アズリア陵辱2



彼が軍を辞める。その話は彼女にとって衝撃的なものだった。
「どうして!!どうしてだっ!認めないぞ。そんなこと私は認めないからな。」
「・・・ごめん・・・。」
彼はただそう謝るだけだった。彼女は彼の首根っこを捕まえ必死で除隊の理由を吐かせた。
理由を聞かされても納得できなかった。いやしたくなかった。
「本当にごめん・・。やっぱ俺には軍人は向いてなかったんだよ・・。」
「・・・っ!!」
彼が言うやいなや彼女は彼を殴り飛ばしていた。本当は彼にいいたいことはいくらでもあった。
そんな理由でやめるなんて許さない。勝ち逃げするつもりか!そんな言葉ばかりが口から発した。罵りながら彼の顔面を殴りつづけた。
だが違う。こんなことがしたかったわけじゃない。本当にいいたかったのは別のことだ・・・。
(私は・・・お前のことが・・)
その続きを彼に言うことが出来ないまま、彼女は彼と別れた。そして時は流れる。


「あっ・・えぅっ・・うぐっ・・・うぁ・・ひっ・・」
女のすすり泣く嗚咽の音。それが闇夜に木霊していた。
「うぅぅ・・あうぁぁ・・あっ・・。」
彼女が感じていたのは痛みだった。破瓜による痛み。穢れを知らなかったそこを凶獣に蹂躪された痛み。
膣肉を抉られ膜を引き裂かれ赤く腫れあがった彼女の性器から垂れるのは血液と精液。生暖かい液体が太腿を伝っていくのが分かる。
どうしようもないほど実感させられる。自分がレイプされたということを。
「あははは。良かったかい?姉さん。」
やや中性的な容姿の男が彼女に尋ねる。
「あ・・嫌ぁぁ・・やめて・・・もう・・・あっ・・イスラぁ・・・。」
すすり泣きながら、彼女アズリアは自分を犯した男に許しを乞う。自分の弟イスラに。
実の弟に犯される。そんな惨劇を体験しアズリアの心は折れていた。いつもの気丈な軍人としての姿はそこにはなかった。
自分に怯えすくみ嗚咽を繰り返す姉の姿。イスラはその姿に満足感を持った。常に自分よりも優れていた姉。
その姉を奴隷のように嬲り犯し辱める。至福を感じる。手に入れられなかったものの一つを手に入れた実感を。
「うっ・・・うあぅ・・・レ・・・クス・・・」
「・・・!!」
ふとアズリアが口にした名にイスラは反応する。かすかに洩らした呟き。だがそれを聞き逃さなかった。
そして聞いた途端自分でも良く分からない衝動が走る。行動に移るのに間もないほどに。
ドガッ!!
「ガフッ!!」
気が付くとイスラのつま先はアズリアの鳩尾に食い込んでいた。横隔膜を強打され呼吸すらもままならず痙攣する姉の髪をイスラは掴み上げ顔を寄せる。
「今・・・あの男の名前を言ったね・・・。」
「ゲホッ・・ゲホッ・・イ・・・」
パシィッ!!
「言っただろ!!あの男の名前を!!そうだろ!!そうなんだろ!!」
「あ・・い・・イ・・スラ・・・苦し・・がっ・・・。」
何故こうも過敏に反応してしまったのだろうか。イスラ自身にもよく分かったいなかった。
気が付くと姉の顔を殴打し詰めより首を締め付けていた。彼女の顔が見る見るうちに青く染まるとはっとし手を離す。
「はぁぁ・・・はぁ・・・・。」
赤く紅潮する弟の顔。怒りに打ち震える姿。そんな姿を見るのは初めてだった。
その姿に恐怖以上に戸惑いをアズリアは覚える。自分は知らない・・。こんなイスラは知らない。
「姉さん・・。」
「・・・!!」
突然かかってきた声にギョッとする。怒り、哀しみ、憎しみそう言った感情で埋め尽くされた顔。
そんな顔で問い掛ける弟にアズリアは打ち震えた。これまで人生経験したもので何よりも怖い。
「そんなに・・・あの男の方が・・・いいの・・・?」
「・・・・えっ・・?」
「あの男の方がいいのかって聞いてんだよぉぉ!!」
「きゃうぅっ・・!!」
刹那、地面に上半身を叩きつける形で押し倒される。気絶してしまいそうな衝撃が全身を走る。
あるいはそのまま意識を失えたらどれだけ良かっただろうか・・。
「わ・・・たす・・ものか・・・!!」
「イス・・・っ!!」
「あんなヤツに姉さんを渡すものかぁぁっ!!」
「あ・・・いあぁぁ!!ぎあぁぁぁ!!」
処女を失って間もないアズリアの膣内。そこにイスラの肉棒は再び侵入を果たす。それはケダモノの交わりだった。
人と人のそれではない。ただ犯す。快楽を得るためではない。犯すこと。穴を埋め尽くし腹をかき回し陵辱する。
相手が自分の支配化に落ちるまでただひたすら犯しぬく。本来性交のもつ愛欲の欠片など一つもないそんなSEX。
「痛いっ!・・痛いぃぃぃ!!止めてぇ!!やだぁっ!!ぎぃぃ!!いぎぃっ!!」
「あは・・は・・姉さん・・・姉さん!!」
痛がるアズリアを見てイスラは余計に昂ぶる。これは制裁なのだ。自分よりもあんな男を選んだ姉への・・・。
「うぐあっ!!ひぎぃぃぃ!!あ・・あぁぁ!!」
「どうだ!痛いだろ!苦しいだろ!でも許さないよ・・・こんなんじゃ許さないよ!!」
痛い・・。苦しい。それは処女喪失の時をも上回った。まだ引き裂かれて間もない秘部。
そこに傷口を更に抉ってすり潰すかのように襲う肉棒。子宮の入り口が・・あるいは奥まで、破壊されそうな衝撃が走る。
痛みで気が狂う・・。死んでしまいそうだ。いやいっそのこと死んでしまった方が楽とさえも・・・
「僕のものだ・・・。姉さんは僕のものだぁぁぁ!!!」
「あぁぁぁっっ!!ああぁぁぁぁぁぁおあぁぁ!!!!」
ドクドクと子宮内に直接白濁をそそがれる。再び汚汁がアズリアの胎内を浸す。息を告ぐ間さえイスラは与えてくれはしない。
イチモツを引き抜く。血と精液でまたしても染められていく恥丘。
いくら汚してもどれだけ犯しても、まだ足りなかった。まだ何かが足りなかった。
「はぁ・・はぁ・・・ふしゅ〜・・・ふはぁぁぁ・・・。」
イスラ自身も激しい性交に消耗していた。だが度重なる陵辱で虫の息の姉の姿。
その姿を見てまだまだやれると確信する。まだ自分は姉を犯し尽くしていない。
「あ・・・あっ・・ひっ・・おあっ・・。」
もう声すら満足に出せない。腹が焼け付くように熱い。股が引き裂かれたように痛い。
痛みと苦しみ・・・そして弟に犯されつづけたことによる精神的消耗。
延々と続く地獄のような仕打ちにアズリアは心も身体も壊されていた。
(やめて・・もう・・やめて・・これ以上は・・・もう・・・)
そんな願いが通じるとは露ほどにも思わない。しかし縋るしかない。
自分はこのような目に会うほどの罪を犯してきたというのか・・・。答えるものは誰もいない。
哀しかった。悔しかった。愛しつづけた弟にこれっぽっちもその愛情が伝わらなかったことが。
どうしてこんなことに・・・。
「あは・・あはははは・・・。」
狂気の笑みでイスラは何かを思い出したように迫る。
「忘れていたよ・・・後ろの方を・・・。」
彼がなにを言っているのかさえアズリアは理解できない。それほどまでに消耗していた。
だが自分の身に新たな危機が迫っていることだけは感じ取れる。
「これで姉さんは・・・全部・・僕の・・・」
ピタリと自分の尻に何かが当てられたのをかすかに感じる。なにをされるかは分からない。
だが身体は恐怖をいち早く感じ取っていた。震えが止まらない。
「いくよ・・・姉さん・・・・」
何かが引きずるような音。聞こえる。自分の体から・・・。
痛みに鈍感になってしまった体。そこにジワジワと伝わっていく、鈍くかつ鋭いそんな痛みが・・。
「あ・・・。」
なにをされているか気付いた時には根元までそれは菊門を抉っていた。
「ひ・・あ・・いぁぁ・・・」
気付かなければよかった・・。気付いてしまったためにまた味あわなければいけないのだ。
今度はアナルバージンを失った痛みを・・・。
「い・・・・ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「あは・・・あははははははは。」
アズリアの悲鳴とイスラの哄笑が木霊する。根元まで深く刺さりアズリアの腸内に侵入を果たした肉棒。
ヴァギナを犯すときとは一味違った快感。締まる。内臓肉がペニスをグイグイ締め付ける。
「最高だよ・・・最高だよ姉さん。」
「抜いてぇぇぇ・・・死ぬぅぅぅ!!ああぁぁぁぁ!!!!」
哀願しつづける姉。苦しみ悶える姉。壊れてしまいそうなほどの姿。自分は犯している。
後ろの穴も。すべて・・・。
「出すよ。姉さん・・・しっかり受け止めてね・・・・。」
「んぎぃぃぃぃ!!・・・嫌ぁ・・・熱・・・ぐぅあぁぁぁっ・・・」
連続で腸内に精液を流し込んでいく。熱い液汁を流し込まれるたびに悶えて暴れるアズリア。
そのたびにイスラの肉棒はアズリアの腸に締め付けられる。そして射精の悪循環。
アズリアの腹が精液でパンパンに膨れ上がる頃にはアズリアもイスラもともに果てていた。


つづく

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