鬼畜兄弟シリーズ 拉致編〜樋口綾 後編



「絵美ちゃん!!どうして……」
予期せぬ後輩の裏切りに綾は驚き戸惑う。とても少女の細腕とは思えない怪力で綾を押さえつける絵美。その瞳に理性の色はない。
「どうだ。けっこういい演出だろ。エミ、よくやったな。帰ったらご褒美だ。」
「あはは…嬉しい…ですぅぅ…ご褒美ぃぃ……」
「絵美ちゃんに何をしたんですかっ!?」
わけも分からぬ状況に綾は先ほどと同じ問を発していた。無論さっきとは意味合いは異なるが。
「ああ、まあこっちの言うこと聞いてくれるように色々と処理を施させてもらったのさ。おかげでめでたくこっちの操り人形ってわけさ。」
「えへへ…絵美はご主人様たちの奴隷ですぅぅ…えへへへ……」
「何て……ことを……」
あまりのことに打ちひしがれる綾。と同時に深く絶望する。もうここにいる絵美は自分の知る絵美ではないのだ。自分に懐いていた可愛い後輩はもういないのだと。
「さぁて、まだ時間もあることだしどうするかねえ。」
絵美に捕らえられ絶望した綾を前にソルはしばし考え込む。まだキールとの予定の時間には余裕がある。その間どう暇を潰すか思案しそして思いつく。
「エミ。アヤをお前の好きにしていいぞ。」
「はぁぁいぃぃ…ご主人様ぁぁぁぁ。」
冷たく言い捨てるソルに絵美は甘い声色で返事を返した。
(そんな!こんなことって…絵美ちゃん………)
瞳に狂気を宿らせて迫る絵美の姿に、綾は深い哀しみを与えられた。

「だ…駄目です…絵美ちゃん…そんなこと…やっ…あっ」
「えへへぇぇ。せんぱぁい♪一緒に遊びましょうよぉ。あははぁ♪」
迫る絵美に対しなんとか抗おうとする綾だが力任せに容易くねじ伏せられる。とても少女の腕力とは思えない力で押さえつけてくる。
「おいエミ。せっかくだから姉さんたちに仕込まれたようにやってみせろよ。」
「はい、ご主人様。きゃはは♪」
ビリッと綾の制服を引きちぎる。はだけた胸元からブラジャーをこれまた強引に引きちぎって投げ捨てる絵美。どちらもか弱い少女に出来るような業ではない。衣服を剥ぎ取られ綾の胸があらわになる。小ぶりながらも形良く整った綾の双丘。その先端の突起に絵美は狙いを定めた。
「はむぅ…むちゅ…んっ…えへへ…ちゅむっ……」
「ひっ…ひゃぁ…ダメっ!!…やめっ…そんなところ…ひいっ!ひゃぁぁっ!!」
青い蕾の芯のような綾の乳頭を愛撫する絵美。舌先で乳首を転がすようにペロペロと舐めまわす。桃色の舌でねっとりと唾液を絡ませながら吸い付く。敏感な部分を責められてたまらずに綾から喘ぎ声が漏れる。
「あはは♪先輩のおっぱい美味しいですぅ。せんぱぁい?絵美がもっと気持ちよくしてあげますからねえ♪」
言うやいなや、自分も脱ぎだす絵美。まだどこか幼さの残る少女の肢体が現れる。
恍惚の表情を浮かべて絵美は自分の胸を綾と重ね合わせる。
「へへへ。これお姉さま方からならったんですよぉ?とっても気持ちいいんです。
先輩にもしてあげますねぇ♪」
絵美の愛撫によって綾の乳首は海綿体のように硬度を加えていた。弾力を伴ったそれに対し自分のものを絵美は触れ合わせる。そして擦りあげる。先ほどの愛撫による湿り気が潤滑油となって乳頭同士がぬるぬるとしごきあう。
「はっ…あんっ…へへへ…気持ちいいですぅぅ!!…おっぱい同士擦り合わせるのって…綾せんぱぁぃ?きもちいいれすかぁぁぁ?」
「あっ…ひゃあぁぁぁ!!ひぁっ…ひんっ…ふぁぁぁぁっ!!」
乳首で乳首をしごきあげられて悶える綾。綾にとって未知の経験だった。しごかれるたびに頭に電気信号のような刺激がはしる。意識が飛びそうになる。卑猥な快楽の波を与えられる。それも自分の後輩から。
「へへへ…先輩…とっても可愛いですぅぅ…もっとしてあげますねぇぇ。」
「あ…あっ…絵美ちゃ…あひゃぁっ!!やめっ…そんなっ!あっ!」
連続して行われる絵美の責めに綾の喘ぎ声がその場に甘く響く。
「んっ…んふふ…先輩えっちですぅぅ。こんなに濡らしちゃって…」
「うっ…ぐぅぅ…えぐっ…ひぅ…えっ……」
乳首への愛撫から始まった絵美からの陵辱も場所を綾の秘部へと移していた。純潔を保ったそこも執拗に繰り返される性感帯への刺激により淫らな蜜をとろとろと溢れ出させていた。
「先輩ってまだ処女なんですかぁ?絵美も先週までそうだったんですよぉ♪ふふ初めてのときって痛いですけど今じゃとっても気持ちいいですぅぅぅ?」
「絵美ちゃん………うっ!きゃひぃぃぃぃ!!」
「えっちないけない綾先輩には絵美がお仕置きしてあげますぅぅ?あはは♪」
そう言って綾のクリトリスへの愛撫を始める。皮を剥かれた肉豆が舌先でつつくように刺激される。オルガズムに達する綾。淫水を絵美の顔にぶちまけながら喘ぐ。
かまわずに絵美は綾の性器に愛撫を続ける。膣に舌を入れて綾の秘肉の味わう。溢れだす液汁は今の絵美にとってとてつもなく美味に感じられた。連続して与え続けられるオルガズムに綾は喘ぎ声をあげ続けるしかない。
「綾先輩…へへ…絵美、先輩のこと…大好きですぅぅ…」
「絵…美…ちゃ…んっ!むぐっ…んぐぅぅ…」
絵美から口移しに送り込まれる綾自身の愛液の味。綾にとってはひどく不味くしか思えないものである。そのまま絵美に舌を入れられる。ねっとりと絡みつくような絵美の舌技。唾液と唾液がいやらしく混ざり合う。一方的な責めに綾は意識をとろけさせられる。一筋の涙が流れる。同性相手にこんなことをされそれでいて感じてしまっている自分が情けなくて流した悔恨の涙であった。
「うっ…えぐぅぅ…ひぐっ…うっ…えぅぅ…」
顔を手で押さえてすすり泣く綾。その心は深い哀しみにつつまれている。絵美から受けた陵辱。それも心に深い傷を負わせたがそれ以上に綾を傷つけた事実もある。
(絵美ちゃん…こんなふうにされるなんて…辛かったでしょう…絵美ちゃん……)
理性というものをすっかり喪失した絵美の姿。それが綾にとっては何より哀しかった。おそらく絵美は今自分が受けているものよりも過酷な陵辱をこの一週間もの間延々と受け続けてきたのだろう。自分が恐怖に怯えるだけだった一週間の間に。
「えへへ…綾先輩も絵美と一緒にご主人様の奴隷になりましょうよぉぉ?」
「絵美…ちゃん………」
見知らぬ相手に拉致され、知り合いもいないところで一人寂しく陵辱され続けた絵美。彼女の悲しみが綾にはひしひしと伝わってくるようだった。
「え…へへ…へ…………!?………」
「絵美ちゃん?」
すると、ふいに絵美の様子が変わった。壊れたような笑みを止め。不可思議そうな顔でこちらを覗き込んでくる。
「綾…先輩………」
綾を見つめる絵美の瞳。そこから狂気の色が引いていた。怪訝そうな表情を浮かべて呆然とする。
「やれやれ、時間切れか…案外早かったな。」
後ろから聞こえる声に振り向く絵美。そこに見える少年の顔。周りの景色。公衆トイレ。どこかで見た場所。何故か裸の自分と先輩の綾。絵美の頭の中でパズルのようなものが次第に組み合わさって。
「い…嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
先ほどの演技のときよりもひときわ大きな悲鳴を上げる絵美。絵美の脳内で忌まわしい記憶が再生される。強姦され肉奴隷にされた日の記憶が。
「絵美ちゃん!」
豹変した絵美の名を綾は呼ぶ。そんな綾にあろうことか絵美は泣きながらすがり付いてくる。自分が先ほどまで陵辱していた相手に。
「先輩!助けてください!わたし…わたし…あの人にっ!!」
「え…?ちょっと…なっ……」
状況が分からずと惑う綾。ただ漠然と分かる。絵美は正気を取り戻したのだ。
「はっ!傑作だな。自分さっきまでアヤに何してたか覚えてないのか。」
嘲るように吐き棄てるソル。その言葉に絵美の顔色が青くなる。
「わたし…綾先輩に………!!あ…ああああああ!!!!」
洗脳された自分が綾に何をしたのか記憶が鮮明になっていく。同時に罪悪感に捉えられる。自分が綾を汚したという事実に。
「違います!絵美ちゃんは悪くありません。」
罪悪感でうちのめされる絵美に綾がはっきりと言う。そうだ。絵美が悪いのではない。本当に悪いのはこの少年だ。自分や絵美を辱め苦しませてそれで楽しむ。最低の人間だと綾は思う。涙を流しながらソルのほうを睨みすえる綾。だが次の瞬間には辺りを紫色の光が閃いた。

「綾先輩っ!!綾先輩っ!!」
光の衝撃それをまともに受けて綾は気を失っていた。気絶した綾に絵美はすがりついて揺り起こすが反応はない。
「ちっ、余計な手間をとらせやがって。まあいいさ。」
めんどくさそうに毒づきながら手持ちのサモナイト石で護衛獣を召喚する。屈強な機械兵士、異形の悪魔が姿を次々と現す。
「おい、お前らアヤを確保しろ。屋敷に連れ帰るぞ。それと……」
いったん言葉を切って絵美の方を見て吐き棄てる。
「教育の行き届いてないお嬢さんにしつけをしといてやれ。」
「やっ…あっ…嫌ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
絵美の悲痛な叫びがまたしても木霊する。それから一時間後、ソルは気絶した綾とボロクズの様に輪姦されつくし失神した絵美を屋敷に連れて帰った。


つづく

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