ユエル陵辱



「ひぐ・・ひぐぅぅぅぅ・・・あぅあぁぁぁぁ・・・うあぁぁぁ!!」
それは太い肉塊だった。赤みを帯びた醜悪な肉塊をアメルは自分からゆっくりと腰を沈め挿入していった。連日の責め苦により無理矢理拡張された彼女のヴァギナをもってしても、その魔獣のペニスはあまりにも太すぎた。陰唇が押し広げられ、秘肉は赤く充血し引き裂けんばかりの鋭い痛みがアメルを襲った。
「キャハハハハハ。入れただけでおわりじゃないでしょうね?わかってんでしょ。」
「・・・・・・・は・・・い・・・・・。」
痛みに顔を歪ませながらもアメルは答えた。そして彼女は自分から腰を振りはじめた。下半身に力をこめ魔獣の巨根を締上げる。腰を動かすごとに胎内を引っ掻き回される衝撃がアメルにはしる。太いそして硬い何かが自分の中で擦れてゴリゴリ音を立てるのを感じる。膣肉が引きちぎられるような感触。下半身の筋肉がひきつっていく。
「ひぎぃ・・・うっく・・・うぁぁ・・・あぐっ・・・・うぁぁぁぁぁぁぁ!!・・・・あ・・・あ・・・。」
絶頂に達した魔獣はアメルに膣内射精をした後、ペニスを引き抜き解放した。もう何度目だろうか。膣内に射精されるのは。何度犯されてもナカで出されたときの喪失感、絶望感だけは拭えなかった。涙が止まらない。下半身の肉が張り裂けそうなほど痛い。そしていつも残るのは自分が汚されたという実感だ。

「キャハ。泣くほどよかったの?いっつもナカで出されてイッチャうんだよねアンタ。」
「はぁ・・・はぁ・・・も・・・・う・・休ま・・・せてくだ・・・」
アメルがそう言いかけた瞬間、ピシッという乾いた音が鳴り響いた。
「ひぃぎぃぃぃっぃぃ!!」
「まだ自分の立場がわかってないのアンタ?アンタはアタシ達の玩具なの。生意気なこと言えるとでも思ってんの!この雌豚。キャハ。」
鞭の調べが鳴り響き続ける。肌から突き抜ける痛みが全身に響く。
「ごめんなさいっ!!すいません!!許してくださぁぃぃぃっぃ!!!」
顔中くしゃくしゃにして許しを乞うアメル。しかしビーニャは責めの手を緩めない。
「もうそのへんにしておきなさい。ビーニャ。」
突如男の声が制止を促す。声に反応しビーニャは鞭を振る手を止める。
「レイム様。」
「ビーニャ、これまでアメルさんの調教、ご苦労様でした。そろそろ次の段階に移りたいので交代です。貴方にはこれから外周りをしてもらいます。まだ捕まっていないトリスさん達のお仲間がいるので・・・。」
男、レイムは静かな調子でビーニャに指示をつげる。レイムの制止のおかげでアメルは鞭の地獄から解放された。しかしそれを喜ぶ事はできなかった。むしろ震えていた。脳裏深くに刻み込まれた恐怖によって。
「わかりました。じゃあこれからいってきま〜す。キャハ。」
機嫌よく微笑みながらビーニャは姿を消した。

「さて・・・と」
ビーニャが去るのを確認した後、レイムはアメルに視線を向ける。彼女は既に恐怖に打ち震え縮こまっている。
「そんなに怖がらないで下さいよアメルさん。ねえ!」
そう言いレイムはアメルの頭を掴み顔を覗き込む。視線が合う。アメルの脳は肉体は全てをリアルに思い出した。自分の処女を無残に引き裂いた悪魔の顔を・・・。
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「おやおや、まあいいでしょう。今日はじっくり楽しませてもらいますよ・・。」
絶叫するアメルを前にレイムは思わず舌なめずりした。

「ひっく・・・うぇ・・うぁぁぁぁん!あ〜ん!あ〜ん!!」
「もう泣き止んでくださいよユエルさん。」
泣きじゃくり続けるユエルをレシイは慰めた。あの日、メルギトスとの戦いに敗れた日。
他の仲間達とはぐれた2人はこの山中にて身を潜めていた。残党狩りの悪魔たちが見張るなか身動きが取れない状況でユエルの忍耐は限界に達したのだ。
「えっぐ・・・みんな・・・もう死んじゃったんだ・・・トリス達・・・みんな・・・・」
「そんなわけないですよ。ご主人様も他の皆さんもみんなご無事です。信じて待ちましょう
よ。」
「・・・・・・レシイ・・・。」
レシイの慰めにより少しは気を取り直したのかユエルは泣きやむ。しかしまだ嗚咽は止まらず咽を鳴らしている。
(・・・ユエルさん、辛い事がたくさんあったから弱気になってる。僕が守ってあげないと・・・。)
いまだ嗚咽しつづけているユエルを目にレシイは決心を固めた。自分とて主人とはぐれいまにも泣き出したい気分だった。しかしなんとか踏みとどまれている。自分でも不思議なくらいだった。

「キャハハハハハハ。こ〜んなトコに隠れてたんだ。」
あたりに哄笑が響き渡る。見るとそこには一人の少女が立っていた。否、少女ではない。魔王メルギトスの側近。魔獣使いビーニャである。
「ユエルさん逃げましょう!」
「うん。」
すかさず2人は逃げ出す。しかし遅かった既に周囲はビーニャ配下の魔獣が取り囲んでいた。たちまちのうちに2人仲良く羽交い絞めにされる。
「も〜うせっかく人が玩具で楽しく遊んでるって時に邪魔してくれちゃって・・・キャハ。代りにあんた達で遊ぼう。キャハ。」
「嫌だよぉぉ!!あ〜ん!あーんっ!!」
ビーニャの指示で熱い肉棒をたぎらせた魔獣たちがユエルに詰め寄る。このままでは彼女は魔獣の慰み者にされるだろう。彼女を守らなくては。レシイの中で何かがはじけた。ユエルを助けるためにすかさず彼は行動に出た。
「待ってください!!」
少年の突然の大声に思わずビーニャさえ呆気にとられた。少し躊躇いそしていを決してレシイは言った。
「僕が何でもします。だからユエルさんには何もしないで下さい。」

「ぐ・・・うぉぉぉぉぉ!!くぁ・・・ぎぃぃぃぃぃっぃ!!」
長大なペニスがレシイの肛門にねじ込まれていく。魔獣はレシイのアナルを犯し気分よく腰を振るがレシイにとってはたまらない苦痛だった。
「レシイ!レシィィィ!!」
羽交い絞めにされたままでユエルは叫んだ。自分のためにレシイは犯されている。そのことに胸が痛む。後ろを掘られる彼の姿はあまりにも痛々しかった。
「キャハハ。いい眺めよねえ。あんたのためにあいつカマ掘られてんのよ。しっかり見なさい。」
「グスッ・・・レシイ・・・。」
魔獣の突き上げる力は激しさを増した。腸がよじれておなかが壊れそうな衝撃にも、アナルを肉棒で犯される屈辱にもレシイは耐えた。どうしてだろうと自問する。答えはすぐに見つかった。
(ユエル・・・さん・・・。)

「イヤだぁぁ!!ヤメてよぉぉぉ!!そんなの入るわけないよぉ!ユエル壊れちゃうよ!!」
「うるさい黙れこの役立たずが・・・喰らえ・・。」
「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ユエルをこの世界に召喚したのはカラウスという殺し屋だった。カラウスは何も知らないユエルを騙して殺しの道具として利用し彼女がそれに気付き命令を拒否すると今度はユエルを犯し慰み者にしたのだ。
「フハハハハハ。いいぞ。ケダモノのクセにここだけはよく吸い付く。」
「ひッぐ・・・ヤメテよぉ・・。痛いよぉぉ!気持ち悪いよォォォ!!」
ユエルの意志を無視してカラウスは飽きるまで少女の肉体を喰らい続けた。

「・・・ひッぐ・・・やめて・・・レシイいじめちゃダメ・・・えっぐ止めて・・・。」
今、魔獣に犯されつづけるレシイの姿はユエルに忌まわしい過去を思い出させた。自分が犯されているような気分になりユエルは泣きじゃくった。
(・・・ユエルさん・・・。)
肛門を犯す魔獣の腰の動きは激しさを増す。だがそんな苦痛のなかでレシイの視線は泣きじゃくる少女に釘付けになっていた。彼女が元の召喚主から受けた仕打ちは主人のトリスから聞かされていた。さんざん辛い目に合わされた彼女。それでも彼の主人であるトリスと出会ってからは少しづつ立ち直り明るさを仲間達に振りまいていた。そんな彼女のことがいつからか気になっていた。最初はただの同情だったのだろう。だが今は・・・。
(ユエルさんは・・・僕が・・・守る・・・。)

「キャハハハハ。結構頑張るじゃん。健気よねえ。あんな狼娘1人助けるのにさ。」
肛虐にひたすら耐えつづけるレシイに対しビーニャは嘲りを向ける。すでにレシイの身体は限界に近づいていた。次から次へとアナルを責めつづける魔獣たち。顔を充血で真っ赤にさせ白目を剥きながらもレシイは耐えた。
「キャハハハハでもコイツはどうかな?」
突如ひたすら耐えつづけるレシイの肉棒をビーニャは手で握りつぶした。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
言葉にならぬ叫び、頭が白紙になる衝撃。ひきつるレシイは意にも介せずビーニャはレシイの肉棒を強く擦る。
「キャハハハハ。カマ掘られながらチ○コ大きくしてるよコイツ。気持ちいいんでしょ!この変態!」
「あぁあぁぁあああぁぁぁあぁぁぁあっぁああぁぁぁぁ!!!」
絶叫が響く。犯されながら同時に性器を責められる。激痛と快楽と恥辱と・・・様々なものがレシイの脳内にまじりあうそして・・・。
ドピュ。
魔獣がレシイの腸内に射精したのとレシイのペニスから白濁液が射出されたのは同時だった。

「キャハハハハハハ。とうとうこいつ逝っちゃったヨ。」
「レシイ!レシィィィィィ!!」
倒れるレシイを嘲り笑うビーニャ。悲鳴を上げ名を叫びつづけるユエル。倒れたレシイを尻目にビーニャはユエルへと手を伸ばす。
「さてと・・・こいつもくたばった事だし次はあんたねキャハ。」
「・・・待って・・・くださ・・・い。」
後ろから突如声がかかる。レシイだ。息も絶え絶えながらレシイは顔を上げた。
「約束で・・・すよ。ユエルさんには・・・手を打さな・・・」
「キャハハハハハハハハハハハハ。」
彼の言葉を打ち消すように嘲笑が響いた。
「何いってんのよ。あんなん嘘にきまってんジャン。残念だったねカマ掘られ損で。キャハ。」
嘘。初めから分かりきっていた事だ。だがそれでもほんのわずかな希望を信じて耐えたというのに。だがこれで諦めるわけには行かなかった。今ユエルを守れるのは自分しかいない。自分しか・・・
「キャハハハハハハハハ。あんたはそこで大事な彼女が輪姦されんのをみてなさいよ・・・ってアレ?」
突如レシイの頭部が輝いた。眩い光。その光は輝きを増した。

「レシイ・・・。」
ユエルは呆然とレシイを見つめた。レシイの頭には金色に輝く角が生えていたメトラルの角が。
「何よぉぉぉ!!どうして体が動かないのォォォォ!!」
メトラルの魔眼。敵の動きを封じるメトラルの能力。その秘めた力が覚醒したレシイにより爆発した。ビーニャも魔獣も一歩も動く事がかなわなかった。
「逃げてください。ユエルさん!!」
レシイは呆気にとられたユエルに声をかける。自分の力も長くは続かないだろう。効力の切れる前に彼女だけでも・・・。
「・・・レシイだけ・・・おいてユエル1人いけないよ。やだよぉ。」
「大丈夫ですから早く逃げてください!!早く!!」
レシイの真剣な眼差しから気迫がユエルに伝わる。彼は自分を逃がすために力を振り絞っている。彼の気持ちを無駄にするわけには行かない。
「レシイ・・・。ごめんね。ごめんねぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇ!!!」
泣きながらユエルはダッシュで駆け出した。全速力で。
「・・・良かった・・・。」
遠くに行き彼女が見えなくなるのを確認しレシイは力尽きた。だが・・・
「アンタ・・・。」
ビーニャだ。既に他の魔獣たちも呪縛から解放されている。
「舐めたマネしてくれんじゃない。」

「ごめんね・・・ひっく・・・ごめんねレシイ・・・。」
先ほどの場所から遠く離れた場所でユエルは泣いていた。レシイを見殺しにしてしまった。
その事が彼女の罪悪感を膨らませさいなんだ。
「ユ・・・エル・・・」
声がかかる。聞き覚えのある声だ。
「ユ・・・エル・・・さん。」
「レシイ!」
見やるとズタボロのレシイがユエルの目に止まった。彼もどうにかして逃げてこれたのだ。
嬉しさと感謝のあまりユエルは彼に抱きついた。
「レシイ!!良かった・・・ホントに良かったヨォ・・。ごめんね。ユエル・・1人で・・逃げ出して・・・。」
「ユエ・・ル・・・。」
どこか違和感を感じた。彼の様子がいつもと違う。
「レシイ?どこか痛いの?」
「ユ・・・エル・・・犯・・・ス・・・。」
次の瞬間。ユエルは金縛りにあった。

「あぅ!」
突然身体の自由が聞かなくなると同時にユエルはレシイに組み伏せられた。何が起こっているのか彼女には全然理解できない。
「レシイ・・・怒ってるの・・・?ユエルが・・・逃げたから・・・。」
彼に聞いても何の反応もない。気にも止めずにイチモツを取り出す。
「ヤダヨ!レシイやめて!!謝るから許して!どうしちゃったのレシイ!!」
無言のまま後背位から肉棒をレシイはユエルにあてがう。そしてそのまま・・・
「やめてよぉぉ!!レシィ!レシ・・・いぎぃぃぃぃぃぃっぃぃいぃぃぃぃぃ!!!」
男根はユエルの膣内に挿入された。

「ヤァァァァァァ!!ぎぃぃぃぃぃ!!レシィィィィ!!止めてぇぇぇっぇぇぇ!!」
ユエルの叫びを無視してレシイはユエルを犯しつづける。先ほど魔獣たちが彼にしたように。小さなユエルの膣内にレシイのものがいっぱいに広がる。犯されるのはユエルにとって久しぶりの事だ。そして・・・
「嫌だぁぁぁぁぁぁ!!ユエル死んじゃうよォォォォォ!!もうおなかのなか混ぜちゃや
だぁぁぁぁ!!」
ユエルはカラウスに犯されたときのことを思い出していた。彼女がこれまで経験した中で最悪の出来事。それが信じていた仲間の手によってなされたのだ。
「キャハハハハハハハハハハ。」
笑い声が響き渡る。嫌な笑い声だ。
「キャハハ。どうよ、この変態メトラル。愛しの彼女のナカは・・・。」
ビーニャの言葉は無視してレシイはユエルを犯しつづける。肉のヒダがペニスを締め付ける快感に酔いしれているのだ。
「ふん。まあいいわ。ほんと笑っちゃうよねえ。ちょっと頭ん中いじくってやっただけで発情してあんだけ必死になって守ってた獣娘犯しちゃうんだもん。」
「うぁ・・・うぁぁぁ・・・ひっ・・・」
ビーニャの声も2人には届かない。草食獣であるメトラルが肉食獣のオルフルを喰らう光景。それを眺めるだけでビーニャは悦に浸れた。

「痛めつけるのも飽きちゃったヵらさぁ、こいつに犯さしてみようかなあって思ったんだけどビンゴォ!ほんと見て飽きない。キャハハハハ。」
「あひっ・・・いっ・・あうぅぅぅぅぅうっぅ!!」
犯されつづけるユエルには何も考える事などできなかった。ただこの地獄からの解放を願った。だがそんな願いは容易く打ち破られた。
「熱いぃぃぃぃぃぃぃ!!ナカはやだよぉぉぉぉぉ!!赤ちゃんできちゃうよォォォォ!」
「・・・・・・・・・・・・・。」
バックからレシイの男根は白濁液をユエルの胎内に吐き出しつづける。液汁の奔流が子宮を焼きつづけ喘ぐユエル。しかし陵辱はまだ終らない。子宮を膣内を満たし尽くすほどの精液が絶え間なく射出され続け、かき回されそして・・・
「あ・・う・・い・・・・・うぁ・・・ひっ・・・うぇ・・・・・」
「キャハハハハハハ。安心しなさいよ。あんた達2人とも飼ってあげるからさ。」
ビーニャの哄笑は響きつづける。その中でユエルの心は粉々に砕け散っていた。ただすすり泣き、よがり貫かれつづける。そんな少女をレシイはひたすら犯しつづけた。必死になって守りつづけた少女を・・。自らの手で・・・。

「ゥあ・・くぅぅぅぅぅ・・・ふぁ・・・あぁぁぁ・・・・あ・・・・」
レイムはアメルの膣内にこの日5度目の射精をした。モノを引き抜くと溢れるばかりの精液がゴポゴポ泡を立てて性器から漏れ出す。放心状態のアメルを見下ろしひとりごちた。
まさかこれほどアメルの肉を楽しめるとは思っても見なかった。初日のとき、肉的な官能
ではなく精神的な陵辱を楽しんだ時とは異なり、今日は純粋にその肉の味を堪能した。いつもなら大抵一度犯せばそれで飽きる。しかしどういうことだろうか。アメルの肉体は犯せば犯すほど彼の肉棒に絡みつきえも知れぬ快感を与えてくれる。肉壺がどんどん熟していくのだ。このような肉は滅多には味わえない。
(これは・・・嬉しい誤算でしたね。飽きたら処分するつもりでしたが・・・)
考え直して見るかとレイムは思った。調教はまだまだ続く。その先に彼女がどれだけ良質の肉奴隷と化すかと思うとたまらない。清純な聖女を悪魔に従順な雌犬に堕とすのも一興かと・・・。
「でも、もう少し貴女には絶望を味わってもらいますよ。明日からはキュラーが貴女の担当です。イイですね、アメルさん。」
虚ろな瞳の少女をにそう言い残しレイムは去っていった下卑た笑い声とともに。

レイムが去った後、アメルは浴場にて自分の体を丁寧にゴシゴシと洗った。この調教生活において身体を洗う時間だけが彼女に与えられた唯一の自由だった。性器を水で丹念に洗う、溜まっていた精液を懸命にかきだす。こんなことをしても明日はまた犯されるのにそれでもアメルは洗いつづけた。決して落とせない汚れを。身体だけではない。魂を汚されたのだ。
「・・・あ・・・・」
涙が溢れて止まらなかった。どれだけ泣けば満足するのだろうか。もう諦めてしまえ。なにも考えなければ楽になれる。そう自分に言い聞かせても駄目だった。
帰りたい。
「・・・う・・ひっ・・・うぁ・・・うあぁぁぁぁぁぁぁああんんん!!うぁぁぁ!!あぁぁぁぁ!」
ついに声を上げ泣き始めた。帰りたい。自分を受け入れてくれた仲間の元に。温かく包んでくれた今は亡き故郷に・・・。
「あぅぅぅぅっぅぅぅ!!ひっぐ・・・うう・・・あうあうあうぁあぁぁ!!」
アメルは泣きつづけた。ただひたすらに。これからも自分はこうして泣きつづけるのだろう。この深い果てしくなく深い絶望の底で・・・


つづく

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