セイロン&シンゲンのたのしい房中術講座 その3



シンゲンは、相変わらず正座をさせられている。
一方ベッドの上の師弟は講釈からなにやら実践に移行しようとしているようである。

「姿勢を正して・・・そうだ、力を抜け」
「・・・・・・・・・・・・」

フェアはこちらを向いてベッドの端に腰掛けて精神集中をしている。
精神集中はストラの基本であった。あっれーやらしいことするんじゃなかったっけ・・・
微乳揉み放題でまだ青い果実を開発し放題だと思ったのは自分だけであったろうか。
そういえばセイロンは全くそのことに言及しては居ない。

まさか本当に自分が知らないだけでシルターンには豊胸の秘術があるのだろうか。
大人も子供もおねーさんも豊胸していたのだろうか。まさか、かあちゃんも。

故郷に猜疑の念を抱きながらも、真正面に座られてやはり胸に目が行く。
見事な微乳である。白いエプロンの下に隠されていたオレンジの上着は、胸のところが空いていて中に着ている黒い服を見せていた。
そのちょっとお洒落な構造が彼女の微乳を測り難いものにしている。

嗚呼、いますぐこの手で測ってみたい・・・!
そんなことを考えているうちに、フェアの後ろにセイロンが座り、間髪入れずに

ずぼっ!

「!!!」
「!!!!」
「!!!!!」
や、やってくれた!!!楽園の扉は開かれた。
その微乳を隠していた服に下から手を突っ込んだセイロンは、何故かカナヅチで後頭部をぶん殴られたような顔をしている。はやく揉めよ!!

揉まないなら自分が・・・と正座を崩そうとした瞬間、セイロンが口を開いた。

「・・・店主殿、下着くらい、つけたらどうだろう・・・」

「な、なんだってー!」
のーぶらである。のーぶら。微乳のノーブラジャーであった。
幼い頃から一人暮らしで、店よ竜よと自分の胸についてなど今の今まで顧みる暇など無かったのだろう。

不憫だ、と思う前にそれはシンゲンにとって萌えポイント以外の何者でもなかった。

「なななな・・・何やってるのセイロン!!」
振り返ろうとするフェア。当たり前である。
動いてセイロンの腕の分めくれた服から脇腹が覗く。
それもしっかりシンゲンの萌えポイントに加算された。

「姿勢を正せ!!!」
「!」

「我とて嫁入り前の娘に斯様な事はしたくは無いのだ・・・!
しかし店主殿の事を想えばこそ・・・ッ!」
「セイロン・・・!」
「こうして手で揉みしだく事で凝り固まった古い気を排出し、気の巡りを良くする事で後々受け入れさせる準備をさせるのだよ」

ナニを受け入れさせる準備だろう。しかし羨ましい。
やはり恥ずかしいのか姿勢を保つ努力をしながらもこちらにちらちらと視線をくれるフェアににちゃっと(さわやかに笑おうという努力は無駄であった)微笑んでみる。揉みてー。

「セイロン先生〜自分にもちょっとぉ、お手伝いを(ry「フェア〜?どこだ〜?」


「!!!!」
「ほう、駐在か。・・・気が乱れているぞ店主殿。」

廊下を動く気配。能天気そうな呼び声。
それはフェアの部屋をノックしまくっている。
『おかしいな、どこいったんだ?誰かの部屋か?』
そして妙に勘が良い。

セイロンは何事も無いかのように微乳を揉みしだき続けている。
かたやフェアは声こそ出さないものの恐慌状態である。

お兄ちゃんにこんな姿見せられたらたまらないもんね!

何でもいいから揉ませろよ!


まだ続く、セイロンとシンゲンのたのしい房中術講座その4
ゲストを迎えての次回、『童貞』

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