第四回座談会(前編)



綾「もう四回目ですね。夏美さん」
夏美「そうだね。そういやあたし達のシリーズの続きってどうなってるんだろうね」
綾「それは言わないお約束ですよ。さてそれじゃあ第四回座談会をはじめましょうか」
夏美「あれ?あたしと綾だけ?なんか人数足りなくない?」
綾「本当だったらカシスさん達が来るはずだったんですけれど……」
夏美「何かあったの?」
綾「いえ……その……私の口からは……」
夏美「??」
綾「察してください……お願いですから……」
夏美「まあ、聞かないけど……それじゃあ今回はあたし達二人だけで進めるの?」
綾「いえ、後からゲストの方がいらっしゃる予定だとか……」
夏美「ゲストねえ……トリス?それともアティ先生?流石にクラフトソードやエクステーゼとかからは来ないだろうけど」
綾「作者の人がプレイされてませんからねえ……それで今回はゲストの方が来られるまで先にSSの紹介の方をさせていただこうと」
夏美「ま、誰が来るのか気長に待ってようか。それじゃあSSの紹介の方へGO!」




 確かに誤算であった。それは認めねばなるまい。生え際の後退した額に滲む汗。それは自らの失策を如実に物語る。
「どうすんだよ。あれ」
 禿頭の男は苦々しげに呟く。彼にしてみればいい迷惑であろう。自分の不手際の後始末を被るハメになってしまったのだから。
「……どうにかするしかないのでしょうな。我らだけで」
 そう言った途端に禿頭の彼は心底嫌そうに溜息をつく。無理もない。今、自分達の目の前には。
「はっ!はうっ!あふっ!はぁぁんっ!!ああんっ!ラムダ様!ラムダ様ぁぁっ!!」
 既に精を絞り尽くされ真っ白に燃え尽きたラムダに対し騎乗位で淫らに腰を振り続けるセシルの姿があった。


 話は少々遡る。このサイジェントきってのグルメを自認する彼、ペルゴ。全ては彼の妙な思い付きが発端であった。
 常に新作メニューの研究に余念のないペルゴ。彼は最近入手した文献から面白そうな記述を目にしたのである。
「なるほど。ドライアードの果実を隠し味に加えることで精力増進と美容形成に効果があるのですね」
 強力な魅了の力を持つメイトルパの妖精ドライアード。それが実につける果実はメイトルパの亜人たちの間で好んで食されているらしい。
 彼らはそれを食することで己が活力を維持し子孫繁栄を図るのだそうだ。
「素晴らしい。早速試さなくてはなりませんね」
 こと料理に関しては己が道をとことん突き進む男ペルゴ。彼がこのとき少しでも慎重に行動する気持ちを持っていれば
 後々の惨劇はなかったであろう。
 

「で、それがあの結果なわけだ」
 ジト目で見つめながらスタウトは言う。
「いやはや、効き目が強すぎましたな。過ぎたるは及ばざるが如しと」
 冷や汗をたらしながら表情だけはすまし顔でペルゴは答える。
「はっ!はふぅぅぅぅぅっ!すごひぃぃぃぃっ!すごいのぉぉぉ!いくっ!ひくぅぅぅぅぅっ!!」
 上体を大きくのけぞらせながらよがり狂うセシル。彼女はラムダの上に跨り膣肉で男根を咥え続ける。
 収縮する秘肉が深く挿入された肉棒をきつく締め付けて離さない。セシルの性器そのものが搾精をなす
 機械としてラムダの精子を搾り取る。ラムダ本人はとうに白目を剥きビクビク痙攣を引き起こしているというのに。
「子孫繁栄は間違いなさそうですな。これはこれで……」
「その前にポックリ腹上死だろ。あれは」
 涼しい額に脂汗を掻きながらとりつくろうペルゴ。すかさずつっこみが入る。
 痙攣するラムダの顔色が青くなっていくのが分かる。血の気が消えうせていく。
 このまま続けば非情に危険な状態なことは誰にでも分かる。
「……いきますか」
「そうだな……」
 そして彼らは立ち上がる。死地に瀕した友を救うべく。


「んっ……んむちゅ……はむっ……んっ……」
 既に精嚢にありったけの精子を放出し萎え縮んだラムダの陰茎。いわば出涸らしをセシルは愛しげにしゃぶっていた。
「あはぁ……ラムダ様ぁぁ……」
 理性を失くしとろけた顔で甘く声をあげる。ドライアードの果実がもたらす催淫効果はセシルにはひときわ強く働いた。
 それは個体差によるものなのか。それとも日ごろの欲求不満か。何人も図り知ることさえかなわぬであろう。
「……セシル……その辺にしておきませんとラムダの命が……」
 弱腰に申し出るペルゴ。なんというか今のセシルを刺激することがペルゴにはとてつもなく恐ろしく感じた。
 セシルはとろんとしばし呆けるとペルゴに対し猫なで声で甘く鳴く。
「……ラムダ様?!!」
 嫌な予感が的中しペルゴは引きつる。発情した今のセシルには周囲にいる男はみなラムダに見えるのであろう。
 そして満ち足りるまでセシルは求め続けるはずだ。愛する男の精を。
「覚悟を決めるしかないようですな」
 ズボンをパンツまでズリ下ろされちっとも締まらない格好でペルゴは真剣な表情を固める。

 神槍。それがグルメのペルゴに与えられたもう一つの二つ名であった。神のごとき槍裁き。
 こと槍使いにおいてこのサイジェント近郊においてペルゴに比肩しうるものはいない。
 槍と名のつく全てのものにおいて彼は手練であった。
「はっ…あっ…ふっ……くぁぁぁっ!!」
 女の喘ぎ声。ひときわ大きく響く。
「いひぃぃいいっ!!いいのぉぉぉおお!ラムダ様ぁぁぁっ!!」
 ペルゴの力強い腰の動きに連動してよがるセシル。
 そうペルゴ。彼は己が肉槍を扱うことに関しても達人であった。

「はぅっ……ふぁっ…あんっ…くぁぁっ……」
 高く響く喘ぎを効果音にピストンを繰り返す肉槍。その穂先は鋭利にセシルの膣内を突いてくる。
 突き上げる衝動は子宮にさえも響く。より深化された刺激にセシルの身体は更に熱を上げる。
(これは厳しいですね……)
 額にびっしり浮かびあがる汗。ペルゴは情事の最中で冷静に悟っていた。
 この神槍をもってしても今のセシルを相手しきるには不足であることを。
 今はいい。だが次第に肉槍はその硬度を締め付け続ける膣肉の圧力の前に軟化をはじめている。
 そう長くは保たない。そう判断する。すかさず目配せをする。ちっと舌打ちをしながら苦笑いする姿が見える。
(頼りにしてますよ…スタウト…)
 ここは友を信じ託すしかない。肉槍を圧迫する膣圧にひたすら耐えながら。


 スタウト。彼はかつてはダークマンと謳われた腕利きの暗殺者であった。
 容易くも標的の背後を取り一閃にて始末をつける。
 狙った獲物を仕留め損なうことなどあるはずもない。
 闇社会でつちかってきたスキル。それは遺憾なく発揮される。今、この場においても。
「あっ……あぁぁあああああっ!はぁぁぁああああああ!!!」
 引き締まったセシルの尻肉を掻き分けて忍ばせた暗器が菊座を抉る。
 造作もないことだ。これは彼の得意技である。
「くぅぅぅぅ!すげぇ締め付けやがるぜ……これはきついな……」
 凶器は見事に急所に命中した。しかし悟る。今回の標的の強靭さを。
 生半可なことでこれを仕留めることは到底叶わぬことを。
「すまんなセシル。どうも手加減する余裕がなさそうだ」
 眼光を引き絞り死力を尽くすことを誓う。常時は発揮されることの稀な彼の本気。
 それを出さねばならぬ時がきたのである。あるいは壊してしまうかもしれない。
 大切な仲間であるこの女を。
「すまねえ。ラムダの命には代えられねえ」
 意を決して強く突き動く。肉根はセシルの腸壁を容赦なく抉る。
「はぅっ!はぁうっ!ふぁっ!くぁぁぁっ!」
 背後からの衝動にはぜるセシルの身体。かつてない刺激がひたはしる。
 アナルを嬲りゆく熟練の妙技。それはセシルの脳を容易くも溶解させる。
「くっ……私もいきますよ」
「あふぅぅぅ!はぁぁぁぁあっ!!」
 同時にペルゴの槍も活気を取り戻す。力強い突きが繰り返される。
 そのたびにセシルの膣は内部で変性を繰り返す。胎内を嬲られる快感。
 それがセシルの脳を支配してゆく。
「くぉぉぉぉぉぉ!」
「くぅぅぅっ!!」
「はくぅぅぅっ!きひぃぃぃいい!!はぁ……ああっ!!」
 苦悶を浮かべながら男達は死力を尽くす。セシルの類稀なる強力な締め付けは
 屈強な彼らをしても折れざるをえない代物であった。しかし今は引くことは叶わない。
 精力を使いきり倒れ付した友の命を救うには他にないのだ。
 セシルも前門を突く強靭な槍と後門をこじ開ける巧みな技術にその身を預ける。
「あふぁぁぁああああっ!!」
 ひときわ大きなよがり声とともにセシルの子宮と腸内に男達の熱い血潮の結晶が放たれる。


「んふぅ……はっ……ふ……んっ……」
 闘いの姫は甘く鳴く。壮絶なる男達との死闘の余韻を噛み締めて。
「ぬふふ…ふむっ……はむっ……」
 既に枯れ果てた源泉。もはや小枝ほどになった槍を桃色の舌先で愛でる。
 ぺちゃぺちゃくちゅくちゅと口の中で優しくしごく。
「はんむっ…ふっ…んふっ……」
 まだ僅かばかりの余力があったのかピクリと脈動するのを感じる。
 それに顔をほころばせる。
「ふふ……はっ……はっ……」
 身を包む熱気はまだ冷めやらない。さんざんに男の精を絞りつくした肉壷に指を宛がう。
 押しひろげたそこからはとろとろと白濁の蜜が溢れて止まらない。
「はぁふ……ふっ………」
 まだ疼き止まぬ火照った身体を持て余す女が一人。
 その眼前には干物と化した男が三人。
「ふふ……ふっ…はふぅ……」
 朽ち果てた兵どもが夢の跡。その中でセシルは一人、妖艶に微笑みかける。





夏美「………何?……これ……」
綾「作者の人が前回予定していたSSのようです。題名『ペルスタは見た!すごいよセシルさん』とか言うそうで……」
夏美「…………(こめかみを押さえる)」
綾「………(黙ったまま下を俯く)」
夏美「珍しく出番あると思えばこういう扱いなのね……やっぱ……この作者の人が書くと………」
綾「ま、まあいいんじゃないですか。頻繁に出番あってもろくな扱いじゃなかったりもしますし……」
夏美「綾、それフォローになってない」
綾「そうですね……すみません」
夏美「いや、別にあたしに謝らなくてもいいけど………」
綾「さて、そろそろゲストの方が着くころなんですけど(話題を変えましょうと目配せ)」
夏美「いやあ、誰なのかなあ。待ちくたびれちゃった。(うう、白々しい。我ながら)」
 
 さわり

夏美「ひゃっ!」
綾「どうしました?夏美さん」
夏美「今、なんかがあたしに触って……」

さすっ

夏美「ひゃんっ!ちょっとぉ!誰よさっきから!」
綾「夏美さん。落ち着いて」
??「クスクスクス」
夏美「誰っ!」
綾「ゲストの方でしょうか?」
夏美「それにしたって性質が悪すぎるわよ!ちょっと悪戯はいい加減に……」
絵美「お久しぶりです夏美先輩♪」
夏美「ピシッ! (固まる音)」
綾「え、絵美ちゃん!?」
絵美「はい。綾先輩。今回は絵美がゲストで来ました」
夏美「あ……ぁぁ……ぅ…………」
綾「ほ、本当に絵美ちゃんがゲストなんですか?」
絵美「そうですよ。酷いなあ綾先輩ったら疑り深くて。絵美傷ついちゃいますよぉ」
綾「ご、ごめんなさい。私ったら…絵美ちゃんの気持ちも考えずに……」
絵美「まあいいですよ。せっかくだから仲良くしましょうね。ねえ、夏・美・先・輩♪」
夏美「ひっ……ぃ……いっ……あっ……ぁ……」



夏美「嫌ぁぁぁぁぁぁぁっあああああああああ!!!!!!」
綾「後編に続きます」


つづく

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