鬼畜兄弟シリーズ 監禁編〜橋本夏美



「やだぁっ!!止めてよっ!止めてってばぁ!」
迫る相手に対し懸命の抵抗も意味を成さない。容易くも夏美は組み伏せられる。
「きゃぁぁぁぁっ!!駄目っ!!そんな…ひぃぃっ!」
制服の胸元を強引に引きちぎられる。ブラジャーも同様にして剥ぎ取られて露出する夏美の胸部。薄い皮下脂肪をつけた可愛らしい二つの膨らみ。慎ましいその双丘を手は優しくまさぐる。乳肉を手のひらで優しくこねる。そのしぐさが夏美の恐怖をいや増していた。
「やっ…あっ…ひぃぃぃっ!!…やっ…あっ…いっ…やぁぁぁぁっ!!」
小さな乳房をこねまわしながら、指先を乳頭に滑らせる。薄桃色の突起を指先で摘む。ビクンと震える夏美。その反応を確認すると指の腹でクリクリと擦る。敏感な箇所を責められ夏美は声を上げざるを得なかった。
「やだぁぁぁぁっ!!…吸わないで…そんな…あっ…ひぃやぁぁぁっ!!」
責めは指によるものから変化を見せていた。舌の先ではじくようにして乳首を嬲る。唾液を塗りこんでから一気に吸い付く。乳首を吸われた刺激に喘ぐ夏美。ちゅぱちゅぱと響く吸い付く音がいっそうにおぞましさを引き立てる。
「あっ……うっ…ぐすっ…………!?……駄目ぇぇっ!!そこは駄目ぇっ!!」
すすり泣く猶予も夏美には与えられなかった。相手はすぐに標的を変えてきた。
夏美がしばし放心しているうちにスカートを外して、現れた下着をズリ下ろす。
足をばたつかせようと試みる夏美。しかし下半身に力が入らない。そして苦も無く下半部も剥ぎ取られる。
「や…だぁ…見ないで…ひっく…お願いだから…うっ……」
羞恥のあまり手で顔を覆ってすすり泣く夏美。穢れを知らない夏美の処女丘が露にされているのだ。いまだに異性を知らない秘肉。陰毛も薄くキレイな色をした花弁。その花びらをほぐすように指で掻き分ける。膣口から内部をのぞき見る。
肉ひだのようなものを確認する。夏美の純潔の証。それをいとおしげにまじまじと見つめる視線。刺さるような視線による姦淫に耐え切れず夏美は泣きじゃくる。
「ひぐっ…うっ…あぐっ…嫌ぁぁぁっ!!もう見ないでっ!!許してっ!」
顔を充血させて哀願する。しかし聞き入れられない。そればかりか指先による責めが秘肉に対しても行われる。くちゃくちゃと軽く膣肉を指がならす。小指の先ほども無い肉豆をこりっと潰す。引きつって悲鳴を上げる夏美。耳に響く少女の叫びはそれを陵辱するものにとっては心地よい響きである。
「嫌ぁぁぁぁっ!!許してぇぇぇっ!!!それだけは嫌ぁぁぁぁっ!!!」
次なる動作を前にして夏美は半狂乱になる。気づけばその膣口にグロテスクな肉塊があてがわれていた。赤く脈動する肉棒。それが何を行うのかは自明なことである。夏美の処女肉を引き裂かんことを欲して肉槍はその穂先を突き入れる。
「いっ………………嫌ああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!!!!」

「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
特大の悲鳴と共に夏美は跳ね起きる。高鳴る動悸。肌にびっしりと張り付く汗。
次第に混乱した意識が覚醒していく。
「そっか…あたし…また…うっ…やだよぉ…うぐっ…うぇっ……」
自分がまた悪夢を見ていたことを認識する。この数日夏美を苛む悪夢。それは一週間前のそれこそ悪夢としか言いようの無い出来事から端を発していた。一週間前、部活にいこうとして更衣中の夏美はそこで危難に遭遇した。突如現れた謎の少年。それが夏美を襲ったのである。性的悪戯をされ放心中のところを部活の仲間に発見されて大騒ぎになった。校内に入り込んだ変質者とその毒牙にかかった夏美。その話題が学校中に広まり夏美は好奇のあるいは憐憫の視線の晒し者とされた。悲しかった。昨日まで楽しかった学校生活が一日にして苦痛に変わった。
幸い気を使って色々とフォローをしてくれる友人もいた。だが、それでも夏美の心についた深い傷跡を埋めることは出来ない。その典型的な例が連日の悪夢。毎晩のように見せられる。あのときあのまま悪夢のとおりにされた可能性。決して否定は出来ない。そして悪夢が現実になる日。それがお訪れるのではないかという恐怖に怯えて過ごす毎日。耐えようの無い地獄の日々である。

「うっ…うぐっ…あぅぐっ…えぐぅ…ひぐぅ………」
悪夢から覚めるといつもこうしてすすり泣く。こんな毎日がいつまで続くのだろうかと。精神がやすりで削り取られていく。夏美の本来持つ楽天的な陽気さも最近は影を潜めていた。
「うっ…うぁっ…んぐぅっ………!?………えっ???」
すすり泣くうちに不意にハッと気づく夏美。周囲の異常にようやく気づく。
(あたしの部屋じゃない?…どこよ……ここ……)
瞳に移るのは見慣れない景色。ホテルの一室のように整理された客間。明らかに自分の部屋ではない。不可思議な現実に目をぱちくりさせる。
「何でっ!あたし…自分の部屋に居たはずなのに…どうしてっ!!」
わけも分からず混乱する。今日も部活を休んだ。あの事件以来授業だけを受けてさっさと自宅に帰るようにしている。周囲も夏美を気遣って理解してくれている。
ここ最近、放課後は自宅の自分の部屋で引きこもるように過ごしていた。なのにこんな見知らぬ一室に自分はいる。
「やっ…やだよ……そんな………」
身体が芯からガタガタ震える。自分がまだ夢の中にいるのではないかとも思う。
これが夢ならば自分は再び悪夢を体験せねばならない。それは嫌だ。あんな夢もう金輪際見たくない。だが夢で無いならば……
「おはよう。ナツミ。」
先週と変わらぬ冷たい笑みを浮かべる少年。突然現れたその顔に夏美は悪夢が現実になる日が来たということを思い知らされた。

「僕のこと覚えていてくれたかい?ナツミ。」
自分に対して恐怖で引きつりまくる少女に対しキールはにこやかに微笑む。少女、橋本夏美。自分達の二つの標的のうちの一人。快活そうな印象のあるその少女は蒼白した顔でこちらを見つめている。
「ふふふ、今日は君を僕達の家に招待しようと思ってね。」
得意げに鼻を鳴らす。順調にことは運んでいる。自宅にいる夏美を本人も気づかぬうちに術で眠らせ拉致できたのは行幸といってもいい。ここまでは何もかもがうまくいっている。
「君の寝込みを襲うまねをしたのは悪かったよ。でもどうだい。素敵な部屋だろ。弟にね掃除させたんだよ。暇そうにしてたからね。もうじきに帰ってくると思うよ。君以外にもう一人客人を連れて………」
恐怖心のあまり打ち震える夏美にかまわずに続けるキール。追い詰められた夏美の緊張の糸が切れるのに対して時間はかからなかった。
「いっ……嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!」
夏美の絶叫がまたしても部屋中に響き渡る。

「やだぁぁぁぁぁっ!!来ないでっ!!来ないでよこの変態っ!!」
錯乱してわめきまくる夏美。それも無理からぬことだろう。恐れていたことが現実になるときがこんな突然に現れては。
「やれやれ、嫌われたものだね。少し静かにしてもらおうかな。」
発狂した夏美を前にため息を吐いてキールは懐から紫の石を取り出す。石をかかげて詠唱すること数瞬。すると突如爆竹のような衝撃が夏美を襲う。
「はっ…あっ…ぐぅぅっ………………!?……?????」
衝撃に撃たれ仰向けに倒される夏美。すぐに身体を起こそうとする。が、身体の異変に気が付く。金縛りにあったように動かない。
(これって……あのときの…………)
そう、以前襲われたときも同様の攻撃を受けた。この得体の知れない少年。名はキールといったか。は不思議な力を使う。夏美には理解できない。
(……!?…………ひぃぃぃぃぃぃっ!!!)
戸惑っているうちにキールの顔が自分に接近していた。恐れおののき悲鳴をあげようとする。だが声さえも上げられない。
「とって喰うわけじゃないよ。ただ君と仲良くしたいだけなんだ。」
(嫌…嫌ぁぁぁぁぁっ!!!)
声さえ出せたならば夏美の金切り声が当たりに響いていただろう。これはいつもの悪夢だ。そう淡い希望に縋る。だが心の底では認めていた。これがまぎれもなく現実であるということを。
「まずはお互いのことを良く知りたい。そうだね……」
一呼吸おいてからキールは告げる。
「この間の続きをしようか。」
(嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!)
飛び切りの絶叫が夏美の胸中で鳴り響く。

それはほとんどを夢と同じくしていた。無論細部は違うがそのようなことは些細なことだ。理不尽な陵辱に晒された自分。抵抗することさえもできない。襲い掛かる魔の手はやすりのように夏美の心身をこそぎ落としていく。
「やぁぁぁぁっ!!らめぇぇぇぇっ!!やらぁぁぁぁぁぁっ!!」
かろうじて麻痺から回復して呂律の回らぬ舌で夏美は喘ぐ。ぴちゃぴちゃと音を立てて夏美の秘部を愛撫するキールの舌。制服を剥がされ全裸の夏美。その露になった肢体はキールの責めを満遍なく受けていた。唇を奪われ舌を入れられた。
ねっとりと絡む舌技に逝かされかける。幼さの残るその胸は格好の玩具だった。
乳肉の薄い夏美の胸はその分感度が高い。敏感な箇所を執拗に攻められる。そう、まるで夢と同じように。ほんのりと赤みを増した乳首は塗りこめられた唾液で艶をだされる。薄桃色の夏美の処女肉。そこを堪能するようにキールの舌がはいずりまわっている。
(あたし…レイプされちゃうんだ……)
執拗に続く愛撫に何度もオルガズムを与えられて、夏美の秘肉は十分に濡れほそっていた。今も舌のはいずる箇所から泉のように淫らな蜜が染み出している。無理やりにこんなことをされているのに反応している自分の身体が哀しい。
(どうして…あたしなの…なんで…こんな…)
赤く充血した眼。もう枯れるぐらいに流れたはずの涙が今もとめどなくこぼれる。
自分自身を振り返る。ごく普通の日常。そんな生活に生きていたはずだ。こんな恥辱に晒されるいわれなんてない。理不尽な現実に憤る。
「い…ひゃぁ…い…や……」
見知らぬ少年に襲われ、拉致され陵辱される。そして純潔まで散らされる。そんな現実。許容できない悪夢に心が押しつぶされる。
「あっ…くひぃぃぃぃっ!!いっ…くぅんっ!!」
皮を剥かれたクリトリスを刺激され何度目かの絶頂に達する。身体と共にズタボロにされる夏美の心。恐怖と絶望が臨界点に達する。
「ひぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」
響き渡る絶叫と噴出す淫水とともに夏美は果てた。

「お帰り。遅かったじゃないか。」
「ちょっと手違いがあってな。まあ標的は確保しといたぜ。」
そういって後ろに控える護衛獣に抱きかかえられた黒髪の少女をソルは指し示す。
気を失った少女はすうすうと安らかな寝息を立てる。これから待ち受ける悪夢を知らずして。
「どうせ調子に乗りすぎたんだろ。まあいい。ご苦労さん。」
「そっちはどうなんだ?っておい。アンタなあ……。」
聞き返すソルの視界に少女の姿が移る。快活そうな短い髪の少女。愛液で股間を濡らし、顔を手で押さえて嗚咽している。
「手が早いな。相変わらず。」
「たいしたことはしてないよ。ちょっと遊んだだけだからね。楽しみは後に取っておかないと。」
かぶりを振るキール。事実、彼は夏美の処女を奪うまでには至らなかった。いきなりメインを平らげるのは主義に反する。
「まあ、面白くなりそうだよ。明日からは忙しくなるぞ。」
「俺は別に何でもかまわないんだけどな。楽しめれば。」
そういって兄弟は明日からのことを談笑する。すすり泣く夏美と眠りこける綾を余所にして。橋本夏美と樋口綾。二人の少女の苛烈な日々は今日より始まる。


つづく

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