レックス×パッフェル・3



レックスの指がゆっくりと、尖りきった両の乳首に迫る。
そっと…人差し指と親指で先端をつまむ。
「んむぅ!?」
びくんびくん、とパッフェルの身体が震える。ぎゅうっと足先を力の限り丸め、快感に耐えている。
「だ、大丈夫!?」
あまりの様子に、驚いたレックスはパッフェルの顔を覗き見る。
はぁはぁと荒い息を立て、パッフェルは息も絶え絶えになり視線も定まっていない。
舌を犬のようにだらりと垂らし、口の端から涎も零れている。
「もしかして………いっちゃった?」
その問いに、パッフェルは無意識に頷く。
「じゃあ、もっと気持ちよくなってよ、パッフェル」
「え、ちょっと待ってくださっ、ひぃん!?」
両の乳首を摘んだ指に、力が篭る。こりこりと指の先で、乳首をこね、摩る。
「あ、ああっ! だめ、らめっ、れっくすさん! ちくびっ、おっぱいっ、溶けちゃう!」
パッフェルは、自分の胸がまるで乳首の先から溶けてしまうかのように感じていた。
レックスの指が、乳首を一撫でする度に一度、こりっとこねる度に一度、パッフェルは達していた。
もうレックスに口づけすることも出来ず、口からは快感の嗚咽だけが零れている。
乳首だけではなく、乳房全体を更に重点的にレックスは揉みしだく。
乳房をこね、パッフェルが僅かに安堵の溜息をつこうとした瞬間、乳首に攻撃し快楽を引き上げ。
乳首を弄りまわし、パッフェルの快楽の火が燃えあがろうとすると、乳房をこねて鎮火させ。
「レックス…さん…もう、駄目…わたしのおっぱい…溶けて…流れちゃう…」
「大丈夫、パッフェルのおっぱい、もっともっと気持ちよくなるからね」
靄がかった視線を向けるパッフェルを、まるで子供を宥めるようにレックスは耳に吐息をかけ、耳たぶから首筋の汗の玉を舌で舐め取りながら囁く。
実際、パッフェルは自分の胸が本当に溶けて、なにかが流れてしまいそうな衝動に駆られていた。
その時…じわり…と服になにかが滲む感触が伝わってきた。
「あ…れ…?」
「どうしたの、パッフェル?」
ぐにぐにと、乳房を揉み込みながらレックスは問い掛ける。
「あの、おっぱい変なんです、レックスさん。溶けて…なにかが、流れてきちゃってます…はうっ…」
それを聞いたレックスが、にっこりと微笑む。
「やっぱり、これだけ大きいんだから…と思ってたけど」
「なにをっ!………ですか…はぁん!」
「おっぱい…出そうなんだよ、パッフェルの」
レックスの言葉に、快感に浮かされていたパッフェルの思考が覚醒する。
「え、そんな…あぁっ!! おっぱい…って、ふぅっ!?」
ぎゅぎゅっと、レックスの手つきが乳房を搾り込むようなものに変わる。
じわり、じわり、と服の染みが広がっていく。
「あ…あぁ………あぁあ…レックスさん、レックスさん!」
「大丈夫怖くないから。きっと凄く気持ちいいから、安心して任せて」
「でも、でも…レックスさん…」
怯えるようなパッフェルの声に、ん?とレックスが顔を覗き込む。
「そんな…おっぱいから…お乳…出ちゃう女の子なんか…気持ち悪いんじゃ…ないんですか?」
くすりと、レックスは安心させるように微笑む。
「俺は、パッフェルを気持ちよくしてあげたいんだ。俺がパッフェルの身体によくじょうしているんだから、パッフェルだって、俺の愛撫でよくじょうして欲しいんだ」
「レックスさぁん………はい、はい、私を…よくじょうさせて、気持ちよくさせてくださぁい」
パッフェルは自分の手を、レックスの手に添える。
それを見たレックスは、更に手に力をこめていく。
ぎゅぎゅっと揉みこまれるパッフェルの乳房。
その部分だけ濡れて透け、服の上からでもしっかりと見て取れるほどになった乳首をこねまわす。
「もう……もうっ!! レックスさん、もうっだめ、出ます、でちゃいます!! いっちゃいます!!」
「いいよ、パッフェル。思い切り気持ちよくなっていいんだよ!」
ぎゅうっとレックスが思い切り、乳房を搾り込んだ瞬間、乳首から弾けたように真っ白な液体が噴出す。
「あ、ああっ! いっぱい出てる、おちち出ちゃってる…いっちゃう、いっちゃうう!!」
服越しにも噴出すほどの勢いのそれを、パッフェルはぼんやりと眺めながら達していた。

「服、汚しちゃったね、ごめん」
レックスはパッフェルの服を脱がしながら、しゅんとしている。
「いーんですよー、これ何着もありますから。それに、とっても………気持ちよかったですし」
まだ快楽の余韻が残る乳首と乳房が、ぶるんと震えながら外気に触れる。
えへへへと、パッフェルは微笑んでいる。
「さて、じゃあ今度は…」
と、レックスに視線を向けるパッフェル。
「どうしたの、パッフェル?」
「もちろん、レックスさんに気持ちよくなってもらう番ですよぉ」
あっという間もなく、レックスの股間に屈みこんだパッフェルは、有無を言わせずジッパーを下げる。
「ちょ、ちょっと待って、パッフェル。お、女の子なんだから恥じらいをー!」
「さっきまで、さーんざん私をきもちよーく泣かせてくれた人が言う事じゃあないですね、はい」
ぶるん!と元気よく飛び出してきたレックスのモノを、ていやっとでこピンをしつつレックスの顔と見比べる。
「わー、元気ですねぇ、レックスさんの」
むふふっと、口元に手を当てて嬉しそうなパッフェル。
レックスはというと、顔を真赤に染め俯いている。
「じゃあ、さっきまでのお返し、もといお礼をここにしてあげますねぇ」
ちゅっと優しく口付けると、びくりとそれは震えた。




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