酔いどれポム、フェアを襲う



「まったくもぉーーー!なんでわかってくれないんですかぁーーーーー!」
月が静かに輝く夜、その雰囲気にそぐわない大声が宿屋に響き渡る。
「ぽ、ポムニットさん、ちょっとは落ち着いて.........」
「わたくしがあんなに言っているのに.........えうぅぅ............」
宿屋内食堂の一角、木で作られた素朴なテーブルの上には顔を真っ赤にしたメイド、ポムニットと
いくつもの空き瓶が転がっている。
瓶のラベルには「清酒・龍殺し」と書かれている。
シルターンの技術を応用して作られた人気の高いお酒である。
アルコール度数は高く、ポムニットはこの酒を1人で何本も飲んでいるのだ。
もちろんかなり酔っている。
「フェアさんもフェアさんですよぉ〜......お嬢様とおぼっちゃまにもっと強く言ってください!」
「えっ......いやぁ〜.........あはは...」
宿屋の店主、フェアは普段は見ないポムニットの姿にたじたじだ。
仕事上酔った客の対処には慣れているつもりだったが、ポムニットは次元が違う。
絡み酒、しかもとびっきり質の悪い酔い方である。
「んぐ......んぐ......んぐ.........ぷはぁ〜!もう1本!」
「ポムニットさん...そろそろやめた方が......」
「うるさいうるさいうるさ〜い!早く持ってきてくださーーーい!」
「は、はいぃ!」
フェアは駆け足で厨房へと戻る。
ポムニットが来たのは1時間程前である。
この日もポムニットは監督不行届きという理由で、雇い主であるテイラーからたっぷりと説教をされた。
ポムニットはそんな日、この宿屋でお酒を飲む事で唯一のストレスを解消しているのだ。
普段はそんなに強い酒は飲まないポムニットであったが、この日は別の客に勧められた事もあり、
結果このような状態になってしまったのである。
(まさかポムニットさんがあんなに酒癖が悪いなんて.........)
フェアは普段の優しい姿からは想像もできない姿に、呆れ半分驚き半分と言った様子だ。
新しい瓶の栓を抜き食堂へ戻ろうとしたその時、どかーーんっと大きな音がした。
「ぽ、ポムニットさん!」
事態を予想したフェアは、急いで食堂へと向かった。
そして予想通りの光景が目に飛び込んでくる。
「きゅうぅぅ......」
椅子は倒れ、その横には顔を真っ赤にし目を回したポムニットが転がっていた。

「よいしょ......っと」
フェアは酔いつぶれたポムニットをなんとか自室へ連れて行くと、自分のベッドの上へ寝かせた。
「すぅー......すぅー.........」
ポムニットはフェアの苦労など知らず、穏やかな顔つきで眠っている。
(......全く)
フェアはその様子にしょうがないと言った感じの笑顔を浮かべると、後片付けのため厨房へと戻った。
倒れた椅子を元に戻し、空き瓶を片付け、厨房に帚をかける。
一通り仕事を終えると、フェアは部屋へと戻った。
「!」
部屋のドアを開けたフェアの目に飛び込んできたのは、なんと裸のポムニットだった。
「あぁ〜、フェアさ〜ん」
ポムニットの顔はまだ赤い、もちろん酔っているのだろう。
月明かりに照らされたポムニットの裸体は、妖しくも美しかった。
自分の物とは違う大きな胸、しなやかにくびれた腰、すらりと伸びた美しい足。
しばし、フェアは同性であるポムニットに見蕩れてしまった。
「.........って、何やってるんですかポムニットさん!」
我に戻ったフェアは、自分の顔が赤くなるのを感じた。
「だって暑かったんですものぉ〜」
ポムニットは裸のまま部屋の窓を開ける。
「ぽ、ポムニットさん!誰かに見られちゃいますってば!」
「大丈夫ですよぉ〜、ここは町外れですしぃ〜」
「だからって......」
フェアはポムニットの体を隠そうと、シーツを持ってポムニットに近づいていく。
「そうだぁ〜!フェアさんも脱いじゃえばいいんですよぉ〜!」
「はぁっ!?」
「そうですそうです♪ほら、早く脱いで♪」
ポムニットによって簡単にベッドに押し倒されたフェアは、パニックで体が動かなくなってしまった。
「ちょっとポムニットさん!」
「ほらぁ〜、早く早くぅ〜♪」
フェアは必死で抵抗を試みるが、なぜかポムニットの方が力が強い。
いつの間にか両手は頭の上で組まれ、片手で押さえつけられていた。
ポムニットの力がなぜこんなに強いのか、その答えは後日知る事となる。
「うふふ〜、フェアさんか〜わいい〜♪」
自由を奪われたフェアは、あとはポムニットの成すがままだった。

「ほらほら〜、暴れないでくださ〜い」
ポムニットの手によってフェアの服が脱がされていく。
「や......やめて下さ...んんっ!」
抗議の声を上げようとしたフェアだったが、その言葉は言い切る前にポムニットの口で塞がれてしまう。
「んん......んむぅ!」
フェアの口内にポムニットの舌が滑り込んでくる。
ポムニットの舌は執拗にフェアの舌を弄ぶ。
「んん......んぁ.........はぁ.........」
長いキスの後、ようやくフェアは解放される。
「んふぅ......ごちそうさまでした♪」
意識が朦朧とする。
初めてのディープキス、それはフェアには刺激が強すぎたようだ。
「フェアさんの胸、小さくて可愛い〜♪」
その言葉にフェアの意識は現実へと戻される。
ディープキスの間に、フェアの服は脱がされていたようだ。
自分の気にしていた事をズバリ指摘され、フェアの目には涙が浮かぶ。
「あらあら、気にしていたのですね〜、ごめんなさい♪」
ポムニットは笑顔で詫びの言葉を言う。
もちろん悪気など微塵も感じていないようだ、確信犯である。
「お詫びに......はむっ」
「ふあぁ!」
ポムニットはフェアの胸を口に含む。
いきなりの未知の感覚に、思わず声が上がった。
「ぽ、ポムニッ......んはぁ!」
暖かい舌がフェアの乳首を舐め回す。
「やめっ...ひぅ!そ......そんなぁぁあ!」
うまく言葉がでない。
その感覚が快楽だと気づくまで、フェアは多少の時間を要した。
「うふふ......可愛いですよ、フェアさん」
ようやくポムニットがフェアの胸から口を離す。
ポムニットは自分の顔をフェアの顔の上へと持ってくると、再びキスをした。
「むぅ!」
先ほどとは違い、今度はすぐに唇同士が離れた。
「あらあら......涎まで垂らしちゃって.........はしたないですよ♪」
ポムニットはフェアの口の端から垂れる涎をぺろりと舐めると、そのまま首へと舌を這わせる。
「ひゃあぁ!」
くすぐったい様な、不思議な感覚がフェアを襲う。
ポムニットの舌は首から胸へ、そしておなかの方へと下っていく。
「んぅ......ふ......んんっ!」
「声を我慢しないでくださいよぉ〜......そんな子には.......」
「んあぁ!」
フェアの口から一際高い声が上がる。
「うふふ......気持ちいいですよねぇ〜♪」
ポムニットの手はフェアの秘所を衣類の上からまさぐっていた。
「やめっ...ひゃあぁ!ポムニットさ...んあぁぁ!」
「フェアさん......気持ち良さそう.........もっとしてほしいんですね♪」
ポムニットは手の動きを更に激していく。
フェアは自慰をした事はあるが、これほど激しく、しかも他人にしてもらうのは初めてである。
いつもよりも感じている自分に気づいてはいない。
「ほらほらぁ〜♪イっちゃってもいいんですよぉ〜?」
「んひぃ!やめっ......ひゃあぁぁぁ!」
フェアの腰が跳ね上がる。
「あ......あぁ............」
「イっちゃいましたねぇ〜♪」
息を乱したフェアは、もはや自分の手の拘束が解かれている事にも気づいていない。
むしろ抵抗する体力も気力もないのであろう。
「あはっ♪フェアさんすっごい濡れてますよぉ〜」
言葉通りフェアの秘所から分泌された愛液は、履いているズボンをぐっしょりと濡らしていた。
「はぁ......はぁ.........」
「ほ〜らぬぎぬぎしましょうね〜♪」
ポムニットは濡れたズボンを脱がしにかかるが、もはやフェアは抵抗しない。
「や......やめ.........」
一応抗議の言葉は上げるが、そんな事でポムニットのては止まる事が無いとわかっている。
とりはらわれたズボンの下には、もはや意味をなさないほどに濡れているショーツがあった。
「すっごい濡れてますねぇ〜......フェアさん、エッチな匂いがしますよぉ〜?」
「そ......そんな.........」
「これじゃぁ意味ないですねぇ〜、とっちゃいますね♪」
ポムニットはショーツまで脱がしにかかる。
抵抗が無いのでショーツはすんなりと取り払われた。
そこには未成熟の花弁が、妖しく濡れたままひくついていた。
「ポムニットさん......もう止めて.........」
「まだそんなこと言ってるんですかぁ〜?そんなこと言う子には......」
「ひゃあぁぁ!」
フェアの秘所をポムニットの指が蹂躙する。
恥ずかしい音が部屋に響き渡る。
「ひゃあぁ!ふぁ...あぁぁ!」
ポムニットは指の動きに緩急をつけながらフェアを責め立てる。
「フェアさんったらそんな声をあげちゃって......恥ずかしくないんですかぁ〜?」
「んあぁぁ!も、もうやめ......ひゃあぁぁぁぁ!」
再びフェアの腰が跳ね上がり、秘所からは大量の愛液が飛び散った。
「またイっちゃったんですねぇ、手が汚れちゃったじゃないですかぁ」
ポムニットの手にはフェアの愛液でべとべとになっている。
フェアの目の前にその手が持っていかれる。
「ほら、自分で汚したんですから自分できれいにしてくださいねぇ〜」
「んぐぅ!......んむ......んあぁ.........」
フェアの口に指が差し込まれる。
抵抗しても無駄だという事はわかっている、フェアは素直にその指を舐めた。
「いい子ですねぇ〜、ご褒美をあげますよぉ〜♪」
ポムニットは指を引き抜くと、自分の顔をフェアの秘所の前へと持っていく。
そして今度は舌で責め立てる。
「ひやぁぁぁぁ!」
指とは違うぬるっとした快楽がフェアの意識を浸食していく。
ポムニットはわざと音を立てながらフェアの秘所を舐め上げていく。
「フェアさんのここ......おいしいです............」
ポムニットはいったん顔を離すと、体を入れ替え自分の秘所をフェアの顔の上へと持っていく。
「フェアさん...私のも舐めてください.........」
ポムニットの秘所はフェアのそれと同じぐらいに濡れそぼっていた。
フェアは言われたままポムニットの秘所を舐める。
「あぁぁ!き、気持ちいいですぅ!」
ポムニットもフェアの秘所を舐める。
月明かりのもと、2人の雌は快楽を求めながらお互いの秘所を舐め合っている。
ポムニットはフェアの膣口へと舌を突き入れた。
「んあぁぁぁぁ!」
一際高い矯正が響き渡る。
「気持ちいいですかぁ?じゃあもっと気持ちいい事をしましょうねぇ」
ポムニットはそういうと、体を再び入れ替えた。

ポムニットは自らの秘所をフェアの秘所へと重ねる。
くちゅっと嫌らしい音がかすかに聞こえた。
「さぁフェアさん、いきますよぉ〜」
そういうと、ポムニットは腰を動かし始めた。
「ひあっ!んあっ!んっ!ひゃあっ!んあぁぁ!」
「フェア......さん......気持ち......いいですか.............んはぁぁぁ!」
ぐちゅぐちゅと厭らしい音が室内へと響き渡る。
シーツには2人の愛液が混ざり合いながらぽたぽたと垂れる。
「フェアさんっ!いいっ!気持ちいいですぅ!」
「ひゃあぁぁ!んんっ!ひぃあぁぁぁぁぁぁ!」
「イく!イっちゃいますぅぅ!」
「ひゃああぁぁぁ!」
大きな声とともに2人の体が反る。
ぴんと張りつめられた足のもとでは、2つの厭らしい花から大量の愛液が飛び散った。
「はぁ......はぁ.........」
「はぁ...はぁ......まだまだ、夜は長いですよぉ♪」
フェアはその言葉に恐怖と期待を感じながら、意識を失った。

次の日、起こしにきたリシェルと、部屋を見た瞬間前屈みになったルシアンによって2人は発見された。
フェアはその日よりポムニット恐怖症となり、ポムニットは事ある毎にフェアに言い寄るようになった。
そしてルシアンは2人を見る度に前屈みになるようになったとさ、めでたしめでたし。

つづく

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