ!しゃぶれ!握れ!擦れ!!」
「嫌ぁっ!!無理ぃ!!そんなのやだっ!!」
(あんなものを…口に…手に…そんなこと…そんなこと!!)
処女であるトリスが半狂乱で拒絶するのも当然といえる。いや経験者であったとしても腐敗した肉棒を口に、手にするのは躊躇われるであろう。
「あ〜らら。トリスちゃんったらすっかり大事なこと忘れちゃってるんだから。キャハ。」
「!?」
ビーニャの声に振り返る。そこにはビーニャに秘所を責められ悶えるハサハの姿があった。
「…ひっ…ふっ…んっ…くぅんっ………」
「止めて!!ハサハには手をださないって約束でしょ!!」
「あれれ?約束が違うのはどっち?何でも言う事聞くって言ったのはだ〜れ〜?キャハ。」
「…………………。」
何も言い返せない。確かに何でもする代わりにハサハの無事を約束したのだ。
「約束守れない悪い子がいるから可哀想だけど…」
いったん言葉を切ってビーニャはハサハの肉芽の皮を向きギュッとつねる。
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
「止めてぇぇぇぇぇ!!!!」
声にならない悲鳴をあげるハサハ。思わずトリスは叫んでいた。
「止めて!本当になんでもするから…だから…止めてぇぇ!!」
なんて馬鹿なのだろう。ハサハの身がかかっているというのに。最初から覚悟していたではないか。そうトリスは自問する。もう後に引く事は許されない。ハサハを助けるには。
「ククク。ならば早くしてもらいましょうか。」
「頭の回転の遅い娘だ。カカカカカ。」
そう言って再びペニスが差し出される。
(うっ…我慢しなくちゃ…ハサハが…ハサハがぁっ!!)
迷ってはいられない。自分はハサハの主人であると同時にハサハの姉がわりなのだから。自分の事を姉のように慕ってくれるハサハ。可愛いハサハ。そのハサハが自分のせいで汚される事なんてあってはならない。決意を固める。

ペチャリ。手でペニスを触った途端そんな感触がする。嘔吐物を素手で触るような感触。
「ククク。お口はまだですかな?」
急かされ荒い息づかいとともに顔を亀頭へと近づける。
「むぐぅっ!!」
するとスペルマ臭と腐敗臭が鼻腔をくすぐった。悶絶しそうな臭いに気が遠くなる。
(駄目…臭いぃぃ!!…でも…でもぉ!!)
悪臭に耐えてでもやりぬかねばならない。もう後はないのだから。
「…ん…むぅぅぅ…」
ピチャリ。舌の先がとうとう亀頭と触れ合った。腐った果実のような味と匂いが口の中いっぱいに広がってきた。
「ククク。それで終わりではないですよ。」
「さっさと手と口を動かさんかこのグズめ!!」
「………………ん…んぅ!!」
そしてトリスは奉仕を開始する。手も舌もぎこちない動きであった。桃色の舌がチロチロ這う様子。可愛らしい指先が肉棒を擦る姿。そのどれもが慣れぬ手つきでそれが余計に悪魔たちを興奮させる。
(不味い…汚い…臭い…気持ち悪い…嫌だ…こんなこと…)
屈辱だ。耐えがたい恥辱だ。下衆のモノに奉仕を強要される自分。惨めな自分。そんな姿を思い知らされる。手の中であるいは口の中で。肉棒は膨張してゆく。そのたびに惨めさが増していく。
「うっ…うぅぅ…あぅ…ひっく……」
涙が零れ始めた。止められない。すすり泣くのを止められない。口の中にペニスの味だけでなく涙の味まで混じってきた。こうしているうちに自分はどんどん汚されていく。
その事実がたまらなく哀しい。
「泣くほどよいのかぁっ!!カカカカ!!淫乱め!!」
「ククク。気持ちよいですよ。雌奴隷の良き素養をお持ちですな。」
口々に罵る中ガレアノ達の怒張も一度目の臨界点に達していた。そして汚らわしい白濁をトリスにかける。
ピュッ!破裂音にも似た音。生臭くてドロドロした液汁がトリスの頬に、口内に付着した。
(汚れちゃったよ…あたし汚れちゃったよぉ…ネスぅぅ…)
顔を垂れる精液が。口の中にのこる苦味が自分が汚された実感を否応なく与えてくる。もう自分は戻れないのだ。仮に無事に仲間達の元へと戻れたとしてももう自分は汚された。ネスに、愛する彼に会わせる顔なんてない。

「クククク。それでは本番にうつりましょうか。」
キュラーの言葉の意図。それが分からないトリスではなかった。アレからキュラーとガレアノのペニスをフェラと手コキで奉仕させられた。何度も精液をかけられ、あるいは飲まされトリスは心も身体もすっかり汚された。顔に張り付いた精液はさながらパックのように、咽に残るスペルマの味は余韻をやまない。そんなトリスに本番という言葉を発する キュラー。もう分かっている。何をされるかなんて。
(犯されちゃうんだ…あたし……)
今まで守ってきた純潔を、大好きなネスティにあげたかった処女を。奪われる。悪魔に。哀しかった。無駄とは分かっていても抵抗したかった。でもそれも許されない。
(ハサハ……)
ハサハに目を向ける。陵辱されるトリスを目にして止めさせようと泣き叫んでいたハサハ。ビーニャに強制的に眠らされて今は意識を失っている。眠ったハサハを抱えてビーニャはニヤニヤした顔でこちらを見ている。つまりは抵抗すればハサハは無事にすまない。
「ではいきますかククク。」
「う…あ…あ……」
悲鳴をあげそうになるのをなんとか抑える。自分の性器めがけて近寄ってくる肉棒。これから自分の処女を引き裂く凶器。避けることを許されない怪物。もうこれで終わりだ。自分は処女を失う。愛する人に捧げるのではなく強姦によって。哀しい。悔しい。情けない。死にたい。助けて!止めて!これは悪い夢だ!頭の中がグルグル回っている。発狂する。
(ネス…ネスにあげたかったよ…初めてがこんなんだなんて酷いよ…)
「……ネス……ネ・・・スぅぅぅ!!うっ…あぅ…ひっ…」
声をだして泣く。そしてすすり泣きはじめると同時に亀頭が蕾に触れ合う。そして
「ネスぅぅぅ!!!う…あああああ亜亜亜亜亜亜阿阿阿阿阿阿阿ぁぁぁぁぁぁ!!!!嫌ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
トリスの断末魔の叫びが響き渡った。

「クククククククク。よく締まりますな。初物はやはり素晴らしい。」
「嫌ぁぁっ!!痛い!痛いぃぃぃ!!ひぎぃぃぃぃぃ!!!」
トリスの処女肉を引き裂いた感触。ぷつりと糸を切るようにして。心地良い。なんとも心地良いではないか。初々しい秘肉が肉棒をギンギンに締め付けてくる。膣奥まで突き込んでより深く抉る。これもまた快なり。最高だ。悪魔にとって至上の快楽だ。
「クククク。最高ですな。これほどの肉壺は珍しい。」
「あぎぃぃぃ!!膣奥をこれ以上つかな…死ぬ!死んじゃうぅぅぅ!!!」
この上のない破瓜の痛みがトリスを苛む。只でさえ処女喪失の痛みは人によっては失神しかねないものなのだ。それを強姦という最悪の形で、しかも痛めつけるように抉りこむ。地獄の業火で身を焼き尽くされるにも等しい。
「おねえちゃんっ!!」
トリスの絶叫に気を失っていたハサハも意識を取り戻す。いきなり飛び込んできたのは大好きなトリスがレイプされ激痛に悶える姿。股間から血を痛々しく流すトリスに死んでしまうのではないかとさえ思った。
「…おねえちゃん!……やめて…おねえちゃんをいじめな…ひきぃぃぃぃ!!!」
「アンタは大人しくしてなさいよ。キャハハ!」
すかさずビーニャが目覚めたハサハを黙らせる。ハサハの秘芯を鋭い爪で摘み上げ乳首をねじる。
「や…あぐぅぅ!!…ハサ…ハには…ぐあうぅぅ!!」
その様子に気付いたのか痛みに悶えながらもトリスは声をあげようとする。がそれは彼女を更に深い地獄へと突き落とす事になった。

「何だ。まだ余裕あるじゃん。キャハハ。ガレアノぉぉ♪」
「カカカカ、分かっておるわ。」
呼びかけに応じてガレアノはキュラーに犯されつづけているトリスに背後から近づく。そして肉棒を取り出しもう一方の穴へとねじ込む。
「ひぃっ!………ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
再び轟く悲鳴。キュラーの剛直がトリスの処女肉を引き裂く中で、ガレアノの逞しい男根はトリスのアナルを犯した。
「カカカカカカ!!!尻の穴も締まりよわい。この娘可愛い顔してかなりの好きものじゃわい。」
「ククククク。そうですねぇ。これは滅多にお目にかかれない極上の一品ですよ。」
「ぎぃぃぃ!!止め…やぁぁぁぁぁぁ!!!!あうあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
二つの肉棒はトリスの胎内でところ狭く擦れあった。身体の内壁がすり潰される。両側から体重をかけられ圧死する。膣が、腸が。裂ける。壊れる。崩れる。トリスの脳を支配するのは痛み。ただ純粋な激痛。仲間の事も。アメルのことも。ハサハのことも。ネスティのことさえ。全てが痛みの前に吹き飛ばされていく。
「キャハハハハハハ!!!良かったじゃんトリスちゃん。初体験で二本挿しなんて滅多に味わえないよ。よかったねぇ。キャハハハ。」
笑い転げるビーニャ。その響きもトリスの耳に入らない。激しい痛みと圧迫による苦しさの中で次にトリスが感じたのは子宮と腸を逆流してくる熱い液汁であった。




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