鬼畜兄弟シリーズ 序章 日比野絵美



「まったく克也の馬鹿のせいで・・・。せっかく先輩と2人っきりだったのに・・・。」
日比野絵美はブツクサとぼやきながら帰り道を歩いていた。彼女がぼやく理由は時間にしてほんの数十分前、同じ学校の上級生とともに帰宅していたのが、その彼は彼女の幼馴染みである同級生の西郷克也の悩み事の相談に借り出され、結果として憧れの先輩との憩いの時間を邪魔されたわけである。
(はぁ〜〜・・・今日は先輩の好きなタイプとかいろいろ聞き出そうと思ってたのに・・)
溜息を洩らしながらとぼとぼと歩く。
「!」
ふと下半身にむず痒さを感じる。尿意を催したのだ。
「困ったなあ。家までまだ遠いのに・・。」
どこかで用を足したいと思い辺りを見回す。すると渡りに船とばかりに公園が見つかった。
「あそこのトイレを借りよう。」
「よかった。助かった。」
間一髪のところで用を足し、絵美はそそくさとトイレから出ようとした。が・・・。
「あぁんっ・・・あんっ・・・あぅ・・あぁ・・・」
壁づたいに隣の男子トイレから女性の喘ぎ声が聞こえてくる。早く立ち去ったほうがよいのではないかという予感はしていたが好奇心から絵美はつい男子トイレのほうを覗き込んでしまった。
(いったいなんなんだろう・・・・・・!!!!)
「はぅぅぅぅ!!ふぁぁ・・・ひんっ・・・ひぅぅぅぅ!!」
そこでは自分とそう歳の変わらない少女があられもない姿を晒していた。長い黒髪のその少女は胸、尻、陰部が大きく露出した服を着せられ、そのヴァギナとアナルにバイブレーターを挿入され、振動とともに愛液を洩らし、身体を大きく震わせよがっていた。
「どうやら新型のバイブの機能は十分のようだな・・。」
「昨日カシスでも試したからね。十分実用に耐えると思うよ。」
淫らに肢体を震わせる少女のそばでこれまた同年代の少年たちが話し合っていた。
これはまずい状況だ。本能がそう告げていた。もし彼らに見つかりでもしたら自分の身が危ない。そう分かってはいたが目の前の光景に見とれてしまっていた。少女の膣からはバイブの振動のたびに液汁が漏れ出し、硬く膨らんだ乳首からはこれまた乳液をしたらせていた。涙と涎を垂らしながらも恍惚とした表情でよがる少女の姿に気を奪われてしまっていた。
(すご・・い・・あんなふうになっちゃうんだ・・・!!って見てる場合じゃない!!っさっさと逃げないと・・・。)
しかし一瞬の判断の遅れは致命的であった。もしこの日彼女が正常な意識を保ちえたままであったらこのことを後に死ぬほど後悔したであろうが・・・。

「覗きは良くないな、アンタ。」
少年の片方が絵美を発見し呼び止める。
「あ・・あたし・・何もみてませんから・・・だから・・」
怖い!そう感じた瞬間に身体は反応した、すぐにそのまま駆け出す。だが駆け出した途端力強い何かに押さえつけられた。
(なに・・これ・・・ロボット!!)
ロボット・・・そういう表現しか彼女の頭には思い浮かばなかった。そのロボットのような物体に捕えられた彼女の前に例の少年たちが近づく。
「まあ、別に見られてどうってこともないけど、色々噂を立てられると厄介だしね・・・。」
「口封じさせてもらうか・・。ちょうど他にサンプルが欲しかったところだし。」
「何も見てません!!誰にもいいませんっ!!だから・・・嫌ぁぁぁぁぁ!!」
絵美の哀願も少年たちに通じることはなかった。

「むぐぅぅぅぅぅ!!むぐ・・・むぐ・・むぐぅぅぅ!!」
猿ぐつわを噛まされた状態で縛られ拘束された絵美をまえに少年たちは話し合う。
「で、どうするキール兄さん。」
「いつもだったら召喚獣にやらせているところだけどたまには僕達でやってみようか、ソル。」
自分を犯す相談を重ねる少年たちに絵美の恐怖心は膨らんでいった。どうして自分がこんな目に、そんな思いが溢れた。
「むぎぃぃぃぃぃぃぃ!!」
制服を強引に引っぺがされ絵美はあられもない姿となった。やや同年代の女子に比べれば貧弱な身体ではあったが少年たちの嗜好をそそるには十分だった。
「まだ綺麗な色してるなあ。こりゃあまだ処女だな。」
「前のほうはお前に任せるよ。僕は後ろのほうを・・・」
おもむろに少年たちはイチモツを取り出す。細身の外見に似合わぬ立派なものが絵美を貫く事を欲し赤くたぎっていた。
(嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌々嫌ぁぁぁぁぁっぁ!!!!!!)

一センチまた一センチと穴をもとめ近づく肉棒。時間にすれば数瞬の事であっただろう。
だが処女を奪われる恐怖からそれまでの時間が恐ろしくゆっくりと感じられた。
亀頭の先が花弁と菊門に触れ合った時その恐怖心は絶頂に達した。なんとか身体を動かし抵抗しようと試みるも拘束された状態ではままならなかった。
そして挿入は同時に行われた。
「むぐ・・・むがぁぁぁぁぁぁ!!」
気を失うような激痛、そのまま気を失っていられればどんなによかっただろうか。突き上げる衝動は何度も地獄の痛みを絵美に与える。膣肉が、腸が、肉塊によってえぐりこまれる感覚。繰り返される挿入のたびにまた少し深い肉を抉りこむ。前後から襲う凶器は直腸を子宮口をぶつかり合いそのたびに痛みが走る。
「〜〜〜〜〜〜!!!ん〜〜〜〜〜〜!!!んぎぃぃぃぃぃぃ!!」
顔中を充血させ泣き叫ぶ。声が出せたならばどれほどの叫びと鳴ったであろうか。脳内は白紙寸前。何も考える余裕などない。苦痛からの解放のみをただひたすらに願う。
「そろそろかな・・・・。」
「こっちもだ・・・。」
2人の呟きも絵美の耳には届かない。彼女が次に感じたのは自分の体内を逆流する熱い液汁の流れであった。

射精後、2人同時に絵美からモノを引き抜いた。肛門から、膣内から裂傷からくる血と吐き出された精液をコポリと洩らしながら絵美は解放された。股間を襲う痛みは止まらない。
ズキズキと刺激する痛みが絵美を責めつづける。
(痛い痛い痛い・・・・痛い・・・痛い・・・)
処女を奪われた悲しみよりも今襲う激痛。その事が彼女の脳を支配した。虚ろな瞳ですすり泣く絵美。だが彼女に理性が戻る間もなく次なる責めは実行に移される。
「さて新型を試すか・・・。」
「処女を奪われたばかりの女の子に対してはどういう効き目があるか楽しみだね。」
先ほど長髪の少女に挿入されていたそれを絵美の蹂躪され引き裂かれた膣にあてがう。
「むぐぅぅぅぅぅぅ!!」
処女を失ったばかりの身での再びの挿入は酷であった。差し込まれたバイブは振動を絵美に送る。痛みに支配された絵美の意識はバイブの振動にも快感を得ることはなかった。
が・・・。
「むぐ・・むぐぅ・・む・・・」
振動が重なるたびにバイブは絵美の膣内で変形した。中央部から細いものがさらに胎内の奥へと突き進み子宮に直接振動を送り込むそれと同時に膣口からはみ出た部分からも細い触手が生え絵美のクリトリスをしごく。
「ソル、猿ぐつわをとってやれ。」
兄の指示にしたがいソルは絵美の猿ぐつわを外す。
「痛ぁ・・あひ・・・いぎ・・ひぐ・・や・・はぅぅぅ!!」
「どうだい子宮、膣内、クリトリスを同時に責める新型バイブの味は。」
「ヤらァァ・・外して・・・ひんっ・・ひゃうぅぅ・・だ・・ぁ・・・」
痛みのみに支配されていた絵美の意識を次第に快感が支配するようになってきた。少しずつ自分の意識が溶かされていく。自分がなくなってしまう・・・しかし先ほどまでの激痛を忘れさせる刺激は絵美の心を深く堕としていった。

「これからの計画なんだが・・・。」
数時間が経過した。これからの計画をキールとソルは話し合っている。しかしそんな言葉は絵美の頭には入らない。
「こっちに来てから数ヶ月。調査の結果。魔王の素体として適応したのは四人、樋口綾、橋本夏美、新堂勇人、深崎籐矢。」
「そのうち、新堂勇人と深崎籐矢は前にリィンバアムに召喚された経験あり。現在はリィンバァムでの記憶は2人とも失っているようだが・・・下手に接触して思い出されでもしたらやっかいだね。とすると・・・橋本夏美と樋口綾。この2人だ。」
キールは視線を2人の少女の写真に移しつぶやく。
「魔王の召喚にはとりわけ潜在魔力の高いものを精神的に負の方向に追い込む必要がある。絶望、恐怖、憎悪・・。」
「で、この2人をそこまで追いやるわけか・・。まあ俺達の出来る方法と来ればアレしかないわけだが・・・。」
ソルは写真の中の少女たちを値踏みする目で見つめた。
「2人とも結構可愛いな。こりゃ別の意味でも色々楽しめそうだ。」
「どっちにするんだい?」
「髪の長いほうが俺の好みだ。」
「じゃあ、僕はこっちの橋本夏美のほうを担当するよ。」
2人の会話の中には絵美のよく知った名前もいくつか出ていた。だがそのことを気にする理性はもう絵美には残っていない。

「ところで・・・このコどうする?」
「今帰してもいろいろ喋られると厄介だからね。アジトで一通り処置を施してから帰そう。丁度この世界の人間を手駒に欲しいと思っていたところだし・・・・。」
2人の会話の内容も彼女にはどうでもいいことだった。今の彼女には・・・
「はうぅぅぅぅ!!ひんっ・・・あふ・・ふぁぁぁぁ・・ひ・・あひ・・・くぁ・・・」
既に数時間にも達した振動責め。その快感の波に絵美は容易く飲まれた。陰部から愛液を溢れさせ、数十度目のオルガズムは回を重ねるたびに思考力を破壊する。その瞳にはもう一点の輝きもない。今日起こったことを哀しむ理性さえ奪われ絵美は堕ちていった。


つづく

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