幻獣に愛されし者 前編



「本当に良いのか?タダで泊めてもらえる上に飯まで食わせて貰って…」
「良いわよ別に、ハヤト達のおかげで町がなんともなかったんだしさ、御礼とでも思えばいいわよ」

ここは忘れじの面影亭
ライ達がギアンをのしてる間町への被害は彼等誓約者が結界を張り最小限に抑えてくれていたのだ
……ちなみに店主はメイトルパまで行ってて不在であるからして勝手に飲み食いしている事になる
ちなみにテイラーさんの許可は得ていない

「そーうそう!どーせ材料はいっぱいあるんだからさーパーッとやっちゃおうよ!」
「アカネさん?もう少し立場と言う物を考えた方が良いですよ?」
「ひぃぃっ!?お師匠、何時の間に!?」
「最初からここに居ましたよ、さてあちらで少しお話があるのですが…」
「あ、あはははは…お師匠?なーんかいつもとふいんきが…」
「何を言うんです、この通り 満 面 の 笑 み でしょう?」
「だからその満面の笑みが怖いんですってばぁ!えぇい、サルトビの術!」
「弟子が師匠に敵うはずが無いでしょう!真・サルトビの術!」

「にぎやかですねぇ…いつもこうなんですか?」
「ええ、でも賑やかなのは悪い事じゃ無いでしょう?」

「酒だ!酒もってこーい!サ・ケ!サ・ケ!」
「そうよ、お酒!お酒!ポムニットー!じゃんじゃん持ってきてー!」
「お嬢様!未成年がお酒を飲んではいけません!」
「堅い事言わないの!ホラ、あんたも飲みなさいよー」
「ああっ、おやめくださいお嬢様!」

「………」
「あ、お嬢さん、こんな端っこで一人でジュースなど飲んでいないで私にちょっとお突き合い願えませんかねぇ?」
腰を振る動作をしながら三味線を鳴らす優男
「三味線の音……きれい」
「でしょう?ですがあっしはお嬢さんの喘ぎ声の方が聞き「人の妹に何手ぇ出してんのよこの褌侍!」あびばぁ!?」
急襲飛び蹴りをされて勢いよく吹っ飛ぶ褌侍、哀れである
「ラミ、変な事されてない?」
「…大丈夫だよ、お姉ちゃん」
「ごふっ………げふぅっ……こんな殺生な………」

―――――≪深夜≫――――――

(………眠れない……………)

ホットミルクでも飲もう、そう思い下に降り……

(リプレママの部屋から声がする……?)

ばれないように、そっとドアを覗く
そこには――――――

衝撃的な光景が広がっていた

「んぁっ!ハヤトぉ……ハヤトぉ…!」
「っぁ……リプレ…もう無理…ホント勘弁………」
「あら?何言ってるんですかハヤト、まだ私達2回ずつしかイってないんですよ?」
「はぁっ……ああっ…イイよぉ……!」
「搾り取られる!人様のお家で搾り取られる!」


(あ、あれって…『せっくす』だよね……)


「も・・・もう出る!」
「私も…イくよぉ!イっちゃ、ぁ、ぁぁぁぁーっ!」


(…リプレ…ママが…あんな風に……なって……)


「ふふっ、二人ともイっちゃいましたね、さぁハヤト、次は私の番ですよ?」
「クラレット…もう出ないって…マジで……死ぬってこれ…」
「だめですよ、じゃあ早速挿入れちゃいますね?」
「アッー!」

ズプ…ジュププ…

(………!……濡れて…………)

チュク…クチュ…

「は……ハヤト………だめ、みてるだけじゃおかしくなっちゃう……」

(あ……あれ知ってる……確か『おなにー』って……)

「は……あ…っぅん……はやとぉ……」

(き、きもちいいのかな………)



「あれ?ラミ、なにやってるんだ?」
「!?」

バタム!

落ち着け、急いで閉めたからアルバお兄ちゃんに声は聞こえていない筈だ

「ホットミルク飲もうと思って……」
「じゃあおいらが入れてきてやるよ、風邪引いちゃうから部屋戻ってな」
「……うん」

トットットッと下に向かい歩いていく見知った家族の背中
あの時と比べるとずいぶん大きくなったものである

「…お部屋、戻らなきゃ」

まだあの部屋に興味が無いと言えば嘘になる
だけど家族に心配をかける訳にも行かないので素直に戻る事にする

…………遅い
ホットミルク一つ入れるのにどれだけ時間がかかっているのか
少し不満を覚える

(リプレママ……きもちよさそうだったな………)

す、と自分の秘所に手を伸ばす

(濡れてる……)
どうやら自分の母親の痴態を見て無意識に濡れてしまったようだ

「……ん……」

秘所を弄る、手始めになぞったりしてみる
「…っぁ……」

快感が体を襲う、ビリと電流が奔る

(こう…指を入れて………)
「んんっ……!ふぁ……」

「ごめんラミ!一回こぼしちゃって遅くなって――――」

「……ぇ……?」

硬直、どちらとも動く事無く固まっている

アルバの方は「またやっちまったぜコンチクショー俺タイミング悪いなー」的な顔をしている

一方ラミの方は自分の痴態を見られた恥ずかしさといつ来るかもわからないのに一時の欲望に身を任せた
自分の浅ましさで固まっている

「…………ごっ、ごめん!すぐに出てくから!」
「待って!」
「誰にも…言わないで………」
「い、言う訳無いだろ!?」
「…ホント?」
「ほんと!」
「絶対…?」
「絶対!絶対に言わないって!」
「……指きりして…」
「そんな事で許してくれるなら幾らでもするさ」

「「ゆーびきりげんまんうそついたらはりせんぼんのーます」」
「ゆーびきった……約束、ちゃんと守ってね…?」
衣服を乱してほんのりと紅潮した顔でラミが言う

パーン


アルバの中で何かが吹っ飛んだ音がした


つづく

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