『堕落』



(私が、壊されていく…)
再び腕を鎖に繋がれながら、アルディラは思う。
イスラは彼女を部屋の中央にある台に座らせ、後ろからドレスのファスナーを降ろしてゆく。形の良い胸が露わになる。
「じゃ、そろそろ仕上げにかかろうかな」
イスラはそう言うと、彼女の胸を直接揉み始める。
「やっ、っ、あんっ、あっぁ、っあん、あっ、あ」
「初めに比べて随分いい声をだすようになったね」
イスラによって開発された身体はもたらされる快感を素直に受け入れる。
しばらく彼女の感触を楽しんだあと、イスラはイチモツを取り出し、ゆっくりと入れてゆく。
ぐちょぐちょに濡れた秘所は、ガチガチに固まったイスラのモノを奥へと誘ってゆく。
「あ……あぁ………」
アルディラが恍惚の表情を浮かべる。
しかし、イスラはそれ以上は何もしようとはしない。
「え……なんで……?」
訳が解らずアルディラが問うと、イスラは答える。
「ーどうして欲しいか言ってごらん、アルディラ」

言うな、と彼女の一握りの理性が警告する。しかし、アルディラの口は自らの望みを言っていた。
「イスラ様…イスラ様のモノで私をメチャクチャにしてぇ!早くココをかき回してぇ!」
―アルディラは堕ちた―
アルディラの答えに満足そうに頷きながら、イスラは再び抜剣する。それに併せて、アルディラの腔内のモノにも変化が見られた。
「んっ…おおきくなってる…」
「ふふ、満足かい?それじゃ、そろそろ動くよ」
そう言うと、イスラは彼女の腰を掴み、動き始める。
初めはゆっくりと、内部の感触を愉しむように。そこから段々ペースを上げながら打ちつけてゆく。そのたび、彼女の肢体が跳ねる。
「あ、あ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あぁっ、あぁっ、あぁんっ、あぁんっ、ああぁぁっ」
肉棒が子宮にぶつかるたびに、彼女の正気は消え失せていく。
「はははっ、アルディラ、君の腔、すごくいいよ。ぬるぬるしてて、とっても気持ちいいよ」
「あぁぁあんっ!あああっ!ひぃぃぃんっ!」
「そんなに喘いじゃって、融機人っていうのは本当にいやらしいね」
イスラはストロークを更に激しくしていく。
「あっあっあっあっあっあっあっあっああぁぁぁあぁあっ!」
アルディラの絶頂と共にイスラは腔内に大量の熱い精を流し込む。彼女の子宮に収まりきらなかった精液が結合部からあふれる。
意識が真っ白になる中、アルディラはもう戻れないことを自覚していた。


おわり

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